終わってしまった夏について
7 MEN 侍だいすきだなーーーーーーーーと思う夏、終わってしまいました。
Xで散々ポストしたけど(Twitterで散々ツイートしたけど)ちゃんとブログにも書いとこうと思ったから書くよー!and JOY!東京の話はしたので、and JOY!全国ホールツアーとMASSARAの話、両方します。こう…読んだ時にあの感動が蘇る!みたいなものではなく、友達と公演後にカフェでしゃべってるみたいな感じだなあって、ある程度書いてから思ったので遡って追記。
and JOY!全国ホールツアー
やっぱり何より全てを差し置いて、2024年、りねこんぴがペア曲やった事実に感謝。ああ、満天の星よ!大地!空も風も全部りねこんぴのものだよ…。
さむちゃんず、どのコンビもラブリーだから大好きだけど、その中でも特に大好きなりねこんぴ。TDC初日のペア曲ガチャでやばこんぴが来た時点でりねこんぴの可能性は消えてたわけ。それでもホルツでペア分け変わるんじゃない?なんて期待半分の予想をしながら訪れたホールツアー初日。ホルツ初日の静岡と、その次の北海道はレポ待機組だったから、静岡のペア曲が矢花大光で僕の好きな人やったってレポ流れてきた瞬間全ての可能性を理解して大パニック。あるんじゃない!?りねこんぴ/ぽんれあ!?いや…でも…りねれあ/コンカツの可能性もあるし…期待しすぎて勝手に裏切られるのも…いやー…うーん……北海道までの数日、ずっとこれ。見たい!でも見たくない!って騒ぎながら確認した北海道のレポ。ぽんれあで内容のない手紙。ウワーーーーーーーー!!!!!りねこんぴが確定してしまったーーーーーー!!!!!何やるんだろう!?!?!?各々が好き勝手に大予想!!!り「ねこ」んぴだから猫中毒!?ずっと2人でやりたいって言ってたJUMPの時計〜3月14日〜!?それともなんかエロいやつかな!?KAT-TUNかもよ!?ゼェ…ハァ…いや…もうなんでもいいや…りねこんぴが2人でやる事実だけで嬉しいから…大阪公演が近づくにつれ、悟りを開き始めるわたし。そして大阪初日。大阪在住なのに仕事の都合で大阪公演にはほとんど入れなくて、大阪初日も行けないはずだったんだけど、開演直前になんとか全ての都合がつきまして!!!オリックス劇場、いよいよ開演。ペア決めレース、ペンライトを赤とピンクにして祈るわたし。ローテ通りならりねこんぴだけど、何が起こるかはわからないじゃん??見守るdot絵。火の海に落ちても死なないこんぴ。わーーーーーい!!!!やったーーーー!!!りねこんぴだーーーーー!!!!!!
りねこんぴのslow...、2人が本当にめちゃくちゃかっこよく踊ってて、初見はウワー!その路線で来たか!って驚きが勝ったんだけど、こんぴが今年ずっとダンス頑張ってる話を雑誌でしてたことを思い出して、これで行こうって決めたんだなあって納得。手でワイパーの動きやる振付がかっこいいんだよね。琳寧ちゃんの得意なアクロも組み込まれて…サビになるとモニターにデカい鷲が現れてさ…赤とピンクの炎に包まれてたんだよな…なんだったんだろあの鷲…。
ホルツはある程度ペア曲のローテ決まってたのに名古屋だけ崩れて泣いちゃった。あと2000000回は見たかった。今年の夏、りねこんぴ激アツでしたね…。ダンスの練習シーンとか、メイキングで見せてほしい。頼みますよ…お願いします…そこをなんとか…。
そして夏メドレー、TDCからホルツでガラッと変わったけどマジで全然覚えてなくて悔しい。それどころじゃなくて…。恋を知らない君へを落ち着いた気持ちで聴いた記憶がマジでない。もったいないことをしている。
SAMURAI
やっぱりこれたのしい楽しいんだよなー!!克樹のアツ語りRAPご健在で嬉しいです。最後に舌を出すんだよあの子。かっこいいんだよな。誰が為〜!の後のSAMURAIを痺愛に言わせるようになったの今回からだと思うんだけどちょこちょこ言い忘れちゃったね、わたしが。
TDCではFor the glory→サムダマだったのがSAMURAI→サムダマになったことで声出し部分が増えて、疲労度増して更にたのしー!!!って感じだったので好きなセトリ変更でした。
