スポーツ観戦を趣味にする人々 泥の中で掴む勝利

何気に生観戦はお初のアースフレンズ東京。いつもは他地区だったせいもありなかなか見ることがなく、今年も3月上旬は雪があって難しいかも(私が住んでいる地域から会場まで2時間位かかるしホワイトアウトする場所がある)、と思っていたのですが天候も良く(気温マイナスだけど、雪降ってきてたけど)行くことに。

アースフレンズ東京(略称アスフレ)は青森と勝利数が同じ。そう、今日は負けられない一戦。とお互いに思っている一戦。何が何でもどんな形でも勝たなければいけない。試合内容なんてどうでもよく、とにかく勝たなければいけないのです。負ければ大ダメージです。お互いにね。

アースフレンズ東京

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選手の力量も経験も恐らく青森よりは上なアスフレ。正直不振の理由はわからない。私が他チームを追う余裕がないというだけなんですが。

注目選手はBリーグを代表する3Pシューターである10岡田、キャプテンにしてアグレッシブなPG14久岡、B1信州に在籍していた増子。そして青森に在籍していた33KB。

対戦のポイントは、個人の力量でこられたらいいようにやられてしまって、青森ペースを崩してしまうのでチームで対応すること。ですかね。とにかく経験値が高い選手が在籍するチームに対して青森が気をつけなければいけないのは、個別に煽られて(悪い意味じゃなくプレイ的に)ムキになって個人で対応してしまう点で、そこを我慢できるかどうか。ただ、そこがうまくいかないようであれば、個人対個人に持ち込んでしまってごり押しで行く(3Pとかね)しかないのでその辺の采配の見極めと思い切りが必要に。

胃が痛くなるゲームですよね、お互いにね。

負けないこと なげださないこと 信じること ダメになりそうなとき それが一番大地

↑下山大地の持ちネタなんですがなげぇよ…大地。

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岡田vs大地というマッチアップだったのですが、game1は大地に軍配が。

チームの方針の違いもあるのでしょうが(ボール集める集めない・スクリーンかけるかけない)、それでも大地のマークの剥がしかたは「お見事」の一言で、見事FTP賞(1試合で3Pを5本以上)を獲得。

大地のシュートのタイミングも「ええ?これ振り切って打つの!?」(←入る)という位素早いシュートもありつつ、そうかと思うときちんとパスを回す時もあり、シュートのタイミングの緩急が絶妙でした。いや、以前ってもっと「ノーマークのときに打つ・パスがきたら打つ」のが多かったんですが、もはやそんな大地ではないのだ。

って、親戚のおばちゃんがいつまでも会う度に「あらー!大きくなった。ちっちゃい時にあの棚に届かなくて泣いていたのにねー!」って言うような感じになってきてますね。

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こちらはハートのスクリーンを利用してマークを剥がす大地。

この、スクリーンを使ってマークを剥がす場面は今季の青森で凄く好きな場面で、お互いの信頼感と責任感を感じる場面だなと。

今季初連勝

というわけで、今季初連勝でした。北谷AHCのコメントにもあるようにディフェンスをきっちりできたこと相手に主導権を渡さなかった要因で、

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こんな感じでチーム全員とにかく足数多く、試合は終始青森がリードしていたのですが、良い意味でリードを感じさせないディフェンスでした。

あとは

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しっかり決めたフリースロー。やはりディフェンスとフリースローが決まらないと、いくら3Pが決まっても負けちゃうので。そういう意味でもチーム一丸で勝てたのではないかなと。

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とはいえ、アスフレも修正してくるでしょうし大地の3Pの好調は2日続くとは限らないので、気を引き締めてgame2に挑んでほしいです。

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やっぱ選手一人一人をみると良いプレイが多いんですよね、アスフレ。



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クジラ
来年またなにかやれたらいいな