【ポケカ】アルセウスダダリン備忘録 ver.2.0~クラハンを添えて~【シティリーグベスト4】
【はじめに】
及川と申します。今回は5月29日、バトロコ高田馬場店にて開催されたシティリーグで使用しました、アルセウスダダリンのnoteになります。
準決勝で進化さえできればそのまま押し勝てていたであろう対面だったので、実質準優勝構築です←
環境考察などは皆さんが腐るほどしてくださっているので、自分なんかよりそちらを参考にしてください。割愛。
第1弾もありますので、もしよろしければこちらからご一読ください。
それでは第2弾、どうぞ。
【当日のマッチアップ】
予選
1戦目 ヒスイマルマインV(裏工作軸)
2戦目 パルキア裏工作
3戦目 白馬パルキア
4戦目 ミュウVMAX
5戦目 WTBパルキア
トナメ
1戦目 アルセウスジュラルドン
2戦目 ミュウVMAX
準決勝 アルセウスゲンガー
回戦
お相手のデッキタイプ
自分の先攻、後攻
勝敗(○×)
先攻側の獲得サイド数-後攻側の獲得サイド数
各対面どのように立ち回ったか
の順で書いてあります。
カード名やデッキタイプは略称で書かせていただく場合もございますのでご了承ください。
先攻1ターン目→先1
後攻5ターン目→後5
のように書かせていただきます。
1戦目. ヒスイマルマインV 先攻 ○ 3-0(種切れ)
ジャンケンに負けたが後攻を選択され先攻。相手のスタートがパラスだったため、自分の中でヒスイマルマインV or アイアントを仮想敵に見立てます。
どちらの場合でも対応できるように、スタートしたアルセウスVに手張り、後1から倒されることは無いだろうと割り切りそのまま番を終えます。
後1でキャプチャーエネルギーの手張りでパラス、レベルボールからメッソンを置かれたため、ヒスイマルマインVの方向性で断定。回収ネットや入れ替え札が無くどんどんよばれなかったため、パラス×2、メッソン×1で番が返ってきます。
先2でスターバースを絡めてダブルターボ、ボスの指令を用意、ハンドにあったクイボでダダリンVを置きボスでメッソンを呼び出しトリニティノヴァで倒します。
後2でしんかのおこうを使われたため、メッソンから倒したのは正解でした。バトル場進化→ぐったりほうしで どく と ねむり にされます。回収ネットで改めてパラス2体の盤面に。コイン表でラッキー解放。
先3からはマリィだけは打たずにセイボリーを温存、いつでもブンブンチェーンに入れるようにダダリンVMAXに進化、このタイミングでビッパを置きました。そのままトリニティノヴァでサイドを進めます。
後3で改めてパラセクトに進化、再度ぐったりほうしを受けますがハンドに抱えていたあなぬけのひもを使い正面倒して種切れで勝ちです。
2戦目. パルキア裏工作 先攻 ○ 6-0
お相手がパルキアスタートにつき、こちらのマナフィスタートが不幸中の幸いとなる。
先攻を取れ順当にクイックボールからアルセウスVにダブルターボ手張り、ベンチを絞りつつ先2でダダリンをVMAXさせるためにダダリンVを置き番を返します。
後1の動きはクイボで水エネトラッシュしてかがやくゲッコウガ、かがやくゲッコウガ かくしふだ により2ドロー、メロンでバトル場にエネ加速、メッソン、パルキアV、さらにレベルボールからメッソンを用意されます。その後りょういきしはいにより頂への雪道を加えエンド。手張りは無し。
先2で順当にアルセウスVSTAR、ダダリンVMAXに進化、スターバースでエネルギーを持ってきたく無かったため、ダブルターボを手張りしてから、雪道を一旦流す(後のビーダルが立った時手札に詰まらせたくない、貼るならこちらから貼りたい)&レベルボールでメッソンを置く=ジメレオンorレベルボール、しんかのおこうがあるのだろうなと思いマリィを選択。
こだわりベルトが引けたので、ベルト込トリニティノヴァ(ダブルターボ×2+こだわりベルト30=190)の用意、かくしふだやスターポータルを止められる頂への雪道と次のターンに使うためにセイボリーを持ってきます。そのままノヴァを宣言しエネを加速します。アルセウスVSTARにダブルターボを2枚付けていたため、ダダリンVMAXに2エネのみにしたところでスターミーVにベルト込みでワンパンされてしまうため、大人しく3エネ付けました。
返しにレベルボールからジメレオン、繋いでレベルボールからジメレオン→カイを使用され、パルキアVSTARとクイックボールを持ってこられます。
雪道をシンオウ神殿で剥がされスターポータルを宣言され、クイックボールで持ってこられたパルキアVに1枚、かがやくゲッコウガに2枚、バトル場に手張りしてあくうのうねり。アルセウスVSTAR余裕で耐えます。
