NAGAのシビれる一打〜1日目〜
この記事は
【麻雀】NAGA牌譜研究 Advent Calendar 2021 - Adventar
の1日目の記事です。
ついに12月がやってきましたね。
昨年はSuphx牌譜研究だったので今年はもちろんNAGAです!
気合い入れてダイアモンド会員になりました!(全然ポイント使えてないけど…)さぁ今年も25日連続投稿目指して頑張りますよー
今日の何切る
こちらの牌譜から。
対面にSuphxがいますね。NAGAは当時まだ6段なので、Suphx(9段)は圧倒的に格上です。さぁ格の違い、見せつけてくれよ!
ということで第一問。
南1局。西家。一本場。
Suphxの親リーチを受けていますが…
NAGAは何を切ったでしょうか?
1m
3s
1p
北
これは簡単ですね。
当然、北を切ります。
1mと3sは論外ですね。流石に押しすぎです。
1pはノーチャンスで捨て牌的にも通りそうではあります…が、一応ションパイなのでシャボや単騎にアタることはあり得ます。万全を期して、ここでは切らない方が良さそうです。
ただし、ここで1pを切った方がいい場合もあります。リーチ者に押し返しているプレイヤーがいる場合です。
リーチ者の捨て牌は3p→5pと捨てられており、1pシャボや単騎はほぼ否定出来ます。ですが、ここでさらに他家から追っかけリーチが入ったとしたら話は別です。みんな5pを早めに切っていて、ピンズ下のブロックはありそうです。さらに1pはノーチャンスなのに全然見えていませんね。これはあまりにも不自然です。何処かに固まっていてもおかしくないですね。
「後の先」という心構えで先に1pを切ってしまう方が良い場合もあるでしょう。
続いて第二問。
これはTwitterでも「迷った場面」として紹介されているシーン。
まず前提として
自分のテンパイが見込めない
他家のテンパイが濃厚(しかも高打点)
点数状況的にも無理する必要がない
これだけ条件が揃っているんだから、「しっかりとオリる」べきですね。
さぁ何を切るんだ…?
こんなのは3m一択です。それ以外は絶対にありえません。
2m、5mが4枚見え →ペン/カン3m、3-6mがありえない
3mが3枚見え →3m単騎は1枚しかないのでほぼありえない
これくらいは待ち番中にテキパキ把握しておかなければなりません。初心者の皆さん、こういう時に自分のツモ番が来てから安全度の比較をしてませんか? 待ち番中にも脳をフル回転させるくらいにならないと中級者以上は目指せませんよ。
ということで、ここは人間の目からは3m一択ですよね!
それにも関わらずNAGAはここで判断に迷ったようです。正直よくわかりません。AIならスパッと安パイを見つけてくれそうなのですが、NAGAもまだこの時は発展途上だったのかもしれませんね。もちろんNAGAの攻守の切り替えが中途半端という説もありますが…
そこらへんも今後の牌譜検討で研究していきたいですね。
未完成NAGA
牌譜を見てもらうとわかりますが、このゲームは下手くそな打牌が多かったです。
まず東二局。
次、東3局。
南2局。
全体的に安パイを抱えすぎて、七対子や受けの狭い一向聴に持ち込むことが多いように見えました。これでは流石に勝ちきれないですね。
実はこの牌譜、昨年のアドベントカレンダーの第一日目と同じものでした。完成されたSuphxに対して、まだまだ怪しい打牌の多いNAGAという構図となっています。
初日からあまり実りのない記事になってしまいました。NAGAも最初はお上手ではなかったということで、今後はアップデートした真NAGAを見ていきたいと思います。
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