さっき書いた「誰もみてないから」に付随する体験談
昔、ラクエンというサーファー向けの宿をやってた頃の体験談で「誰も気づかないよ」とさらっと言い放ったとある人のお話。一応、読める人限定ってことで有料にしておこう。笑
当時、ラクエンのリピーターさんに、アメリカでなんとかって有名な資格を取ったというヨガの先生がいて。
旦那さんは、パン屋さんになるための修行中。
確か旦那さんの持病?のためとかでマクロビにもこだわってました。
で、確かに旦那さん、激やせされてたのだけど。半年に一度くらいラクエンに来るたびに、顔色が悪くなり不健康そうになっていくので、ん〜大丈夫かね〜?でした。(以来、マクロビってどうなんだろ?な私。笑)
まあ、でも、世間一般的にみて。
奥さんヨガ、旦那さんパン屋、夫婦でマクロビのサーファーってなんか、聞こえ良さげじゃあないですか?
で、滞在中は、ラクエンのスタッフにヨガ講習してもらったり、ゲスト向けのセッションなどを企画したりしてたのだけど。
その時、ヨガの後、自家製ハーブティーで懇親会とかいいかも?と提案したら。
旦那さんが「そうだね、市販の紅茶にちょっとハーブ入れたらソレっぽくなるし、誰も気づかないだろうし」って。
え?誰も気づかない?何ソレ?
自家製ハーブでワサワサ生えてるから、別にもったいないとかないし。
ソレっぽくなるからそれでいいじゃん!的発言に、ん〜と、理解不能状態の私。
どうりで、このご夫婦、肩書きは良さげなのに、イマイチ「合わない」感じだった訳。😅
ついでに全く別の話で、弟の話。
もう30年くらい前の話しなんだけど。
確か当時、私20代後半、弟20代前半くらいだったと思うのだけど。
理由はなんだったか忘れたけど、珍しく、弟とちょっと立派なレストランに行って、私が払うことにしたのです。
(多分、ずっと離れて暮らしてたから、たまに逢った記念か何か?)
で。
二人で美味しく食べた後、出口の会計のレジの前に来ても誰も来ず。
なんか流れで、そのまま店の外に出ちゃった私たち。
そしたら弟が「食い逃げなんて、ダメだよ、ちゃんと払わないと!」と云いだしたので、まあ、そうだね〜と、また、戻って、人呼んで、ちゃんと払ったのだけど。
私はこういう場合「上の計らい」かも?ラッキーとそのまま出ちゃうタイプかも?です。😅
相手が個人商店とかだったら、もちろん、ちゃんと払うけど。
大きなチェーン店とかの場合、いつも儲かってるんだろうし〜って、相手によって、判断が変わることがあります。
でも、弟は、ファジーな私と違って、とにかくまじめでカタギな性質。笑
なので、お互い、全く違う人生歩んでますが、この一件は、我が弟ながら「偉いなぁ」と感心し、記憶に残ってる事象です。
「美学」がある人ってやっぱ好き。
一貫した信念、柱みたいなのが、ちゃんと真ん中にまっすぐ立ってる。
そういう生き方でありたいし、そういう人と自然に仲良くなっていってるような気がします。
☆ 昔、高校時代の仲間と企画した写真展出展用に作ったフォトエッセイ、複写してみた。
子供の頃、カメラマンになりたくて、中学生で一眼レフ買ってもらってモノクロ暗室焼き付け作業もやってました。