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終わってしまった愛について。
以下、終始被害者ヅラです。あなたを不快にします。普通に注意してください。
どこから間違っていたのか。多分、最初からずっと、全部間違ってた。他人なんて応援するもんじゃない。
小学生だった私に、関ジャニ∞を好きになっちゃダメだと伝えたい。中学生の私に、ジュニアなんて好きになるなと伝えたい。アンタの好きなVeteranはジャニーズWESTになれないんだ。ジャニーズWESTのファンになるな。関西ジュニアを丸ごと愛そうとするな。溝口大輝を、応援するな。
どこかで踏みとどまっていれば、どこかで、あー!やってらんねえ!ジャニオタなんてやるもんじゃねえ!やめだやめだ!さよーなら!もう会うことはありません!って、道から外れていれば、私は、7 MEN 侍を、好きになることなんてなかった。
私にとって、7 MEN 侍との出会いは、バタフライエフェクトみたいなものだった。7 MEN 侍を好きになる直前まで応援していた、関西の無所、溝口くん。彼もまあ、なかなか雑な扱いを受けていたタイプで、普通に考えたらなんでそんな子応援してんの?って我ながら今なら思うんだけど、当時は、溝口くんが幸せになるところを見届けたかったし、私が幸せにしたいと思ってた。でも、それは叶わなかった。全然普通に事務所を辞めた。その後も溝口くんはダンスを続けているけれど、ジャニーズ事務所のアイドルとして幸せになってほしかったから、私は彼のファンを続けることはできなかった。ジャニーズ事務所のアイドルを応援したかった。誰か他に居ないかなって、いろんなコンサートを観に行った。今より多分、チケットは当たりやすかった。それが間違いだったんだろうね。
2018年5月24日、シアタークリエ。その年の2月に結成された、本髙くんと嶺亜くんのいる、東京の新しい変な名前のグループ。1日だけの単独公演をやるらしい。そんなメールが情報局から届いて、軽い気持ちで申し込んだ。元々、HiHiやB少年のクリエも申し込んでいたけど、普通に外れてた。でもなんとなく、クリエとやらに行ってみたかった。もう関ジュのオタクなんて絶対やらない!東に行ってやる!と思っていた。
当たっちゃった。
その時すでに彼らは無所とはいえそれなりにファンが居る存在で、私より強い想いを持った人しかいなかった。そりゃそう。本髙くんのことは、かっこいいから知っていた。かっこいいから、ちょっと気になっていた。琳寧くんのことも、脚が速いから知っていた。嶺亜くんは、セクゾのバックにいた時に生きの良いオタクがいたから知っていた。こんぴーはRに出てるのを見た妹が可愛いって言ってた。大光くんと、前田くんと、いがれおのことは、よく知らなかった。みんな顔が似てるなと思ってた。
2018年5月24日、シアタークリエ。私は運命に出会ってしまった。
コンサートが楽しかった。本髙くんがかっこよかった。琳寧くんがファンのことを「姫」って呼んだ。元々関ジャニ∞が好きだったから、バンドをやっていたのにも興味を持った。LIFEを演奏していた。何人かは楽器に慣れていなさそうで、文化祭みたいだなと思った。
溝口くんがいなくなって数ヶ月、次に好きになるのは7 MEN 侍だろうなと思った。当時、同じようなタイミングで担当を失っていた友達を巻き込んで、サマステに行った。ほぼバックみたいな扱いだったけど楽しかった。最初は知らないJr.だったいがれおちゃんが可愛いことに目が行って、そうしたら、簡単に、7人みんな可愛いことに気づいてしまった。
ずっと、溝口くんにグループに所属してほしいと思っていた。仲間がほしかった。でも、叶わなかった。そんな、Jr.のグループを応援したいという夢が、7 MEN 侍として、形を変えて、全部昇華されて行った。今までオタクとしてやりたいと思っていたこと、写真を買って、コンサートに行って、そんな些細なことを全部経験できて、全部が嬉しかった。
