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項目1【病後児保育について】

1)過去に3回、病後児保育について検討したが、その後の新着状況についてどうか?
 A. 市として体調不良時対応型を想定して準備している。

※病後児保育には大きく分けて3種類あります。
・病児対応型 →風邪を引いていても子供を預けて仕事に行ける全国的に広がりを見せる一般的な病後児保育の認識。誰でも利用可能。
・病後児対応型→回復期(病み上がり)の時に預けることができるシステム、預ける手順は病児対応型と一緒で全国データでも利用率が低い。誰でも利用可能。
・体調不良児型→子供を預けている時に急な発熱で親御さんが来るまで看護師が面倒をみる。→その園に属している子供のみ利用可能。親御さんはすぐに迎えに来なければならない。

2)実現性の高い場所として人口比率の高く、設備、医師が整っている市立角館総合病院と提携し病後児保育の場所は市で用意し、実施する可能性はないか?
 A.令和3年10月より小児科医が在籍し、以前とは状況が違うことから可       能性を模索していく。

3)病児・病後児、体調不良時対応型、市に求められるのはどちらか。アンケートの結果や共働きが普通になり、保護者への負担が増え、感染症予防等からストレスへ繋がり家庭問題への大きな障害になると考えると病児対応型をすすめるべきではないか。
 A)トータルケアで考えると病児保育が妥当であるが、準備期間、費用も多くかかる事からまず、設備投資の少ない体調不良児型で準備し、段階的に病児対応型の解説準備をする。そして子育てする家庭へのサポートをしっかりやるという姿勢を早急に見せていく。

※病後児保育3種類のうち、秋田県のR2年度データから病児対応型が圧倒的な利用数であること、体調不良時対応型は児童が風邪を出した場合すぐに保護者が迎えに来なければならない、看護師がいるのは安心感があるがやっていることは保護者が普段やっていることと同じではないか?という事も言わせて頂きました。

総評:市としても病児対応型の重要性は認識しており、子育てへのサポートを今後更に取り組むという事であった。

反省:秋田県で人口2万人を超える市町村で病後児対応型がないのは仙北市のみ、その園に在籍している子供しか利用できない体調不良時対応型のために看護師を新しく雇用することで財政圧迫にも繋がるのでやはり、病児対応型を作った上で病後児、体調不良時にしたほうがいいという考えをもっと明確に発言するべきだった。
さらに病後児保育の施設を建てるにあたり国、県から1/3ずつもらえ、それが先払いでもらえる補助内容があるのに、その詳細を説明できず内容が薄くなってしまった。次年度以降にしっかり考えてもらうよう令和4年度から企画を進めて頂きたい旨と意思を確認が必要だった。 


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