BANGER NIGHT
お久しぶりのバンガナ。これさあ…途中で克樹ちゃんが帽子脱ぎ捨ててウィンクしてくれる時があって…エーンほんと顔がかっこいい。あと帽子を脱いでウィンクするぞという心意気もかっこいい。そこにお金を払っています。
はーーー終わっちゃった。ホールツアーも含めて7 MEN 侍 LIVE 2024 and JOY!が終わっちゃった。同じセットリストのコンサートはもう無いから、当たり前だけど2度と見れないわけで、寂しいなあ。楽しかったなあ。これまでのどのコンサートも好きだし、楽しかったけど、毎年好きと楽しいを更新し続けてくれるから、今は一番好きなコンサートが終わっちゃったんだよなあ。
きっとまた、もっと楽しくてもっと大好きになれるコンサートを見せてくれると信じて、日々を頑張って生きていきたいと…思えませーん!!!!全然思えません!!日々頑張るとかマジで無理!!ただ朝起きて支度して出勤して、働いて、なんとなくX見て、気づけば定時。帰って寝てまた起きる。でも別に、それでいいんだよ。淡々とこなすしかないからね。早くツアー発表してほしい。今回色々な地方のホールに行って、仙台サンプラザがすごく好きな会場になったから、また行きたい。武道館に立つ姿も見たいよ。横アリも城ホもいいね。広島のグリアリ好きなんだよなあ…。
さて、MASSARAの話をします。
何から書こう。えー、そうだなあ、いい舞台だった。7 MEN 侍のことを大切に思ってくれる大人がちゃんといるんだなって、安心できるような。そんな舞台。ちゃんと面白いし、弊社内部舞台にありがちなトンチキという言葉で誤魔化された脚本の破綻もほぼほぼ無いし。内部舞台の悪口やめてください。
ねーーー、主演舞台っていいよね。今まで1人で外部舞台の主演をすることはあっても、メンバー全員で内部舞台の主演なんて、想像したこともなかった。これまでの色々なこと、あいつのファンも、そいつのファンも、こんな誇らしい気持ちでステージを見てたのか。羨ましい。
幕が開いて、まず居る。6人が。黒の、スパンコールでキラキラな衣装を着て。堂々と立っている。今まで、彼らが出てくるのは3曲歌い終わってからで、彼らより内側の人間と比べてベストのキラキラが少ないとか、ジャケットの裾のひらひらが無いとか、そんなことばかり気にしていたのに。6人全員が、はじめから、それぞれ似合う形にアレンジされたスーツを着て、歌っている。こんなに嬉しいことだったんだ。勝手に怒って勝手に傷ついていた過去のわたしが、今度は勝手に慰められているような、そんな感じ。オタクって無責任で勝手な生き物だからね。
OPの新曲「re:start」ちょーいい曲。
わたしはホルツが全部終わってからのMASSARA初観劇だったので、名古屋オーラスのダブルアンコで先に聞いていたんだけど、手を高く上げる振りを名古屋でれあたいがやってて、初見これかー!!ってなった。ネタバレしすぎである。やりたくなっちゃうのかわいい。オタクなんでもかわいいで解決する。オタクもほんとかわいい。
re:startは作中に3回流れる。1回目はオープニング、2回目は文化祭のバンドシーン、3回目はエンディング。2回目のこんぴがメインボーカルのre:startがさあ、いいんだよね…いや、全部いいんだけど。この後3回目がサイコーって話もするんだけど。2回目の、話を、させてください。りねこんぴの話に繋がるんですけど。元々サックス担当だった琳寧ちゃんがギターもやるようになった時、楽器変更の理由は色々あったんだろうけど、その中の一つとして琳寧ちゃんが教えてくれたのが、こんぴーがもっと歌えるようにってやつで。リードギターだったこんぴは、物理的にどうしても歌えないパートがあったりしたんだろうな。それを、自分がリードギターになることで、たくさん歌えるようにしてあげたいっていう…もう、愛だよ、そんなの。元々のセンスもあるんだろうけど、琳寧ちゃんって努力の鬼だから、多分信じられないほど練習して、今じゃ頼もしいギタリストになっていて。re:startで間奏のギターソロを弾くダンに向かい合って、満足げに頷くメインボーカルのリョウタロウ見てたら、このために琳寧ちゃんはギターを始めたのかもしれないなって、改めてりねこんぴの良さを貪り食べちゃったね…。あとみんな楽器初心者って設定だったからかわざと荒く弾いてるのもニクいよね。楽器の音色で演技できるの、冷静に考えたら凄すぎるから。