シンオウ神殿があった為ダブルターボを2枚トラッシュして逃げ、ダダリンVMAXをバトル場に送り出します。
ベンチのジメレオン達を呼んだところで回収ネットが当たり札になってしまう為、ボスの指令でかがやくゲッコウガを選択、ガラル鉱山を貼り前に縛りつつ草3エネのブンブンチェーンでパルキアVSTARを倒します。
ここでマナフィを置きます。(クイックシューターげっこうしゅりけんでアルセウスVSTARが落ちるラインだったため)
返しにお相手キバナを選択し、裏工作のインテレオンを持ってきますがパーツがサイドに落ちていたのか進化もバケツも無く次の番のサポを準備。そのまま番が返ってきます。
返しに伝家の宝刀あなぬけのひも→セイボリーにより、メッソンを差し出され、相手は裏工作ラインをトラッシュ。こちらはダダリンVMAXを下げて再びダダリンVMAXをバトル場に送り出します。
クラハンでパルキアVのエネルギーを割り、ブンブンチェーンで裏工作を狩り尽くします。
殴られない番が続いたのでそのままテンポ取って勝ちです。
3戦目. 白馬パルキア 後攻 ○ 0-6
マリガン1枚いただきその際に裏工作、雪道、水エネ、カイが見え、スタートがはくばバドレックスVにつきスタートしたアルセウスが先2で玉砕される覚悟。が、手張りも無くメッソンを1枚のみで番が来ます。
後1でハンドで完結していたトリニティチャージを決め番を返します。セイボリーはあったがサポ権を使わず温存。
先2でも殴られる事無く進化も無くドローGOで先後が入れ替わります。メッソンに水エネ手張りのみでエンド。
アルセウスVSTARに進化、スターバースでベルトを持ってきてサイドを2枚進めようと思いましたがサイド落ち、大人しく180で殴ります。
返しにどんどん呼ぶから入ろうとしていたようで3ターン目も番が返ってきます。
あとはアルセウスVSTARではくばVを倒し、返しにどんどんよぶで湧いたメッソン+はくばVに対して、ボスの指令ではくばVを呼び出しベルト込ノヴァ210でさらにサイドを2枚。返しに出てきたパルキアVをボスでさらに呼び出しエネルギートラッシュして逃げてダイアンカーで2-2-2の勝ちです。
回られたら危なかった……
4戦目. ミュウVMAX 先攻 × 0-2
お相手ミュウVスタート、こちらはダダリンVスタート、エネなしボールなしサポートたくさん、ふつうのつりざお、ともだちてちょう、クロバットVの7枚から入る地獄……
トップで頂への雪道を引いたため張って番を返しますが、バケッチャ→バトルVIPパス→ウッウロボ→カミツレ→フュージョンシステム→パワータブレット→メロディアスエコー240ダメージでダダリンは儚く散りました。お疲れ様……ドンマイ……
余談ですが、あまりにも時間が有り余っていたためフリーの申し出をして、こちらピッピ、お相手ヌメルゴンVSTAR、順当に回りまくって毎ターン280を出し続け2パンや裏をワンパンして楽しく遊びました←
5戦目. WTBパルキア 先攻 ○ 6-2
最終戦、今回のシティリーグで世界への出場権がかかった方との対戦という前触れがあり対戦前から緊張……
お相手ユキハミスタート、先攻を無事取れたので対パルキア用の盤面を作り番を返し、相手もそれなりに順調なスタート。パルキアVは1体のみ。
初手にあなぬけのひもがあったため、先2スターバースでボスの指令とセイボリーを持ってきて、1番強く使えるタイミングであなぬけのひもとセイボリーを合わせて使う決意。マリィで流されたらその時はその時と割り切ります。ボスの指令で1体のパルキアVSTARを先殴りして番を返します。
ゲームが順当に進みサイドを先行。アルセウスVSTARが返しに倒されサイドが残り4-4に。
さすがにお相手の盤面形成能力が凄まじく、パルキア2体、メッソン2体、ジメレオン1体、モスノウまで立ち前を殴られます。
ここで溜めていたあなぬけのひも+セイボリーを放ち、クラハンを合わせてスターポータルを強要させ、ブンチェでモスノウを取ります。
さすがのVMAX、返しに1発耐え、ビーダルのはたらくまえばでてちょうを探しに行きピオニーに触れたため無事発掘。ボスの指令とセイボリーを圧縮された山に返しお相手絶望の表情。
山に戻した2ターン後に再びクラハンセイボリー。今回は前の番にガラル鉱山ボスでゲッコウガを縛ってあります。
お相手てちょうからルリナを使い回しますが間に合わなかったようで投了を選択されました。
今日で1番強い人と当たったし1番お互い回ったし1番ポケカしました!楽しかった!!
(シティ終わりにTwitter無事相互になれました。世界への進出権は獲得できたようです。頑張れ!!)
