「おうちSEMラジオ」#13。
8月末までの仕事も無事に終えることができました。関係者の皆さま、ご支援ご協力ありがとうございました。心から感謝しています。。
そして「いまだかつてないほど多忙」だった毎日が、数ヵ月ぶりに(いや、数年ぶりに)「ぼちぼちの忙しさ」になりまして、嬉しいのはもちろんですが、あまりにも久しぶり過ぎて、放心しております。放心というか、ちょっと情緒が変な気がします。そこはでも徐々に戻ると信じて、とりあえずこのまま進んでいくしかありません。
さて。おうちSEMラジオ第13回目を配信しました。今回からようやくSEMについてお話します。これまでの12回はなんだったのか、、、
今回は「SEMの基礎の基礎」についてお話しています。
SEMの最終ゴール「学校全体の改善」は「Three Es」のコンセプトに基づいています。ラジオ内でお話した資料は以下になります。
詳しくはラジオを聴いてくださったら嬉しいです。要は「好きこそ物の上手なれ」ですが、「Three Es」のほうがテスト勉強より高い成果を出すことが実証されています。
じつは私はこの「Three Es」に物凄く共感したというのもあって、レンズーリ先生のおられるUConnを受験したんですよね。
私は幼い頃から英語(というか外国語&その言語に関わる人々や文化、生活など)が大好きで、有無を言わさずやらされていた数々の習い事のなかで英会話・英語だけは毎週楽しみにしていました。大好き過ぎて、宿題なんてちょろっとしか出なかったのに自発的に先の先の先のまたその先までやったり。たま~にゲーム的に行われる単語テストを楽しみにしてたり。それで(一応コンテスト形式だったので)1番になることも楽しみだったり。先生がアメリカに帰ることになったときは、もうこの世の終わりくらい悲しかったです。
中学生のときは、英語の教科書を音読したカセットテープ(レコードとCDの間の時代の物です)を手に入れて、毎晩そのテープを何度も何度も聴いては発音やイントネーションを音読者のアメリカンのようにマネては録音し、本物と録音したものを聴き比べては自分の発音の改善を試み、そして最終的には教科書一冊を音読者の発音のまま丸暗記する、という遊びを3年間していました。
楽しかったなぁ・・(*´-`*)
夢中でやってましたけど、今思い出すとちょっとマニアックである気はしないでもありません。でも当時(無理矢理)習わされていたテニスなんかより全然楽しくて、中学を卒業する頃には勉強のほうの英語も大学を受験できるレベルになっていました。テニスのほうは6年間習っていたのに全然上達せず。16歳で家を出てからは一度もラケットを触ってません。33年間、一度も。
なので息子が就園してから自宅で英語・英会話教室を始めたとき、週一のレッスンで英語を話せるようになるわけがないのは自分自身の英語学習や留学経験でもわかっていましたから、英語を学ぶ楽しさを生徒さんたちに伝えることを教室のゴールにしたのですね。生徒さん自身が「英語って楽しい!」と思えるようになれば、私の手を離れても自発的に英語学習をするようになるだろうと思って。
だからレンズーリ先生の「Three Es」をカリフォルニア州のギフテッド・カンファレンスで初めて知ったとき、あぁもう絶対にUConnに入る!と決心したのでした。心が揺さぶられましたから。5月1日が締め切りだったので、大慌てでapplicationを出したのが2017年の4月。SOP(大学院受験のエッセイ)にも「Three Es」にいかに共感したかを熱く書きました(笑)
そういえば英語と同じように「ギフテッド」にも夢中になりました。いや、その前から「子育て」にもわりと夢中になってたかも。英語で子育てするのも楽しかったし、息子が夢中になるものを共に学ぶのも本当に楽しかったです。
そう考えると今は「SEM」に結構夢中になってるかもしれません。「誰もSEMの理論なんてそこまで知りたくないと思うよ」と息子に言われてしまいましたが、確かに言われてみればその通りかも(苦笑)おうちSEMラジオもリスナーは本当に少ないですしね(笑)
まあいいや。。。
今回は「Three Es」と私のマニアックな面についての記事でした。