実は、日本のiPhone価格はG20平均より約20%安く、Galaxyは約10%安い。
株式会社 ICT総研 (東京都中央区)は11月29日、スマートフォン・タブレット端末価格の海外比較の結果を発表しました。
■ 日本でのiPhone価格はG20平均より約20%安く、Galaxyは約10%安い。
■ 日本でのPixel Tablet価格はG20平均より約20%安く、iPadは、約10%安い。
最近は物価高だとよく言われていますが、先進国の中で比較すると、実は意外とリーズナブルな国になっています。この記事では、その詳細について詳しく見ていきましょう💡
調査の概要
調査機関は2024年10月です。今回の調査対象国は、以下の19か国です。G20のうち、「欧州連合」と「アフリカ連合」は国ではないため、対象に含んでいません。
また、調査対象のスマホやタブレットは以下の通りです。
調査結果
iPhoneシリーズは、日本市場において特に競争力のある価格設定がなされていることが判明しました。
iPhone16: 139,800円(G20平均より21.7%安い)
iPhone15: 127,800円(G20平均より19.0%安い)
iPhone SE: 62,800円(G20平均より26.0%安い)
これらの数字から、iPhoneシリーズ全体でG20平均価格よりも約20%安いことが分かります。
一方、Galaxyシリーズも日本市場で競争力のある価格を維持しています。
Galaxy S24: 124,700円(G20平均より11.5%安い)
GalaxyはG20平均価格よりも約10%安い価格設定となっています。しかし、すべてのスマートフォンブランドが日本で安価というわけではありません。Google Pixel 8とRedmi 12 5G (Xiaomi)は、日本での価格がG20平均をわずかに上回る結果となりました。
タブレット端末価格の比較
タブレット市場においても、日本は比較的安価な価格設定が見られます。
アップルのiPadシリーズ:
iPad: 84,800円(G20平均より9.4%安い)
iPad Pro: 168,800円(G20平均より11.9%安い)
iPad Air: 98,800円(G20平均より11.3%安い)
iPadシリーズは全体的にG20平均よりも10%前後安い価格設定となっています。特筆すべきはGoogle Pixel Tabletで、63,800円という価格はG20平均よりも23.8%安いという結果でした。調査対象となった6機種のうち、Xiaomi Pad 6を除くすべての機種が日本でG20平均よりも安い価格で販売されています。
今後の価格動向に影響を与える要因
将来的に、以下の要因が海外メーカー製品の価格に影響を与える可能性があります:
アメリカでのトランプ新大統領就任
ロシアによるウクライナ侵攻の行方
中東紛争の展開
これらの国際情勢の変化は、為替レートや貿易政策に影響を与え、ひいては製品価格にも反映される可能性があります。
ICT総研の今後の方針
ICT総研は、今後も以下の分野に関する調査データを定期的に発信していく方針を示しています:
携帯電話やスマートフォンの利用実態
価格・料金の動向
ネットワークのつながりやすさ
通信速度の実態
これらのデータは、ユーザーにとって重要な参考指標となることが期待されています。
まとめ
日本でのiPhone価格はG20平均より約20%安い
Galaxyシリーズは日本でG20平均より約10%安い
Google Pixel 8とRedmi 12 5Gは日本でわずかに高価
iPadシリーズは日本でG20平均より約10%安い
Google Pixel Tabletは日本でG20平均より23.8%安い
国際情勢の変化が今後の価格動向に影響する可能性がある
ICT総研は継続的に関連データを発信予定
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