次項からトナメになります。
1戦目. アルセウスジュラルドンVMAX 後攻 ○ 0-6
お相手ドラゴンのジュラルドンVスタートで先攻を取られアルセウスVに手張り、シンプルですが強い盤面で番が来ます。
一転してこちら魂のクラハン……無事表で先後が入れ替わります。ハンドで後2のトリニティノヴァまで確約されていたため頂への雪道を張って番を返します。
お相手思うように動けず新しくジュラルドンV(鋼)を出し、再びアルセウスVに手張りをしてエンド。
入れ替え札があなぬけのひもしかなく、相手のアルセウスを前で番を返したくなかったためボスの指令で鋼のジュラルドンを呼び出します。(雪道を剥がされベルト込みダイアンカー270 - 草抵抗30 = 240 で落とせなくなるのを嫌いました。)後2にトリニティノヴァを成功させ、先3でも動かれずに返しに倒します。
先4でようやくトリニティチャージ、こちらアルセウスVSTARエネルギーをトラッシュして逃げてダダリンVMAXバトル場に、念の為クラハン投げて後続の鋼エネを割ります。(前の番にいちげきエネルギーを手張りされており、付いてるエネがいちげき、闘、鋼の3枚だった。)そのままアルセウスVをダイアンカーで葬ります。あとは残ったジュラをあなぬけのひもでダイアンカーの制約をリセットして再び飛ばして勝ちです。
事故に助けられました。
2戦目. ミュウVMAX 後攻 ○ 1-6
お相手ミュウスタート、こちらはビッパスタート、スタートの瞬間からアルセウスの匂いがする……(?)と言われソワソワ。
ハイパーボールのコストでいにしえの墓地とタブレット、ウッウロボのコストにさらにタブレットを計2枚切り、後々アルセウスVSTARがワンパンされない事を確信。が、後攻で強く動けず頂への雪道を張りアルセウスVに手張り、さらに1枚ビッパを出してあなぬけのひもをケアして番を返します。
返しに雪道が割られずにバトル場のビッパをダイミラクルで倒され番が来ます。
こちらあなぬけのひもからトリニティノヴァの構えをするとお相手はゲノセクトを差し出してきました。
ベルトがあれば前を落とせましたがとりあえず180当てます。
お相手ゲノが逃がせずにビーダルをボスで呼ばれ番が返ってきます。
その後お互いに3ターンくらいドローGO、その間にクラハンでダブルターボ、フュージョンエネルギーを1枚ずつ割れました。これはかなり大きかった……
トップで博士の研究を引き一気に盤面を作ります。お相手未だに雪道を割れずゲノセクトVを逃がせず(逃がさず?)まずサイドを2枚。ゲノセクトVから入ってきたのでボスの指令でミュウVをトリニティノヴァ180で取りさらに2枚。サイドから拾ってきたベルトを付けてゲノセクトVを倒し残り2枚を獲得。
準決勝. アルセウスゲンガーVMAX 先攻 × 0-6
非常に悔しい試合……
お互いアルセウススタートで後1で飛ぶことは無いと胸を撫で下ろしましたがハンドは地獄、エネルギー手張り、ダダリンVを用意して番を返します。
お相手まさかのゲンガーVがネズから出てきてそのままトリニティチャージ。
こちらハンドにあなぬけのひもがあり、ベルト込みトリニティノヴァで倒そうと目論みます。
ダダリンVを前に出してしまうことになりますが、スターバースでふうせん or ポケモンいれかえとこだわりベルトを持ってくればなんやかんやで210トリニティノヴァでゲンガーVを倒せる算段でした。
山の中にハイパーボール×4、しんかのおこう×2、現物×2の計8枚当たりがあり、クイックボールからクロバットVを出してナイトアセットで3枚、ボールを引かずに追加でハンドにあった唯一のサポートマリィを使用。
クラハン2枚とエネ3枚という地獄……
当たりを1ミリも掠らずに苦肉の策でダダリンVに手張りしていかりのイカリ30点で番を終えます。
返しにスターバースを絡めてキョダイマルノミでアルセウスVを倒され、クロバットVを差し出します。ダダリンをVMAXさせローズでなんとか完成させるも入れ替われずハンド0枚、トップ博士で息を吹き返すも時すでに遅しでした。
進化さえ出来ていれば……
という訳でベスト4です!!!
【使用したリスト】
今回は前回からの変更点を中心に解説していきます。
前回からの変更が特に無くそのまま続投されているカードについても、役割に変更があれば追記しています。
下記が前回のリストになります。
【採用理由及び枚数】
◆ポケモン編◆
・ビッパ、ビーダルライン 2-2(変更なし)
以前は必要札を引きに行くための潤滑油としての採用でしたが、今の環境は裏工作軸のデッキが以前より多いことや、VSTARの種類が増え、2-1-2-2のサイドプランを強要してくるデッキが増えました。
よってどのデッキからもツツジが飛んでくる可能性が大いにあります。
今シーズンこのデッキは相手の要求を上げ続けるプランを取る構築にしているので、ハンド干渉でこちらが弱い番を作るとそのまま負けてしまいます。
なので以前より必要不可欠な存在となりました。
・マナフィ 1(変更なし)
前回のシティ出場時はまだ連撃ウーラオスVMAXが一定数環境におり、またかがやくゲッコウガを主体としたWTBが流行っていた時期でした。
ノコッチ+マナフィで連撃ウーラオスを見たり、げっこうしゅりけんから後続のアタッカーを守りケケンカニVに落とされないようにしたりするのが主な役割で採用していました。
今期ではミュウとパルキアの2強環境である事により、超弱点であり、パルキアVSTARにあまり強く出られないことから純正の連撃ウーラオスは数がかなり控えめです。
