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最新マイコンボードRaspberry Pi Pico 2が発売決定✨

発表日:2024年8月X日

Raspberry Pi Pico 2がついに登場しました!これは、Raspberry Pi財団が開発した最新のマイコンボードで、セキュリティ強化と高性能化が図られたRP2350マイコンを搭載しています。Raspberry Piファンやエレクトロニクス愛好者にとっては見逃せない製品です!

2024年8月9日現在では、入荷通知を登録の上で発売待ちの状態ですので、発売前に使用などを予習しておきましょう✨


マイコンボードとは?🤖

マイコンボードは、コンピュータの基本的な機能がすべて1つの基板に集約された小型のコンピュータです。CPUメモリ入出力ポートが一体となっており、電子機器の制御に広く利用されています。特定のタスクを効率的に実行するために設計されており、ストレージも通常は内蔵のフラッシュメモリが使用されます。

マイコンについてはこちらの記事で詳しく説明しているので、良ければ読んでみて下さい👇

Raspberry Pi Pico 2の魅力🔍

Raspberry Pi Pico 2は、以前のPicoシリーズよりも強力になっています。コアクロックが向上し、SRAMオンボードフラッシュの容量が倍増。

さらに、強化されたArmコアやオプションのRISC-Vコアを備えています。これにより、新しいセキュリティ機能インタフェースのアップグレードが実現しました。ハードウェアソフトウェアの互換性も確保されているので、安心して使用できます。

RISC-Vは、オープンソースの命令セットアーキテクチャ(ISA)であり、コンピュータアーキテクチャの世界で注目を集めています。詳しくはこちらの記事で説明しているので、良ければ読んでみて下さい👇

命令セットとアーキテクチャの関係についてはこちら👇

主要機能とセキュリティ機能🔒

RP2350マイコンは、Cortex-M用のArm TrustZoneを中心に、署名付きブートキーストレージ用の8 KBのアンチヒューズOTPSHA-256アクセラレーターハードウェアTRNG高速グリッチ検出器を搭載したセキュリティアーキテクチャを提供します。

これらの機能は透明性が高く、ユーザーは制限なく利用可能です。また、デュアルコアデュアルアーキテクチャにより、Arm Cortex-M33コアのペアと、Hazard3 RISC-Vコアのペアから選択できます。

幅広いプログラム対応🎨

C/C++やPythonでプログラム可能で、詳細なドキュメントが提供されています。そのため、初心者のメイカーからプロの開発者まで、幅広い層に対応しています。

特に、Pythonは、プログラミング初心者からプロの開発者まで幅広く利用されている人気の高い言語です。シンプルで読みやすい文法と、豊富なライブラリフレームワークが魅力で、Web開発データサイエンスAI開発自動化など、さまざまな分野で活躍しています。Raspberry Pi Pico 2のプログラミングにも対応しており、Pythonを学ぶことで、より多彩なプロジェクトに挑戦できるようになります。

Pythonを学ぶのにおすすめの書籍📖

『いちばんやさしい Python入門教室』

  • 初心者向けに、Pythonの基礎から応用までを丁寧に解説している一冊です。具体例や演習問題が豊富で、初めてプログラミングを学ぶ方にも最適です。

『Pythonで学ぶアルゴリズムとデータ構造』

  • プログラミングの基本であるアルゴリズムデータ構造について、Pythonを使って分かりやすく解説。理論と実践のバランスが良く、応用力が身につきます。

『Pythonによるデータ分析入門』

  • データサイエンスの分野でPythonを活用したい方におすすめの書籍です。データの収集、処理、可視化までを学べる実践的な内容が特徴です。

これらの書籍を活用して、Pythonを効果的に学習し、Raspberry Pi Pico 2を使ったさまざまなプロジェクトに挑戦してみましょう!

仕様一覧

  • 外形寸法:21 mm × 51 mm

  • CPU:デュアルArm Cortex-M33 or デュアルRISC-V Hazard3プロセッサ@150 MHz

  • メモリ:520 KBオンチップSRAM、4 MBオンボードQSPIフラッシュ

  • インターフェース:26 x 多目的GPIOピン(ADCとして使える4ピン含む)、USB Micro-B、デバッグピン(SWD)

  • ペリフェラル:

    • 2 × UART

    • 2 × SPIコントローラ

    • 2 × I2Cコントローラ

    • 16 × PWMチャンネル

    • 1 × USB 1.1コントローラ&PHY(ホスト/デバイス両対応)

    • 12 × PIOステートマシン

  • 入力:1.8~5.5 V DC

  • 動作温度:-20℃~+85℃

  • 製品寿命:2040年1月まで供給可能

  • コンプライアンス:pip.raspberrypi.comにてご確認ください。

なお、購入時にはUSBケーブルピンヘッダが付属されていないので、別途購入が必要です。また、購入数量によって梱包形態が異なる場合があるようですね。

USB Micro-Bのインターフェースを備えているとのことですので、Type-Cとの変換があれば、問題ないでしょう。

Amazonベーシックの変換コードが無駄を排したシンプルな機能とデザインでおすすめです✨

まとめ🗒️

  • Raspberry Pi Pico 2は、性能とセキュリティが強化された最新のマイコンボードです。

  • マイコンボードは、コンピュータの基本機能を1基板に集約し、特定のタスクを効率的に実行します。

  • デュアルコアデュアルアーキテクチャにより、最適なプロセッサを選べます。

  • C/C++やPythonでのプログラミングが可能で、初心者からプロまで幅広く利用できます。

この記事が勉強になったよという方は、スキお待ちしています🥰
今後も、半導体やテクノロジーに関する分かりやすい記事をお届けしますので、見逃したくない方はフォローも忘れないでくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ハッシュタグ🏷️

#RaspberryPi #マイコンボード #RP2350 #Armコア #RISC_V

参考文献


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