ああ、思い出した。克樹を応援するんだって腹括った理由。サマステは公演数が多いから、昼公演は入らなくていいやって、友達とピューロランドに行った日があった。シナモンの青いカレーを食べていたら、本髙くんが学校で不在だったってレポが流れてきた。その時自分がどう感じたのかは忘れちゃったけど、その後入った夜公演には、本髙くんが居た。溝口くんは、やっぱり居ないばかりだった。でも、本髙くんは、私の入った公演に、ちゃんと居た。そんな当たり前のことが、私にとっては、本当にこれが運命なんだと思った。
いろんな偶然が重なって、出会うべくして、7 MEN 侍と出会った。バタフライエフェクトだよね、運命だったよねって、同じように侍を好きになった友達と、よく話してた。一つでも違っていたら、あの日昼公演に入っていたら、きっと、今の私たちは居ない。
7 MEN 侍を好きになった7年間、多分、ずっと何かに怒ってた。7 MEN 侍はずっと大好きで、コンサートは楽しくて、顔は可愛くて、見るたびに成長し続けていて、何一つ文句はなかった。でも、そんな彼らを蔑ろにして売り出す気のない事務所、ずっと邪魔で大嫌いだった他のJr.、クソ邪魔だったサマハニのスモーク、青く見えた関西の芝生。私の力なんて無いに等しくて、どれだけ声を上げたところで変わらない環境に、ずっとキレていた。
いろんなことがあった。1人減って、1人入って、また1人減って。誰かが辞めます、織山が加入します、やっぱり織山加入しません。よくわかんない噂に振り回されて、朝起きたら事務所のHPを確認して愕然とする、そんな悪夢を見続けた日もあった。よくわかんない噂は、よくわかんない噂でしかなくて、そんなものに振り回されるなんて無意味だから。私は正しいオタクでいたかった。7人のことも、6人のことも、7人のことも、6人のことも、ずっと応援していた。愛していた。
初めてのオリジナル曲よりも先に、YouTubeが手に入った。
他のグループにはオリジナル曲があった。だから、7 MEN 侍にも欲しかった。戦うための武器だから、あって当然だと思っていた。別にNintendo Switchを買えって言ってるんじゃない。ランドセルを買ってくれって言ってるだけなのに。そうやって、ずっとキレていた。
YouTubeが手に入った前の日、他のJr.が手に入れたブログは、手に入らなかった。悔しかった。
ISLAND TVで、侍ストーリーを毎日更新してくれた。嬉しかった。7 MEN 侍を好きになってすぐの頃は、声もほとんど聞いたことがなくて。彼らを知る唯一の方法が、ドル誌を読むことだけだった。このやりとり、座談会で読んだことある!って、ISLAND TVとYouTubeで進研ゼミになった。
一番最初に可愛いと感じた7 MEN 侍が、ずっと可愛いままだった。
コンサートが、ずっと楽しかった。回数を重ねるごとにクオリティも上がっていて、それがずっと、嬉しくて、自慢だった。だって、より良いものを届けようと努力してくれることって、愛以外の何者でも無いと思うから。MASSARAを褒められた時、たぁが、そんなに褒めてもらえるようなステージをみんなに届けられたことが嬉しかったと言っていた。私なら、こんなに褒めてもらえるステージを作れたぞ!えっへん!となっているので、たぁは本当にえらい。本当に愛おしい。
武道館に立ちたいと言ってくれたこと、CDデビューしたいと言ってくれたこと、全部、私の夢になっていた。
2022年10月20日、Zeppで嶺亜くんが言ってくれたんだ。「俺たちカッコいいよな!!!こんなにカッコいい俺たちがデビューできないわけねえよな!!!地方も武道館もホールもアリーナも全部連れてってやるよ!!!!!!」って。革命軍のリーダーみたいだった。7 MEN 侍なら、今の序列も全部ひっくり返して、いつか革命を起こせると思ってた。7 MEN 侍を選んだ私が正しいことが、いつか証明されると思ってた。
