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新むつ旅館~お料理編~
青森県八戸市の湊寄りの地域は昔は大きな歓楽街として栄えていたそうなんであちこちにその名残があります。
道路なんか昔の道路そのままなので、このように鈎型の道路などがあります。細い路地もたくさんあって、バスの通りじゃない道路はちょっと迷子になりそうです。
新むつ旅館
〒031-0802 青森県八戸市小中野6丁目20−18
0178-22-1736
https://maps.app.goo.gl/XD3zix59SB32dDCv6
そのなかで建物がまるっと残っている元遊郭のこちらの旅館。明治時代の建物です。
お昼は要予約でランチ(税込2200円)を頂けるので行ってきました。因みに、3週間前位に予約したら「忘れちゃうといけないから2,3日前にもう一度電話してくれる?」といわれましした(笑)。現在女将さんお一人で切り盛りしてらっしゃるので大変そうです。
ランチでも他のお部屋をみたりできるので大変良かったです。
ランチのお部屋
古い建物なので当然寒く、お部屋にはストーブとホットカーペットと座布団2枚重ねのお気遣い。
お花はロウバイ?かな。とても良い香りがほんのり漂って、春の気分が。お花には折り鶴が飾ってありました。
こちらのお部屋の釘隠し折り鶴なので、なにか折り鶴のお部屋なのかなと思って尋ねると女将さんがぼけ防止のために折っているそうです。長方形の紙を折る尾と頭がくっついている鶴でとても難しいそうです。
お部屋の外にある部屋番号の札(将棋の駒にかかれていて将棋=娼妓とかけているらしいです)の下の釘隠しは梅でした。細かい装飾がなんとも艶っぽい。
お料理
お料理がこれでもかというくらい出てきて
これに焼き魚と豚の生姜焼き(ポテサラ添え)と、ニラのかき玉汁(なみなみと)がついて、どこからどう頂いたら良いのか迷いながら頂きました。
全部おいしくて、ちょっと濃いめの味付けがいかにも八戸らしいというか、お盆に田舎の祖父母宅に行ったような気分に。
特にカレイの煮付けが嬉しくて。カレイの煮付けって、お正月によくでるんですよね。なのでご馳走感が。あと、ニラのかき玉汁も母がよく作ってくれて
私は、子どもがあまり好まないのでカレイの煮付けをあまり作っていないのですが、やっぱりこういうお料理を頂いて懐かしい気持ちになれるって良いもんだなぁと思うので、もう少し私も八戸の味らしい料理をしようと思いました。私の子供たちはなんの料理を「懐かしい」と思うんだろう。
デザートも「ちゃんと剥いてなくごめんねぇ」と言いながらもってきてくださり、ますます懐かしい気分に。ヨーグルトもポイント高いです。
もうお腹いっぱい!
朝ご飯を抜いていって正解でした。
ご飯をいただいたあとはお部屋や建物を見させて頂いたので続きは次回。
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