3回目のre:start、これがほんとーーーーにわたし弱くて。イントロが流れた瞬間涙腺刺激されちゃう。なんやかんやありましたが6人でケイの病室抜け出して、それぞれが抱えてるモヤモヤが少しだけ軽くなったような、なってないような、そんな中で「写真撮ろうよ」ってダンが提案して、普段はシャッターを押すから写真に写らないケイも、タイマー機能を使うから6人揃った集合写真が撮れる。「タイマー何秒?」聞かれたカズトの答えが「3秒」の日もあれば「10秒」の日もあって、6人が押し合いへし合いする日もあれば「ジャンプして撮ろうぜ!」ってぴょこぴょこ跳び続ける日もあって。高校生の頃は毎日何も考えずにやっていたような、くだらないやり取りが、高校を卒業したら滅多に起きることじゃなくなっていて、それが寂しくて、でもまた顔を合わせればいつも通りで。客席に背を向けて写真を撮るから、彼らの表情は見えないけど、きっとあの、SODAのオフショみたいな、楽しそうで笑っててかわいい顔なんだろうなって。そして、暗転。流れるre:startの少し壮大なイントロ。もーーーだめなんだよなあ。最初はうるうるぴえんって感じだったのに、白い滑り台をカラフルに染め上げて、色鮮やかな紙吹雪が吹き出した瞬間、めっちゃ泣いた。なんだろうね、チョロいんだけど、よかったねえ…ってしみじみ思うと泣いちゃう。ケイを含む6人が、少しでも明るい明日を歩き出せるかもしれないっていう気持ちと、7 MEN 侍自身が、こんなにすごい作品を作り上げたんだなって気持ちと、両方が混ぜ混ぜになって、チョロい涙が流れていく。これからもずっと、6人で色鮮やかな青春を送ってほしいんだよ。
re:startの話しかしてないので、それ以外の話を好きなように書きます。思い出した順に箇条書き。
考察…がね…なんか不穏なやつ…そう…それが広がっててね…ハピエン厨としてめっちゃ嫌だった。どう見てもハッピーエンドだろうが目腐ってんのか。失礼、人には人のMASSARAがね、ありますからね。そうは言ってもハピエンですが。
MASSARA
これめっちゃかっこいいよね。群舞!!って感じ。白いもしょもしょ付いたニット着た無所の中に黒ラメラメ着たさむが混ざって、うおーマジか知らんそれ。ジャ○オタのわたしには無い引き出し。これが…GANMI…!!RAPなんだかセリフなんだか歌なんだかって、混ざり合った曲で、いやーーーー7 MEN 侍、歌いこなせてました。えらすぎる。個人的には琳寧ちゃんの歌い方や声がね、このシーンに関してはカッケェくて好きだなあって思った。みんな頭振ってるのに1人だけヘドバンしてるれぃちゃんも激アツやね。
全員が一列に並んで、克樹が言う「スタートライン一列、」ここ時が止まっててサイコーだった。ずっと克樹ちゃんの顔が冷たくて、冷たい顔の克樹ちゃんがだいすきだから困ったね…もちもちなのも可愛いんだけどね…顔が綺麗すぎて怖くなってる克樹ちゃんの、ファン。
「0の自分が自分じゃないと10も100も意味がない」ってこんぴのセリフ、これ、作品の真理じゃね…???って2回目以降ずっと思ってる。まっさらな、何もない状態の自分も自分で、その上にさまざまな色が塗り重なっていく。だから「怖がることじゃねえ」んだよな…。タカ、ほんとうにいいやつ。かわいい。逆に、親に言われた通りにたくさんの知識を詰め込んだ10で100なカズトは、0の自分が自分じゃないから、自分の未来を考えるにも至っていないわけで。0の自分を、いつか自分自身に取り戻せたらいいね。
雨傘(文化祭)