が、パルキア環境=かがやくゲッコウガがいつでも殴ってくる環境でもあり、先に後続に90乗せられてあくうのうねり圏内にされることを嫌っての採用です。
足回りが悪い時にようやく置けたビッパをサラッと持ってかれるのはめちゃくちゃムカつきます。意地でも守りましょう。
◆グッズ編◆
◇ボール編◇
・クイックボール 4(前回から+1)
前回までは3枚だったところを4枚に増やしました。
理由としてはバトルVIPパスの廃止が1番の理由です。
前回と環境が変わりミュウ1強では無くなったため、他の対面に有利を取りつつきちんと展開できるように4枚採用です。
パルキアVSTARの台頭により、後1での大量展開による旨みが少なくなったことがバトルVIPパス廃止の主な要因です。
また、ミュウVMAXはサイドを複数枚取る手段がじょうねつのしずくしかなく、先2でそれはありえないので、むやみやたらに展開するよりも欲しいポケモンを欲しいタイミングで置けるようにしたかったためこのボール配分になります。
・しんかのおこう 2(前回から+1)
こちら前回のリストでは1枚の採用でした。
前回のリストではネオラントV→ピオニーを使用するタイミングで1枚あればスターバースまで確定であったため1枚でしたが、今回は縦引きで触る必要がある構築のために数を増やしました。
やはり使用感は2枚の方が断然良いです。
◇その他グッズ編◇
・ポケモンいれかえ 1(前回から+1)
スターバースの選択枠として採用しました。
あなぬけのひもを打ちたくないタイミングは必ずあり、前にいるポケモンがダダリンVの場合ふうせんを貼るのが弱いので、というのが主な理由です。
パルキアVSTARの台頭により毎週の様にシティリーグの結果にカプ・コケコVMAXが載っている事もあり、以前の構築だと入れ替え札の枚数に不安があったため増やしました。
入れ替え札を増やしたことにより、ダイアンカーを連発しやすくなったことも旨味になります。(ゾロアークVSTARの攻撃を1回耐え、なおこちらは1体で2体処理できる可能性がある)
・ともだちてちょう 1(前回から+1)
現環境はパルキアVSTARとミュウVMAXの2強と言われており、以前よりもセイボリーを強く使えるタイミングが増えました。
また、以前の構築の時からすでにボスの指令を序盤切らざるを得なかった時に山に戻したい……という思いがあった為に採用しました。間違いないですコイツは。
・ふつうのつりざお 1(前回から+1)
博士の研究、ピオニー、ローズを打つ場面で巻き込まざるを得なかったダダリンVMAXや、トラッシュに落ちすぎてしまった基本エネルギーの回収、必要ないからとボールのコストにしたクロバットVの回収、やまびこホーンのケア等、用途は多岐に渡ります。
あると無いとでは安心感が段違いです。
・クラッシュハンマー 3(前回から+3)
今シーズンの主役。ミュウVMAXは言わずもがなエネルギーが少ないデッキであり、ミュウVMAXへの対策として、頂への雪道やエネ破壊が上げられます。
また、パルキアVSTARについてですが、水タイプでメロンの恩恵があるとはいえ、エネルギーの要求が常にあるはくばバドレックスVMAX、耐久が低く毎ターンメロンを要求されやすいスイクンVと違い、エネルギーのコスパが良く打点が高く耐久もあり、また自身でエネ加速を行えるため、メロンはほとんどの構築にあって1枚、多くてメロン+キバナです。
なので、頂への雪道をチラつかせ早々にスターポータルを切ってもらい、正面のアタッカーを倒せるタイミングまでなるべく温存しましょう。
セイボリーを絡めることが出来ると、ともだちてちょうからメロン拾ってその番裏工作で持ってくる、という芸当はなかなかされにくいので技を宣言されない番がままあります。躊躇なく次の番からは裏工作狩りを始めましょう。
スターポータルを早めに切ってもらうためにマナフィはしばらく置かないのもプレイングの1つです。
げっこうしゅりけんでダダリンVMAXをあくうのうねり圏内に押し込まれるのが嫌な盤面の場合は早々に置きましょう。
以上。採用カード説明でした。
【採用候補だったカード】
こちら変動があったため改めて記します。
◆枠があれば採用したかった編◆
・かがやくサーナイト
こちらの耐久を実質20上げてくれるカードです。
主におまもり付きアルセウスVSTARを、ゾロアークVSTARのフル展開ダブルターボベルト込みのろいをきざむ(50×6-20+30=310)から守ることができます。
ダダリンVMAXに至ってはおまもりを付ければ実質耐久が380となり、パワフル無色2枚+こだわりベルトののろいをきざむ(50×6+20×2+30=370)すら耐えることができます。ルチャブルは知らん←
そもそもパワフル無色がピンポイントで2枚付くことは無いと割り切っていますが……
パルキア対面ではあまり使うことがなく(雪道で置物になる)、ジュラルドン対面や非エクに至っては一切使う必要がありません。
あと1点で耐えたのに……と感じることが他の対面で無かったので不採用としました。
シェア率3位、4位のデッキ対策に枠を割くならプレイングでどうにかなるようにしてクラハン増やしたいですね←
・スマホロトム
ミュウVMAXでの採用が目立ちますが、上から5枚見て好きなカードをトップに置く、というのは、ビーダル型全てのデッキタイプと相性がいいと思っています。雑にハンドを減らしつつ目的のカードを、また、目的のカードに近付けるカードを手札に抱えられるカードのどこが弱いでしょう……?
