経済で持続可能な社会を作る!【経済学部 山下ゼミ】
今回は経済学部の山下ゼミをご紹介します! 環境問題や地方創生、持続可能な社会など、近頃よく話題になるテーマが盛りだくさんな山下ゼミについて、ゼミ幹の方に記事を執筆していただきました。
実際にゼミにいる方だからこそわかる情報もありますので、必見です!
■ゼミの概要
山下ゼミの先生である山下英俊准教授のご専門は、資源経済学・環境経済学や、マテリアル・フロー分析です。「再生」と「循環」をキーワードとし、資源・環境問題、農林水産業、地域の再生と活性化といった、持続可能な社会の構築にかかわるテーマに取り組まれています。
ゼミメンバー数は現在3年生が29人で、留学中の学生も1人います。内訳としては、男子26人、女子3人となっています。また4年生のゼミメンバーは、男子11人、女子2人です。3年次はグループに分かれて活動しているので、グループごとで話し合いを活発に行っています。
■ゼミで扱う内容(令和3年度)
①廃棄物・リサイクル
②再生可能エネルギー
③森林・林業・野生動物
④農業・食料
⑤まちづくり
上記の5つのテーマごとに分かれ、最初は輪読やデータ分析で基本的な方法論を学びます。幾度かグループを分けなおし、夏休みに入る前から、他大学の環境経済学を専攻するゼミとの合同交歓セミナー(12月開催)に向けて本格的な準備を進め、共同研究論文を作成しています。4年次には個人での作業になり、卒論作成に重点を置いた研究を行います。
課題は毎回変わりますが、輪読では内容の要点を、データ分析では分析の手順や結果、考察をスライドにまとめてくるまでを行っていました。3年後半からは選んだテーマに合わせた先行研究を読み、テーマを深掘りしつつ研究方法を決定していきます。
■ゼミの魅力
これは弊ゼミに限ったことではないと思うのですが、先生の知識の幅と深さに圧倒されています。毎回深く調べてきたつもりでもまったく太刀打ちできないほどです。自分たちに合った選択肢を提示していただけるので、ある種の安心感をもって試行錯誤をしながら研究を進められます。また、今年はコロナ禍のために満足に実施できてはいませんが、フィールドワークや合宿もあり、机上に終わらない研究が行えます。
■2年生へのメッセージ
2年生までで修得してきた基礎知識を活かしながら、データ分析やフィールドワークなど、実践的な研究が行いたい学生の方には特におすすめだと思います。山下ゼミは基本的に来るもの拒まずのスタイル(昨年度はあまりに志願者が多かったため、18期にも続く歴史の中で初めて2次募集時に選考がありました)ですので、再生可能エネルギーなどの環境系や地方創生、農業に興味がある方は、ぜひともゼミ選びの候補に入れてもらえたらと思います。
■連絡先
山下ゼミについて相談や質問したいことがある方は、山下ゼミ18期(現3年)ゼミ幹 嶋元健人 2119123y@g.hit-u.ac.jp までお願いします。