見出し画像

学資保険検討のための保険の考え方

こんにちは、SEママです。

子供が生まれて嬉しい!でも、気になるのは教育費···。最低でも1,000万円と聞くと身構えてしまいますね。

そんな大金を計画的に用意するには、やっぱり学資保険かな?と思ったら是非この記事を読んでみて下さい。

※この記事は有料記事ですが、最後まで無料で読めます。役に立つと感じて、もし良かったら記事を購入して頂けると嬉しいです。

学資保険の特徴

学資保険を検討している、でもこの記事を読んでいると言うことは、本当に学資保険に入るのが良いか気になっているのだと思います。

そこで、初めに学資保険の特徴を入る目的からざっくり確認してみましょう。

まず言えるのは、「学費を貯められる」ものだと言うことです。

そして、大事なのがもう一つ。「万が一に備える」ものと言うことです。

一家の大黒柱に万が一があった時でも学費に困らないようにしてくれるのが、学資保険です。

学資保険を検討する際には、どれだけお金が増えるのか気になるものです。(学資保険に入ることに決めたら、主に注目するポイントになるでしょう)

しかし、どんな手段で学費を貯めるのか考える場合には、まず学資保険の保険部分についてよく考える必要があります。

保険であると言う視点

保険は相互扶助である、と言われます。お互いに助け合う仕組みだ、と言うことです。

少し説明しましょう。

保険を掛けていて何かあったら保険会社から保険金が貰えますね。例えば、生命保険に入っていて亡くなってしまった場合が想像しやすいでしょう。

その時、保険金は保険会社から貰っているように感じますが、お金の出所を考えると元はと言えば保険料として払い込まれたお金なのです。 

保険は、「ほとんど起こらないけれど、起こったら大変なこと」に備える仕組みと言って良いでしょう。

生命保険なら、「一家の大黒柱に万が一があったら、生活に困るので大変だ!」と考える人がお金を出し合って、運悪く"万が一"に該当してしまった人を助ける訳です。

お気付きでしょうか?

保険は"万が一"に該当しなかった人から該当してしまった人へお金を移す仕組みと言い換える事が出来ます。

つまり、大半の人は元々損をするように出来ているのです。

さらに言うと、保険会社で働く人のお給料や立派なビル、広告宣伝費はどこから来るのでしょう?

そう、保険料です。保険と言うシステムを利用するためのシステム利用料とでも呼べるような費用もかかっているのですね。

保険料には色々なものが含まれているという意識を持って貰えたらと思います。

「掛け捨てではない」?

学資保険は掛け捨てではないので、「保障に掛かる費用」には意識が向きづらいと思います。(掛け捨てタイプの保険なら保険料がそのまま保障に掛かる費用になるから分かりやすいですね。)

しかし、見えにくくなっているだけで保障料は学資保険の保険料にも含まれています。

掛け捨ての場合は保障に保険料がかかり、掛け捨てではない貯蓄型の場合は無料で保障が付いてくる···なんて事はあり得ません。

積み立てているつもりのお金の中から保障料やシステム利用料を払っています。

学資保険から保険の機能を引き算したら、まず間違いなく保険料は安くなるでしょう。

まとめ

▪学資保険は保険である
▪保険には保障料やシステム利用料がかかっている

ここまでの説明でこの二つを認識して貰えたと思います。

学費を貯めようとする場合における私の提案はシンプルです。

▪お金を増やしたいなら、運用する。
▪万が一に備えたいなら、保険に入る。

自分は学資保険に何を求めているか、考えましょう。そして、それを満たすベストな方法を探りましょう。

それは学資保険かも知れませんし、そうでないかも知れません。

結論が学資保険への加入であっても、"何となく"入るのとでは大きな違いがあると思います。

以上、学資保険検討のための保険の考え方でした。

この記事が、保険について一歩踏み込んで考えるきっかけになれば幸いです。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?