ZOMMY(ゾフィー × ザ・マミィ)

ZOMMY (@ユーロライブ)見ました。あの劇場は椅子がふっかふかで気持ちいいですね。
新ネタ5本ずつのツーマンライブ。このライブは前回もそうでしたが賞レースを意識したライブ/ネタ作りですとはっきり言ってくれるので、お笑い好きとしては「あ、いいのね」って逆に見やすいスタンスになりますよね?うん

ゾフィー1本目「不良のいる教室」違和感をたっぷり見せたスタートから設定が分かったときたっはー!と笑ってしまいました。瞬間的に笑いがきて、そのあとじわじわまた笑いがくる、1仕掛けで笑いの波が2回あるきれいな形でした。それ以降は不良が何を言っても面白くなっちゃうから、ああいうネタは最高ですね。さらば好きとしてはね。

ゾフィー2本目「不思議の森」ポップで柔らかく見せてるけど、テーマはちょっとブラックでちゃんと問題視しなきゃいけないことで真正面からなぐってくる、(私が勝手に思っている)ゾフィーが表現するお笑い、という感じのネタでした。新しいタイプのオチよかったですね。サイトウさんあの設定の顔にぴったりですよね。ファッションは中目黒に住む金のある人ではなかったけど、、小動物を花に変え続けてるところがいちばん狂気だったけどあれは描きたい狂気で合ってたのかな。

ゾフィー3本目「刑事の死闘」ネタの見せ方的にいちばんゾフィーっぽい。かと。一本通して同じテーマで流れの変化がたくさんある訳じゃないけど、次は?次は?と楽しみに前のめりになれる。たくさん笑いました。

ゾフィー4本目「コンビニ」上田さんの好青年感がぴったりで発想面白いけど、エンディングでプチ炎上の話もありまして。そうなっちゃったら、悲しいな。

ゾフィー5本目「オーディション」お客さんにはばれるように見せていたので次の展開を望むかたちになりました。サイトウさんの驚きの演技が好きでした。

ザ・マミィ1本目「俺を殴ってくれ」頼まれて親友を殴らなきゃいけない状況を嫌だとか悲しいとかではなく「ストレス」と表現していたのがとても好きでした。

ザ・マミィ2本目「テレパシー」ああいうネタってテレパシー送る側が一方的で噛み合わないことを笑いにするものが多い印象でしたが、途中から向こうがこちらの世界と交わるのがなんだか新鮮で面白かったです。酒井さんのテレパシーに怯える顔はもう大正解で、あれ見たいからまたこのネタやってほしいと思うほど笑いました。

ザ・マミィ3本目「囚われの酒井」1年という設定が好きです。前半理性的な酒井さんがもっと林田さんを追い詰めてからの決議だったら2人の間に関係性ができて、後半どんな感じになるかなと思ったりしてみました。

ザ・マミィ4本目「由美子」これもいいネタでした。オチの林田さんピンで暗転していくシーン変えないでほしいな。あれ好きだったな。最強ワードもめちゃくちゃ笑ったし、途中で酒井さんがやっぱり怒るんかなってなるとこもよかったですよね。あそこの台詞もっと長く喋って結論に達するバージョンも見てみたいなと思いました。

ザ・マミィ5本目「懺悔」神父さんのツッコミが冴え渡っていてめちゃおもろでした。もう一人いるとかもよかったです。ばあーっとウケたあと神様に訴えるところはハードルが自然に上がってしまうので越え続けるのが大変そうですね。

フランスピアノ陽平さんとかが屋のおふたりをお見かけしました。そりゃそうよね。振り返っても大満足です。