・トレッキングシューズ
自分の山札を56~52枚にまで減らしてくれるカード。ドロサポやはたらくまえばと合わせてプラスで見れる範囲を広げられます。
今回の構築ではクラッシュハンマーに枠を譲っています。
自分の場を強くするカードを採用したいのか、というところと、相手からターンを貰って勝ち筋を増やすのか、ということを自分の中で天秤にかけた時、自分の場を強くするよりも相手を弱くしてターンを貰う方がダダリンVMAXの性能に合っていると思い不採用にしました。
・崩れたスタジアム
半永久的なややセイボリー。非エクやシステムポケモンを並べる相手に重宝します。
こちらが序盤で使ったクロバットVをトラッシュできるのも強いです。
が、頂への雪道やガラル鉱山の方が欲しいタイミングが多いため、今回は採用を見送りました。
クラハンを入れる前は採用していた時期もありますが、使用感は悪くなかったです。
◆理由があって採用を見送った編◆
・かがやくルチャブル
ダイアンカー、ブンブンチェーンの打点補助が主な目的です。
1度先殴りをしておけばバトル場に限ってブンブンチェーンの要求を減らすことができます。
テキストがベンチも参照であれば間違いなく入れていました。
その場合はおそらく頂への雪道とガラル鉱山の比率が逆になっていたと思います。
・ガラルジグザグマ
ベルト込のトリニティノヴァが220に、ベルト込のダイアンカーが280になります。これだけで強い。
今の環境はダメカン1つのためにコイツを出す利点があまり感じられなく、(パルキアは相手の打点補助に、ミュウVMAXはフュージョンエネルギーで守られる、アルジュラのアルセウスには大きなおまもりが付く、ゾロアークにはそもそも不必要対面。)同時にクラハンを採用したことにより「相手をワンパンできないからツーパンを取り続けるプランを選択。代わりに技を打たれないターンを作りたい」と思っています。よってボスの指令を使いまわせるともだちてちょうやシンプルな妨害札になるクラッシュハンマーに枠を譲りました
・キバナ
後1、先2でエネルギー付きのアルセウスVが倒された際、残されたアルセウスVに使うことでトリニティノヴァまでたどり着けます。
裏工作型では無いため、サポートに確定で触れる札がスターバースしかありません。
キバナを打ちたいタイミングは、基本アルセウスVが倒された直後のタイミングなので、アルセウスVが倒された返しにスターバースを使うにはもう1体置いておかなければならないため、1体目が倒されなかった際、お荷物になりやすいです。
キバナのピンポイントサーチで持ってきたい物が特に採用されていないというのもあります。
以上。採用候補カードでした。
【各対面理想の動き】
ここの項では、主に身内との練習で意識した対面や、この対面にはこの動きをすることで有利を取りやすい。といった内容で書き連ねようと思います。
このデッキはどうするの?と思ったことがあれば主のTwitter( @_OlKAWA )にリプライやDMを送ってくだされば追記します。
・ミュウVMAX
・ヒスイダイケンキVSTAR
・WTB
・白馬系統
・アルセウスジュラルドン
・アルセウス裏工作
・雪道モミインテレオン
・ミノマダムゾロアーク
上記対面は前回のノートにて既に書いてあります。
アルセウスジュラルドンについては構築を変えた際に勝ち筋の取り方を変えたため、新しく書き直して下記に記します。
・パルキアVSTAR
・ゾロアークVSTAR
・カプ・コケコVMAX
・レジギガス
・ゼラオラファイヤー
・アルセウスジュラルドン
の順に書いてあります。
・パルキアVSTAR
前環境圧倒的トップだったミュウVMAXを上回るシェア率を誇ります。
まずはこのデッキの対策をするところから構築が始まりました。
パルキアVSTARの技、『あくうのうねり』はお互いのベンチ参照であるため、こちらである程度なら打点をコントロールすることが出来ます。
以前までの構築ではバトルVIPパスからの大量展開をめざし、初速に重きを置いた形になっていました。
が、この形では後攻を取らされた際に先2でVポケモンを倒されやすく、またツツジ等捲る為の札を採用していないため、逆転する手段がガラル鉱山で相手を縛るくらいしかありませんでした。
じゃあツツジを採用するのか?となりますが、VSTAR+VMAXというデッキの場合、こちらはなるべく2-3-3のサイドプランを押し付けたいです。となるとツツジを打てるタイミングはまずアルセウスVSTARが突破され、後続のダダリンVMAXを突破され、最後大物を押し付けているシーンでしか有効に使えません。
アルセウスで加速した直後にVMAXにスイッチして、サイドを3枚取らせるポケモンから入るのであればまだ採用出来ると思います。このデッキは裏工作やポケギア3.0、ネオラントVが採用されていないため、サポートに確定で触る手段がありません。よってツツジには頼らない方向で進めます。
ではどう攻略するのかという話になりますが、ポケモンカードで1番強い行為は何でしょうか。相手をワンパンすることですか?いいえ、相手に技を使わせずサイドを進めさせないことです。エネ破壊は正義です。
パルキアVSTARは水タイプのポケモンであり、汎用サポートカード、メロンの採用があります。先1で手張りをできなくとも、先2のメロン+手張りで即起動が可能であったり、特性スターポータルにより、一気にアタッカーを2面育てることが可能です。
しかし1度その権利を施行してしまうと2回目の復帰は少し難儀であると考えます。
白馬バドレックスVMAXと組み合わせた型であればVSTARへ強く出られますがメロンは白馬のために温存する必要があり、メロンの枚数にも限りがあります。