カズト、人生初の反抗期。顔がな…かわいいんだよな…。無所を使って歌詞を物理的に表現する演出、単純だけどかっこよくてよかった。個人的には椎名林檎嬢の歌詞は縦書きで出してほしい気持ちもあるけど、ただの好みだからどうでもいいです。雨傘、前からさむらいでやってほしいなと思ってた曲だから、8割くらい叶って嬉しい。次はコンサートでもやってほしい。本家のめっちゃ難しいキーボード、あれやってほしいんだよねえ。国分太一くんですらめちゃくちゃ大変って言ってた。がんばれかつき。
英語の点数が悪くてみんなとバンドを続けられないと弱音を吐くカズト。そのくらい気にしなくてもいいじゃんって言われても、親が許さないから、カズト自身も許せなくて。わたしも昔、数学で78点取って号泣したことあったなーー書いてて今思い出した。十分すごいじゃない!って周りに慰められても、自分が許せなかったんだよな。わたしの場合は親から何か言われてきたわけじゃなかったけど、それでも「叱られる」って気持ちはあったような気がする。病んで、ましたね…幼いながらにね…もう15年とか前の話なのに全然今でも鮮明に思い出せるもんな。ウケる。もういいんだよアンタ、十分大人になったんだから。なんか、なんだろ、カズトのターンって恥ずかしながら自分と重ねたくなっちゃう部分多くてダメなんだよな。「親は正しいから…」ってカズトが言うんだけど、その顔めっちゃ可愛いけど、親はマジで時として全然間違うからな。親、間違える生き物。カズトがそれに気づく時って多分カズト自身もすごく傷つく時だと思うけど、そこを乗り越えたら楽になれますからね…。あと学んできた知識と、それまでの努力は無駄にはならないからね。
タカやダンに「心ないこと言っちゃった…」って謝るカズト、基本的にちょっと嫌味っぽい言い方をしている自分に初めて気づいたのかもしれない。人間が揉める時って言った内容よりも言い方が原因だからね。タカとダンが「いいんだよ、ちょっとグサッときたけど」「気にすんな!」ってカズトを許せる人間なの、優しすぎる。いい友達だよ。カズトママー!!!カズトにはいい友達がいるよー!!!ちょっと勉強は苦手かもしれない子たちだけど!!!
ナントカナルサ
いい曲だよなーーーーーーこれ。普通に本家バージョンも好きですが、琳寧ちゃん歌上手くってベリーキュートandラブリーなわけ。ダンちゃん、まあまあヘビーな境遇なんだけど、それを「思ったことをすぐ言っちゃう性格」とか「明るい筋肉」くらいの情報しか出して来なかったのほんと、卑怯!!褒めてます!!ほんとに!?!?ほんとに!!!!!家族仲も良くて慈愛に満ちててラブリーで愛と元気が筋肉の鎧纏って歩いてるような琳寧ちゃんに、父親の体調が悪くてプロの道を諦めて家族のために鳶職(向いてない)にならざるを得なかった高校球児を当てた福田響志、やばい。それってキュートアグレッションに近くないですか?可愛いから食べちゃう!可愛いから苦労させたい!みたいな。それでも湿っぽくなりすぎないところは、琳寧ちゃんの持つ太陽性だよ。声がデカくてほんとかわいい。WOWOWとかでよくある、追い込まれて追い込まれて罪を犯さざるを得なかった善良な好青年役、いつかやってほしいですね。風間俊介とかまっすーが寄り添ってくれるやつ。
みんながヘルメットかぶるのかわいい。
White love
佐々木大光ってほんとうに手足が長くて……ダンスもめちゃくちゃに上手いし……顔も可愛い。顔が小さい。表現力がおしゃれな服着て歩いてる。ダンスだけじゃなくて、1人喋りが上手いなあって、セリフの強弱とか、緩急とか。正直何回も入ってるオタクが多い中で、アドリブではない普通のセリフでもきっちりウケてるところ、すごいよねーーー。顔赤くなってんじゃない?って言われたタカとか、わたしも毎回笑っちゃったもんな。ホワラ、映画クルーのモブさむちゃんもとてもかわいい。チェックの衣装も可愛いね。はあ、ほんとかわいいな。
こんぴのイキリはオモロイ、と気づいた福田響志、優秀な脚本家。
れあこんぴ2人が働く職場、何…??ふわふわマカロン屋さん…???
