見出し画像

【後編/地域リーダーへのインタビュー⑥】三条市特命空き家仕事人:熊谷浩太さん ~地域を盛り上げ続ける人~

【後編】


3.三条市について

――三条市の魅力はなんですか?

熊谷さん:
三条市はそれまで1回も行ったことがなくて、新潟市も1回しかないんですけど、湯沢にはスキーをしに何度も行っていました。なので、初めは全く三条のことを知らなかったです。地元は八王子でちょっと田舎なんですけど、三条市と田舎度合いが似ているなと感じました。
ですが三条市は周りになんでも揃っていますし、30 分で都市部や田舎のほうにいけるのですごく便利ですね。お米やお酒などの食べ物がおいしくていいです(笑)。

他には、人の魅力があると思っています。新潟にもいろいろな地域がありますけど、三条市は地域の元気なプレイヤーがたくさんいます。
三条市に来る前は不安だったんですけど、地域ですでに盛り上げようと活動をしている人がいたり、移住者が多く、よそ者に排他的な町ではないので、すごく気に入って住んでいます。

あとは雪ですね。新潟は凄い雪が降る地域だと思っていたんですけど、意外と降らないので雪国初心者には助かりました。冬の寒さよりも夏の暑さのほうがきつくて予想外でした。

――三条市に取り組んでほしいことはありますか?

熊谷さん:
そうですね...三条市長と直接連絡が取れるので、なにか悩んだりしたら連絡を取り合っています。
空き家以外になるんですけど、観光が弱いと感じています。三条市は金物の町として有名ですが、もっともっと県外の方々に知ってもらうことで、観光客を増やしていくポテンシャルがあると思っています。

4. “地域リーダー”像についての考察

――熊谷さんが考える「地域リーダー」とはなんですか?

熊谷さん:
地域活性化の取り組みを、自分が前に立って地域を盛り上げ続けてくれる人ですかね。どの世代にもそういった人はいて、体を動かして走り回れる人がいいなって思います。
(インタビューここまで)

私はこの言葉を聞き、「地域を盛り上げ続ける」ことが特に重要であると考えました。
熊谷さんはこれまで様々な事業に携わっていたことが分かりましたが、常に自分から行動をされ続けている方だと感じました。行動を起こし始めたとき、すぐに結果がついてこない場合があると思います。ですが、そういった状況においても行動を続けることによって、少しずつ結果が出てくる、誰かが協力をしてくれるなどの状況に変化していくと考えます。

5.インタビュアーをやってみての気づき

今回のインタビューでは、事前に質問内容を考えてからインタビューを行ったのですが、熊谷さんの回答に対して内容を深掘りする質問を多く行うべきであったと感じました。インタビューを行うことで初めて知った部分をさらに質問することで、相手の考えをより理解しやすくなるのではないかと考えました。

また、インタビューで得た知識をインプットとし、この記事作成をアウトプットとした場合、インプットだけではすぐに内容を忘れてしまう所をアウトプットすることによって、記憶に定着させやすくなると感じました。

6.今後の自分に活かしたいこと

熊谷さんはご自身のやりたいことが明確にあり、それを実現するための行動をされていました。私はそこまで明確にやりたいことが決まっているわけではないのですが、興味のあることに挑戦してみたいと感じました。
そして、それを行動し続けることで自分のやりたいことが見つかるかもしれないので、今後の生活において意識していきたいと考えます。

最後に、今回のインタビューにご協力してくださった熊谷浩太様、この度は本当にありがとうございました。


■編集・執筆: 遠山颯土【3 年(掲載時)】
■インタビュー: 遠山颯土、齋藤可奈【2 年(掲載時)】
(2 名とも新潟大学経済科学部地域リーダープログラム所属)


(記事の前編はこちら!)
【前編】
1.「特命空き家仕事人」としての活動
2.空き家への関心

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?