裏工作でメロンやともだちてちょうを使うことは可能ですが、後述するプランを押し付けながらその道筋を通し、かつ盤面の要求を通すのはメロンの3枚ドローではおそらく解決できないと思っています。
また、モスノウと組み合わせたWTB型であればエネ加速という観点からみれば問題は無いのですが、モスノウを取られ続けると同じようにエネの供給が間に合わなくなります。
こちらの型であれば、ベンチにユキハミを置く必要が出てくるので、尚のことセイボリーが刺さります。
パルキアVSTARと戦う時の基本プランとして意識しているのは
序盤の雪道は意外と刺さる
→スターポータルやかくしふだを止められる復帰手段があるとはいえクラハンは刺さる
→リソースに上限があるセイボリーのタイミング
→いかにハンドが細くても最低限の動きができるなら温存。相手を最大限邪魔しましょうパルキアVSTARを2パンするプランを考える
→こちら側の火力上、ワンパンは無理なので相手に最も高い要求を押し付けながら2パンする2体目のダダリンVを置くタイミング
→エネ加速しながらクロススイッチャー、かつベンチフル展開しなければ220出せない盤面を要求する。はい、無理です。
上記5点を常に考えています。
まず①から、こちらは白馬スイクンの時代から思っていたことですが、裏工作軸で雪道が刺さりずらいとはいえ、ハンドを補充する手段がドロサポしか無いため、スイクンVの特性、しゅんそくに頼って見えるような事が多々ありました。その時から刺さりが悪くても裏工作軸デッキに少しでも刺さりそうなら貼るようにしています。
ましてやかがやくゲッコウガ、アイツはトラッシュを肥やしながら2枚も引きやがります。非エクがやっていい事でありません。
1ターン目にバトルVIPパスで展開できなかった場合、レベルボールやクイックボール、カイ、キャプチャーエネルギー等でベンチ展開を補助しつつ盤面を作ることになりますが、かくしふだ2ドローで世界が変わることはざらにあります。かくしふだを止めることはスターポータルを弱く使わせることに繋がるので率先して貼りましょう。
後1雪道でほぼ盤面そのままに番が返ってきたこともあります。
次に②、パルキアVSTAR対面の冒頭やクラハンの項で少し描きましたが、パルキア側のエネ加速は基本的にメロン、キバナのみです。
キバナは条件付きであり先2には使えず、先2でスターポータルを切ってくれるのが1番こちら目線はありがたいです。(今後2面同時に育つことはほぼ無く、うち正面を2パンして裏をクラハンで誤魔化せば再びメロンを要求できる)
カスミ&カンナみたいなサポートが出たらまた話は別ですが……()
そして③、これが1番大事だと思っています。
今の環境でパルキアVSTARを握っている人は、どのデッキからもセイボリーが飛んでくることは頭に入れているはずです。
ジュラルドンVMAXやハピナスミルタンク、トゲキッスVMAXなど、自分のハンドを動かさず回復札を溜め込みたいデッキでなければだいたい採用は1枚であり、それを最大限有効なタイミングで使うべきです。
スターバースで持ってきて2ターン温めるなどはざらにあります。
ダダリンVMAXの上技『ブンブンチェーン』ですが、こちらのテキストはセイボリーととても相性が良く、またバトル場を無視できるため相手に入れ替え札を要求できます。
そしてこのデッキが裏工作デッキのパワーを最低限にまで落とし込める技、
あなぬけのひも+セイボリー+ブンブンチェーン
です。
あなぬけのひもを打たれると、反射的に1番要らないポケモンを差し出します。そうすると相手のベンチ5体は精鋭で埋まるので、すかさずセイボリーを打ちましょう。苦痛に歪む顔が見れます。そしてベンチを絞らせたあとは相手の盤面に応じて攻撃していきます。
セイボリーでアタッカーを多く残したのであればアタッカー×2、裏工作×1の盤面になるので足回りを悪くするために裏工作を狙撃。逆に安定を取るために裏工作×2、アタッカー×1とするのであればブンブンチェーンでアタッカーに圧をかけます。前に来たら落としちゃうゾ!
もしマナフィが残るようであればそれはそれでいいです。アタッカー×1、裏工作×1、置物×1になるので大人しく前を引っぱたきます。
次に④、こちらは火力上、ワンパンすることが不可能なので、いかにしてこちらの技のダメージロスを無くすかが鍵になります。
ダイアンカーは連発ができない技であり、主にVポケモンを倒す時、または相手のアタッカーに一撃入れてブンブンチェーンで回収する時にしか使いません。
280ラインのVポケモンには後者の使い方です。
アルセウス系統のデッキは皆そうですが、まずは2ターン目にトリニティノヴァから入ります。この打点が大事です。
ダブルターボ込の180では残り100、大きなお守りが付くと130となり、それぞれ3エネ、4エネのブンブンチェーンでは落とせません。
なるべくアルセウスVSTARにこだわりベルトを付けましょう。
パルキアVSTARを倒す打点プランは
・ダブルターボ×1+ベルト込トリニティノヴァ=210
・ダブルターボ×2+ベルト込トリニティノヴァ=190
・基本エネルギー3枚トリニティノヴァ=200
上記3つを与えて、ボスで前を縛りながら3エネブンブンチェーンで回収するのが1番楽です。
アルセウスVSTARが1発耐え、山のエネルギーを後続に配り切りながら2パンするのが強そうに見えますが、やつはサイドを2枚取らせてしまうとやまびこホーン+クロバットVを狙い、軽率に4枚サイドを取っていきます。