ハルキとリョウちゃんってなんか、仲良し!!!って感じではないんだけど、ハルキがリョウちゃん居ないとしんどそうなの萌えるよね。リョウちゃん居るからラッキーくらいだったのが、リョウちゃん居ないと無理かも…になってたらわたしがしんどい。
ケイちゃんずっとぱやぱやしてて可愛い。平沢進聞かなさそう。ケイちゃんと矢花黎ちゃん、音楽の好みに違いを感じる。好きなボカロP違うと思う。ボカロは聴くんだ。
RUN
わたしはRUNを手軽にエモを生み出せる機構として消費するのを許せないのですが、MASSARAのRUNは丁寧に丁寧に下拵えしたRUNでしたね。ケイが撮ったモノクロ写真を通して、それぞれの思い出を振り返る途中で、ケイが思うほど5人が色鮮やかだったわけではないことが明らかになって、それでもケイはやっぱり寂しくて。ケイ、目を離すとすーぐしょんぼりしょもしょもモードに入っちゃう。ハルキの「よしケイ!外行こうぜ」って提案、かっこいいよねーーーー。ハルキとならどんな突拍子もないことだってできる気がしちゃうんだよな。きっと小さい頃のタカもそうだったんだろうな。有言実行で、いろんな夢を持ってて、眩しく見えたよね。丸くなっちゃった自分のことを「あの頃より自分のことを考えてなかったな」って言うハルキ、言語化能力が長けている。そんなハルキの思いつきに4人が賛成して、ケイはどうする?って聞かれて、「ひとりに、なりたくない…!」って自分の気持ちを絞り出すケイちゃん。ずっとひとりでいるより、ひとりになる方が寂しいもんね。ダンがお姫様抱っこで軽々車椅子に移してあげて、ここ、ダンの夢女爆誕ポイント。ケイちゃん乙女すぎるんだよな。運ばれ慣れている。タカが「大事なもん、忘れんなよ」ってカメラをケイに持たせて。ほんとタカいいやつなんだよな。
公園に着いてから「この後どうするの?」って聞かれて「ノープラン。俺はそういう人間よ」って答えるハルキ、なんかめっちゃいいよね。それでも上手くいくんだろうなって思わせる頼もしさが、中村嶺亜にはある。
さて、MASSARAのRUNといえば「信じた」歌わない問題ですが。琳寧ちゃんがブログでそれぞれの役に合わせた歌割りになっていると書いていたので、やっぱりケイの心情や境遇とリンクしてるんだよなあ。何回か入って感じたことと自分の願望をこねくり回して、なんとなく結論を出しました。
まずケイちゃんのパート「街は眠る パラパラと 変わって行く信号機 誰もいない 交差点の中 走り出す 明日に向かっているか?」もーーーもがきがすごい。めちゃくちゃもがいてる。色のない世界に生きていて、みんなと出会って彩られて、みんなと離れてまた何もないような、まっさらになってしまって。つらいって叫べばいいのにできなくて。外から見るとしょんぼりしょもしょものケイちゃん、心の中ではそんなに苦しんでたんだなって可視化される。そして続く「わからないままの僕ら それでも 何かを、」その先の「信じた」を歌わずに、うーん、歌えずに?ケイは白いもしゃもしゃニット着た無所たちの中に飛び込んでいく。ケイが高いところから落ちるのは二度目で、一度目は最初、「僕には色がないから」って何かを諦めたような表情で力無く落ちていったんだけど、二度目はもう少し、手に力が入ってるような、何かを掴もうとしているような、そんなふうに見えた、気がする。ちょっと…記憶がおぼろで…願望が混ざってるかもしれん…。でも無所のもしゃもしゃが白色な時点で、ケイの落ちた先は絶望ではないと思うんだよね。