違う。いつだって私は正しかった。7 MEN 侍はかっこよくて、可愛くて、ファンのことを大切にしてくれて、エンターテイメントに真摯で、そのための努力を惜しまなくて、ずっと最高だった。7 MEN 侍を選んだ私は、ずっと正しかった。
正しくないのは、間違っていたのは、環境だ。事務所だ。
ここから呪詛のターンに入ります。呪詛の程、失礼いたします。
なんなんだ解体って、再編成って。キモいマシュマロのクソ情報垢に漏れてる情報()が正確だったのも何なんだ。キモい。それに踊らされてるオタクも本当に嫌。あんなアカウントフォローする人間が悪いからね。あ、違う、そんなことが言いたいんじゃない。
エースたち、ってグループなのに、中村嶺亜が居ないのは何故なのか。私たちの神様は、フロントマンは、センターは、エースじゃないと言いたいんだよな、お前たちは。しかもなんだ、エースじゃないグループで、センターにも居ないじゃないか。別にエースたちに入ってほしかったわけじゃない。知らんグループのセンターに立ってほしかったわけじゃない。でも、こんな状況ですら、そうなんだ。蔑ろにするんだ。
ずっと何も貰えなかった。6人でラジオやってないし、サマステのサポーターもやらせてくれなかったし、6人が主演の深夜の連ドラもないし、スイーツ(笑)映画とその主題歌も当然ない。ドリボだって、アイドルチームも見たかったし、弟役やってほしかったし、シャルドネオンも挑戦者も聴きたかったし、座長じゃなくてJr.の演者が変わったら演出が無くなるのも納得してなかった。大晦日のCDTVも出してくれないし、音楽の日も出てないし、帝劇でライザップ歌わせてくれないし、裸の少年レギュラーじゃなかったし、Myojoのページ数ずっと少ないし、ニューヨークも連れて行ってもらってない。何もくれなかったくせに、奪う時は同じなの、ダルすぎる。
呪詛の程、失礼いたしました。
7 MEN 侍は6人とも、ジャニーさんのことが好きで、ジャニーズ事務所が好きで、ジャニーズ事務所のアイドルとしてエンターテイメントを届けることに誇りを持っていた。だから、こんな状況になってしまっても、誰一人として事務所を去る選択をしていない。納得はまだできていないけど、彼らの気持ちを、理解しようとはしている。
でも、それでも、心のどこかで、7 MEN 侍なら、7 MEN 侍を選んでくれるはずだって、信じてた。事務所より大切なものが、7 MEN 侍として、6人で居ることだって、期待していた。噂を聞いても、7 MEN 侍は6人を選ぶはず。どうにか上手くやり合って、今の事務所に残りながら7 MEN 侍が6人でいる方法を見つけ出せるはずだって、信じていた。
嶺亜ちゃんが、一緒に地獄に堕ちようって言ってくれた。死ぬまで侍でいたいって言ってくれた。黎ちゃんが、侍と心中するって言ってくれた。
一緒に地獄に堕ちたかった。死ぬまで侍でいてほしかった。侍でいられないくらいなら、心中してほしかった。
メールが届いて、再編成の知らせを受けて、一番最初に思ったのが、多分これだった。そう言ってくれたから。その言葉を信じてしまったから。全部、言ったときは嘘じゃなかった。きっと、地獄に堕ちてくれようとしていた。死ぬまで侍でいようとしてくれた。心中する覚悟もあったと思う。でも、嘘になっちゃった。YOASOBIとかイコラブの歌詞引用するとかダサいことしません。えっ今それ言う必要ありました?すみません。横道に逸れないと泣いちゃいそうで。いや、もうずっと、泣きながら書いてるんですけど。
失礼、話が逸れました。
解体だ再編成だって、キモい噂が流れても、私はこれまで自分が見てきた7 MEN 侍を信じたかった。だからもう、色々考えないようにしていたこととか、押さえ込んでたメンヘラが大爆発しちゃって、大号泣で大変だった。新幹線のデッキで。迷惑すぎる。下車しろ。
でも、家帰って、お風呂入って、色々考えて、侍担の友達と色々話して、ちょっとずつ冷静になり始めた。
もし、事務所を6人で辞めたとして、私はずっと同じ熱量で、本当に死ぬまで彼らを応援し続けられる?