1枚足りともサイドを献上したくありません。
後ろに書く⑤の内容とも重なりますが、ローズ+手張りのプランを残しておきたいため山にエネルギーを残すことも重要です。
最後に⑤です。こちらのデッキは相手にサイドを取られる際常にボスの指令を要求したいです。また、相手からの被ダメージを抑えるためにベンチ展開を序盤は抑え目にする必要があります。2ターン目にフル展開してベルト込あくうのうねり290で落ちてしまうのは1番勿体ないです。
よって1回目のトリニティノヴァを打つ際は基本的にダダリンV1体しか置きません。ビッパスタートしてしまっても、げっこうしゅりけんで倒される事には目をつぶります。(結果的にはスターポータルを切ってくれているので)
ビッパスタートした際アルセウスVに手張り、2ターン目に進化するためにダダリンVを置く→ビッパを守るためにマナフィを出す、そうすると相手がフル展開してきた場合にこちらベンチ3体、合わせて8体220、ベルトダンデでアルセウスVSTARが綺麗に飛びます。
1ターン目に手張りができており、メッソンが2体いると割と通ってしまう可能性があるので盤面をよく見ます。
げっこうしゅりけんでダダリンVMAXに打点が乗ることが嫌な場合のみ置きましょう。
また、こちらのデッキにはローズが入っています。ローズは今の環境レックウザくらいにしか採用が見られず、完全に意識外から高打点をたたき出すことができます。
ローズ+手張りで3エネとなりダイアンカーを打てるので、無理にトリニティノヴァで配りきる必要はありません。サイドを取らせない方が先決です。
長文になりましたがそれだけしっかり対面として見据えていた、ということでご容赦ください……。
・ゾロアークVSTAR
このデッキはセイボリーがあまり刺さらず(ゲンガーがいるため)こちらと相手の回り方勝負になることが多いですが、先攻を取れるとだいぶ有利になります。
Vのラインが210でベルト込みトリニティノヴァで落とせ、VSTARも270なのでベルト込みダイアンカーで落とせます。中途半端に打点を乗せてしまうとダメージポンプの贄となってしまうので、基本的にはワンパンを狙います。
このデッキは序盤にクロバットV+ファントムスター+サポートを使い縦引きをして、一気に要求を揃えるイメージがあります。とりあえず雪道で蓋しましょう。
ゾロアーク(ほぼ)専用スタジアム、大口の沼は基本的に3枚~採用されているため、雪道を貼る際はなるべくマリィを一緒に揃えたいですね。
ゾロアークVの後攻1ターン目によくある動きとして、うつろがえりで小突いてディアンシーを壁にするプランがあります。
ディアンシーを殴る意味は無いのであなぬけのひもは早めに使ってしまいましょう。
ディアンシーが壁に出てこなかった場合はベルト込みトリニティノヴァ210点で2-2-2を狙いに行きます。
ゾロアークVSTARは無色ポケモンであり、技の要求も無色2つと軽いため様々な型が環境にあります。
環境上位のシェア率を見るとジュラルドンVMAXと同じくらいおり、ヒスイゾロアークVSTARを選択した人からすると無視できない割合だと思います。
そしてジュラルドンに対抗するために基本エネルギーで殴れる型が増えていきました。
ダブルターボエネルギー依存にしろ基本エネルギー軸にしろ、縦引きしかないデッキではエネルギーに触れなかったり、大口の沼を貼れずにダメカンが足りない等の要求の満たせなさをたまに見受けます。
その隙を逃さずにアタッカーを吹き飛ばし、雀の涙のエネルギーをクラハンでどうにかしましょう
縦引きを繰り返す性質上、いれかえ札はふうせんが必須の採用となっています。そこでガラル鉱山+ブンブンチェーンで相手のポケモンを前に縛りアタッカーを先殴りし、ボスで2パンするプランも有効です。
このプランを通す場合、序盤の大口の沼を雪道で剥がし、それ以降のスタジアムは温存、向こう側はスタジアムを切り始めた所を見てからプランを移行します。
このデッキはダイケンキVSTARと同じようにかがやくポケモンの特性を利用するため、ルチャブルを後半止めるためにも1枚温存しておきましょう。
・カプ・コケコVMAX
こちらのデッキはパルキアVSTARの台頭により環境に躍り出てきたデッキタイプになります。
以前から一定数の愛好家は居ましたが、当たると嫌だな……くらいの立ち位置から当たるかもしれない!くらいの立ち位置までは使用者が増加したと思います。
打点が180と控えめですが性能は凶悪で、常に入れ替え札の管理をしなければなりません。
このデッキと対面するときは入れ替え札もそうですが、カプ・コケコV(エネが多い方)をさっさとワンパンしてしまうのが吉です。
トリニティノヴァでは3エネまでしか加速できず、エネを2.1と散らして付けることが多く見られます。
1エネの方に手張り、キバナで3エネ付けられたら大人しく1発麻痺を受けましょう。
VMAXさせてしまうと一気に苦しくなります。
2パンしなければ行けないのにボス等でアタッカーを1発ずつ殴られ全てワンパン圏内にされたり、こちらの逆転の目が無くなってしまいます。
ピオニーも温存しましょう。入れ替え札と次ターンのサポートなどを抱えておけます。
たまにアルセウスカプ・コケコの型にヒスイジュナイパーが1-1や2-2で入っている構築が見受けられますが、その場合でもカプ・コケコVを優先した方が良いと思います。
理由としては、アルセウスVSTARとカプ・コケコVで2-2交換をした後に弱点で倒されてしまうとはいえ、ヒスイジュナイパーVの技では追加効果を付けないとダダリンVMAXが2パンで落ちないからです。