希望に満ちているかと言われると、そこまで保証はできませんが。それで無所がワサワサ動いて、その間にケイというか黎ちゃんは移動するんだけど、もしゃもしゃ無所の中にケイと同じようなシンプルな白ニットを着てる子が1人、真ん中で客席に背を向けて立つの。あの子ね、わたし、ケイだと思うんだ。最初に高いところから落ちてしまった、みんなと再会する前のケイ。何かを信じられなかったケイがあの子で、少しだけでも何かを「信じたい」と思ったケイが、みんなと一緒に病室を抜け出して、滑り台に登ったケイ。でもその時点ではまだ全部は信じきれなくて、「感じているんだろう?感じでなきゃダメ 痛みに気づかないふりをするな」と5人が歌う。琳寧ちゃんがブログで教えてくれたんだけど、俺らはケイの痛みに気づいてる、ケイの味方だからって伝えてたんだって。待ってめっちゃ泣けてきた。ケイに全部は伝わってなくても、その後の「止まらないで 止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ」は6人全員で歌っているから、きっとケイちゃんもほんの少しだけ、前を向けていると思うんだ。はあ……6人で一生仲良しでいてくれよ。
このRUNの話、もうちょっとだけ続くんですけどいいですか?
ケイの苦悩パートで、オレンジと青の光が何本もうずくまるケイの身体に突き刺さるところがあって。
そもそもこの舞台、全編を通してオレンジと青が照明として効果的に使われていて、青が未来だとか過去がオレンジだとか、夕焼けの色だとか、いろんな見方ができるんですが、なんでこの2色を選んだのかってやっぱり気になっちゃうじゃないですか。単純に、6人のメンバーカラーに無い色から選んだのかもしれない。でも、メンバーカラーにこの2色が無い理由を、わたしたちは覚えている。
RUNの前半部分で6人が横一列に並んで走り出すところ、赤と青の光が重なって、真ん中に置かれたケイの車椅子を紫色の光で照らす。それなら、ケイを突き刺すのも赤と青の光でもいいはずなのに。
曲が進めば、オレンジと青の光が、白い光に変わって、ケイが動き出す。白は、矢花黎を表す色で。オレンジは、青は。
わたしは7人も、6人も、7人も、6人も、全部引っくるめて7 MEN 侍のことを愛しているので、ただの偶然だと片付けるには、どうしても深読みし過ぎてしまう。居なくなったやつ懐古してポジティブにエモ啜れってわけじゃなくて、なんか、こう、なんというか、ぜーーーーんぶ引っくるめて7 MEN 侍なんだよねーーーーって、改めて、自分が勝手に、思うきっかけになってしまいました。みたいな。いろーーーーーんなことあったけど2018年も2019年も、楽しい思い出がわたしにはちゃんとあるから。
ただの偶然だとしたら、改めて全部の7 MEN 侍を愛していると思うことができたわたし、ラッキー。
あとなんだろう、そうだな、7 MEN 侍が7 MEN 侍のこと大好きだなって感じたら、わたしはすごく嬉しくなる。わたしも7 MEN 侍のこと大好きだから。
多分これMASSARA見た人にしか伝わらない書き方しかしてないから不親切極まりないんですけど、ちゃんと知りたい人は色々詳しく書いてる人のnote読んでください。わたしにはむりでした。
いつの間にか夏が終わって、秋もなんか、居るのか居ないのかわからないけど、来年の夏も、今年よりもっともっと楽しいものになっていることを祈って。
MASSARA見て7 MEN 侍の永遠を願わないオタク、おらんからね。