教育関係者向け ギフテッド基礎セミナー。
あっという間に3月になってしまいました。もう春だ~。
2月はOSS(おうちSEM SQUARESの略)でのレッスンが始まり、初めてのことばかりでバタバタバタバタしていました。それもようやく少し落ち着いてきたように思います。
そんななか、ギフテッド応援隊 東海支部さんが 会員さん向けに開催された教育関係者向けのギフテッド基礎セミナーでお話させてもらう機会をいただきました。
2月最後の日曜日に行われたそのセミナーは、参加者20名限定というこじんまりしたものでしたが、私にとっては初めての教育に携わる方々向けのお話だったため、とても緊張しました。
セミナーは、ギフテッド応援隊 代表理事の冨吉恵子さんがまずは「ギフテッドとは」を20分ほどお話され、そのあとに私が「ギフテッド教育」についてまた20分ほどお時間をいただきました。冨吉さんが「ギフテッドとは」についてしっかりたっぷりお話くださったため、私はギフテッド教育のみに集中して話すことができ、ありがたかったです。
私は(↓)このような流れでお話させていただきました。
まず「ギフテッド教育とは」では、主にアメリカの狭義と広義のギフテッド教育についてお話しました。
そうして「令和の日本が推進する特異な才能のある児童生徒を包摂する学び」の内容と、それがどうSEM(才能伸長・アメリカの広義のギフテッド教育)と類似しているのかについてお話しました。
その後、SEMについて物凄くざっくりお話しました。
最後に、今からすぐに教室内で行える「ギフテッド教育」、正確には個別最適化(ディフェレンシエーション)の手法をいくつかご紹介しました。とても小さな工夫ですが、それだけで教室内で退屈している児童生徒が少し救われることもお話しました。
おまけとして、「ギフテッドとは」についてより知ったり理解したりしていただけるようウェブ先生(角谷詩織先生・榊原洋一先生 監訳)のご著書をお知らせしました。
才能教育に関しては、松村暢隆先生の(↓)こちらをご紹介。
教員の皆さんはすでにご存知かと思いましたが、独立行政法人教職員支援機構(NITS)から「特異な才能のある児童生徒に対する指導・支援 才能が輝く個別最適な学びと協働的な学び」の研修動画が出されていますので、そちらもご紹介しました。講師は松村先生です。
No122【特異な才能の理解と捉え方】
No123【才能が輝く個別最適な学びと協働的な学び】
今回「ギフテッドとは」については私からは話さない、ほぼ言及しないセミナーで、とても不思議な感じがしました。初めて「ギフテッド教育のみ」についてお話したので、自分自身がなんだかとても「教育の人」に感じましたし、このふたつのトピックを、きっかりではないですが、便宜上分けて考えたら、とくに広義のギフテッド教育や才能伸長は本当にどの子をも対象にした教育なんだなぁということが改めてよくわかりました。
ひさしぶりにギフテッド応援隊さんからご依頼をいただき、代表の冨吉さんとも本当にひさしぶりにお話する機会に恵まれましたが、冨吉さんとは、冨吉さんがまだ団体を立ち上げられる前からの「ブロ友」だったこと、あのとき冨吉さんは親のための団体を立ち上げられ、私は教育大学院に進む選択をしたこと、そして、今それぞれがそれぞれの信念を持って活動していることに、なんとも言えない感慨深さを感じました。お仲間と共に熱くて勢いのある情熱を持って保護者団体をあそこまで大きくされたのは純粋に凄いですし、素晴らしいと思います!
教育に携わる方々向けにプレゼン準備をしたのも初めてで、そういう意味でもとても勉強になりました。貴重な機会をありがとうございました。
また挑戦してみたいかもですよ。
学びの個性尊重プロジェクトから何かしてみようかな。。
いや、その前に放置になってるラジオを更新せねば (^^;;