アルセウス系統はトレーニングコート等の採用が無ければ縦引きで抱えるしかなく、トリニティノヴァで山からエネルギーを引き抜いて濃度を高めます。
圧縮が遅いデッキではたまに抱えられない事もあり、そこを突けると吉です。
サイドプランを上手く考えつつなるべく先行しないようにし、入れ替え札を温存し、クラハンでターンを誤魔化すくらいしか正直やることが無いと思います……
・レジギガス
ゼラオラファイヤー、ヒスイウインディ等、環境トップに弱点を突くタイプの非エクでは無く、バレットチックにアタッカーを切り替えてきます。
序盤はボスで核となるレジギガスをしばき続け、つりざおが1~2枚見えたらセイボリー連打ブンブンチェーンタイムに入ります。
このデッキで唯一逃げ2であり、ベンチ狙撃で今後の要求を減らすため、ため、蒼空ストリームのレジエレキを採用する方が一定数、というかほとんどだと思います。こちらは逆にそこを突きます。
あなぬけのひも+セイボリーを行うと、1番対面で使わないポケモンor用意しやすいポケモンを差し出されます。
そこにセイボリーを挟みベンチを絞らせますが、この盤面でそのレジエレキがベンチにいたらそこを倒してしまいます。
彼だけ唯一HPが120であり、4エネブンブンチェーンで取れます。
クラハンを打つタイミングですが、前の番の手張り等で逃げエネに使いそうなエネルギーを狙います。
無ければコストとして切って問題ありません。
・ゼラオラファイヤー
環境2トップに構築上大きく有利を取るデッキタイプですね。このデッキが弱点を突かれることはガラルサンダーV以外にはありえないでしょう。
お相手がドガーススタートの際は後1かくせいの割合が高いので、ナイトアセットができるならボスの指令を抱えておくために使うことが多いです。
後1の択として、
かくせい
どんどんよぶ
くいだめ
ミルタンクを壁にエンド
が主な択です。かくせいの返しにはボスの指令からスターバースで動きだし、どんどんよぶの返しにはセイボリーを、くいだめ後にはマリィを使えるのがそれぞれ1番強いです。ミルタンクは一生無視しましょう。
主にケアする必要があるのは、非エクのガラルファイヤーによる『もえあがるいかり』で、非エク即起動のくせにゲーム終盤だとベルト、ルチャブル込で330ダメージを出してきます。
コンスタントに裏工作を借り続けガラルファイヤーを起動しにくくさせ、ダダリンVMAXには大きなおまもりを貼りましょう。
クイックシューター2回絡められたら落ちてしまいますが、セイボリーを打ち続けていれば盤面復帰に裏工作を使いたいため、クイックシューターに乗る余裕はあまりないはずです。
たまにモクロー、とりつかい、ふしぎなアメ、ヒスイジュナイパー等を入れている方がいらっしゃいますが、不意打ち終盤の火力になるため、セイボリーしつつモクローを取り続ければ最悪のパターンは免れます。
・アルセウスジュラルドン
この対面はサイドを1番進められたくありません。向こうは確殺2パンなのに対し、こちらは間が悪ければ3回殴っても倒れないこともあります。
サイドを進めるためにボスの指令を最大限使ってもらうように動きましょう。
具体的には、アルセウスVSTARを2体、ダダリンVMAXを2体ローテーションして殴ります。
またスタジアムを貼るタイミングですが、こちらが先攻を取れているならば先2でまず雪道を1枚(スタバ封印用)剥がされたら剥がし返す為にガラル鉱山を使用し、最後の1枚はダブルターボエネルギー付きのアルセウスVSTARがジュラルドンVMAXを殴らなくてはいけないシーンに使います。
後攻の場合は、1枚目の頂への雪道が終盤へ回り、ダブルターボ付きのアルセウスVSTARで殴れる回数が1回増えます。
また、ガッツのつるはし等の採用がされていない場合はエネルギー加速手段がキバナ(入っていないことも多い)しかないため、クラハンは序盤からアルセウスVに向けて投げましょう。
中終盤の場合は基本的にはジュラルドンVMAXの闘エネルギーを割りに行きます。
サポ権をマリィや博士の研究では無く、セイボリー、ヒガナの決意等の、自分のハンドを流さずに縦引きするカードに使用した場合、回復札を持たれている確率が高いのでマリィを探しに行きます。
以上。各対面についてでした。
【終わりに】
今シーズンのシティリーグは自分の練習の時間を取るよりも、周りのみんなの壁として様々なデッキを握っている時間が長く、それが相対的に自分のスキルアップに繋がったなと思います。
様々な環境デッキを触り動きを覚え、裏工作に慣れ、自分のデッキを試行錯誤しました。
しかしというかやはりというか、書いてある性能や動き方、詰め方などは圧倒的にこのポケモンが好きです。
Bレギュレーションが落ちた時から本格的にモクナシを相棒としてダダリンVMAXを握り始めました。
過去3回シティリーグに参加しましたが全て結果は奮わず、他のデッキを使ってみたり裏工作軸にしてみたりスイクンVとメロンを混ぜて迷走してみたりetc……
結果としては1番手に馴染む形に落ち着きました。
普段共にポケカをしている人達に「及川くんのダダリン強いからなぁ〜」とか、「これはもう及川くんの専用構築だね」とか言われるのはめちゃくちゃ嬉しいです(頭イッてんなぁ!もおもろかったからヨシ!)
他にまともに使えるデッキが無いのでこればっかり握っていますが、ようやく結果を残せたので嬉しいです。
まいはにー!!いつも支えてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします!
ティラミスめちゃくちゃ美味しかった🤤
ではまた来シーズンでお会いしましょう!(書くとは言ってない)