これまでずっと、ジャニーズ事務所のアイドルだから、応援してきた。それは、7 MEN 侍に限った話ではなく。ジャニーズにあらずんば人に非ずとさえ、思っていた。阿呆みたいに。なのに今は、事務所よりも6人で居ることを選んでほしかったと思っている。でもそんなの、一時的な感情で、この先のことなんてわからない。どこか別の事務所に所属するにしろ、独立するにしろ、これまでと同じ規模で同じようになんてほぼ不可能で、そうなった時に、私はそれを受け入れられる?6人で居てくれさえすれば、他に何も要らないって、この先もずっと、死ぬまでずっと思い続けられるって、私は断言することはできなかった。仮に私が、おばあちゃんになってもずっと応援し続ける気持ちがあったとしても、事務所を飛び出した6人が、死ぬまでずっと一緒に居てくれる保証はないし、そうじゃなくなる日が来る方が、もっと怖い。たとえば事務所の人間からそんな話をされていたら、飛び出すことが正しいとは判断しないと思う。だって、結局、彼らには彼らの人生があるから。
でもさあ、今の私は、一緒に居てほしいと思っちゃったんだよ。信じてた。期待してたんだもん。大好きだから。でも、じゃあ、私は、ずっと好きでいられるのか?いや、それは……、でもさあ、ずっと好きでいたかったんだよ。ずっと6人を、7 MEN 侍を応援したかったんだよ。
もうずっとこれ。冷静になってからずっとこれ。冷静になんかなるんじゃなかった。
早稲田大学の学生で、院生で、ジャニーズクイズ部で、たくさんの選択肢があって、たくさんの肩書きがある中で、7 MEN 侍の本髙克樹であることを名乗るところが好きだった。
私は、自分が思っていた以上に、ずっと、7 MEN 侍のことが好きだった。
だからもう、今の私には、これからの6人のそれぞれを、これまでと同じように応援することはできない。再編成が発表されて、混乱する感情の中で、それだけはすんなりと心が固まっていた。もう、幕を下ろそうと思う。
嶺亜担の友達と、今野担の友達がいる。これまでと同じように、一緒にコンサートに行ったり地方遠征したり、出来なくなるのがすごく悲しくて寂しい。前から友達だったけど、7 MEN 侍のおかげで、ずっと深まった縁だった。これから先も、私には2人が居るけれど、どんな会話をすればいいのか、少し心配している。会えばずっと、7 MEN 侍の話をしていたから。同じ解釈で、同じ気持ちで、一緒に応援していたから。楽しかったよ、ずっと。
7 MEN 侍を好きになってくれてありがとう。
それであの、STARTO社に対してなのですが
いくつか、よろしいでしょうか。
無いのか、お前たちに、説明責任は。批判は受け止めますって、本人に言わせてどうするんだ。そういう時に事務所が矢面に立つための、マネジメント契約なんじゃないのか。いつ、どういう経緯で解体と再編成が決まって、いつ、どういう伝え方で本人たちに伝えたのか、事務所からコメントを出すべきじゃないのか。どうせそんなことを教えてくれる事務所じゃないのは知ってるけど、それってジャニーズ事務所の体制ですよね?透明性の高さを謳うSTARTO ENTERTAINMENT社さんが、あの悪名高いジャニーズ事務所と同じような対応を取るとは、到底思えないんですけど(笑)気持ち悪い綺麗事だけ並べて、あくまでもファンの皆さんのためですよみたいな顔して。
FCページの最初、あなたの「好き」を応援しますって書いてある。「好き」っていうのは、きっとLikeのことだ。応援とか、狂いとか、熱狂とか、異常執着とか、STARTO社には必要ないんだと思う。好きを応援に変えてはいけない。好きな気持ちは好きな気持ちのまま、消費するだけに留めておくべきなんだ。競ってはいけない。夢の後押しもしなくていい。だから、競わせるようなことするなよ。ファンの熱狂を利用するなよ。
まあ、もう、どうでもいいんですが。私はこれから、サントリー製品を普通に買うし、モスバーガーも普通に食べる。ペットボトルの水で一番飲みやすいのはサントリーの天然水だし、ファストフードならモスが一番美味い。ジャニーズが好きだったから勝手にやってたことだけど、ほんと馬鹿馬鹿しくなった。
それからMyoj○、お前も全部知ってたんだろ。全部知ってて、それでもジュニア大賞をいつも通り開催したんだろ。サイテーです。
過去に戻れたら、関ジャニ∞を好きになるなって、小学生の私に伝えると思う。
でも、戻ったのが2018年5月24日だったら、シアタークリエに入る私を、笑顔で見送ると思う。7 MEN 侍を好きだった7年間に、後悔はないから。
間違ってないよ、7 MEN 侍を好きになること。