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中距離恋愛備忘録(GRAND FAMILY ORCHESTRA)を聴いて
”もういいよ 君の事 好きだった事も いつかは
ヒュールリ ヒュールリラ
忘れてしまうだろう ああ風が吹いている”
なんでこう、色々な気持ちを思い出させる歌を作れるんだろう。
青森県八戸市から岩手県盛岡市まではちょうど2時間弱くらい。進学で盛岡市に行く人も多い。
そんなに距離は遠いわけじゃない、付き合い始めは勢いと季節に助けられては足繁く通うこともできるのだけど、微妙に疲れる。大人だったらお金で解決できる距離も、若かった当時はどうすることもできず、互いの生活が距離があることになじめばなじむほど遠く感じてしまった。
八戸ー盛岡間って冬になると雪道なんでちょっと厄介なんですね。車だと危ないし時間かかるし。その億劫さが秋の終わり頃から頭を掠めて。加えてなんとなくの新しい出会いなんかもあったりして、電話の間隔もあいてきて、どうせ、むこうもそんな感じなんじゃないかなって。
”嫌われたくないじゃん 誰でも同じでしょう?”
確かめるのが怖くて、それらしい雰囲気だけでなんとなく離れてしまって。最初から長く続くわけないってわかってたじゃん。そっちもおなじでしょ。
でも、どうしてそんなに切なく歌うのか。
”なんかね ヒュールリヒュールリラ
恥ずかしながら 未だ 物忘れの途中”
それを今更言うのはずるい。
なんて、こんな思い出ありませんけど!
ありもしない思い出を捏造するくらい好き。こういう未練たらたらの男性の歌大好き。ちょっとかっこつけていきがってる前奏から切なく歌い上げるサビの部分。いい!いい!こういうのいいですよ!もしかしたら彼もそう思っていてくれたのかしらなんて。そんな彼いませんでしたけどね!
というわけでしばらくリピートしています。
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