i-新聞記者ドキュメント-

「i-新聞記者ドキュメント-」
https://i-shimbunkisha.jp/

昨日、「i-新聞記者ドキュメント-」を観て来た。

ちょっと意外だったのは、作品が作品だけにリベラルな観客が多いと思っていたが、見た目では、出で立ちから中高年に多いと云われる保守的な人が多かったように思う。

しかも、60~80歳くらいの街のおばちゃんって感じの人が7割くらい居たのは、ちょっと驚いた。

おばちゃん達は、報道で目にする菅官房長官に噛みつく望月衣塑子に憧れみたいなものがあるのかも?

映画の感想としては、ドキュメンタリー作品と云うより、新聞記者望月衣塑子を追っ掛けた人間観察ビデオだと感じた。

「i-」 いそこのi、identityのi、一人称のiを描いた作品になるのかな?
辺野古問題、モリカケ問題、宮古島自衛隊問題、伊藤詩織さん準強姦事件、そして作品内で最も描かれていた官房長官の会見と新聞記者望月衣塑子のやり取り・・・
官房長官との望月衣塑子とのやり取りは、報道等でチョイスされ、称賛されたり、詰られたりと、SNSを騒がしているが、この作品で感じたのは、官房長官に喰ってかかるのが、悲しいかな望月衣塑子しか居なく、内閣記者会の有り様の方が目立っていた。

奇しくも、作品内で外国人の記者も応えていたが、内閣記者会のようなものは日本以外では観られない実に閉鎖的な環境だと。

そう云う意味では、この作品は日本のマスコミの閉鎖的な環境を世に示したかったのかもとも思った。

望月衣塑子からも感じたが、取材対象が保守的であろうが、リベラルであろうが、真のジャーナリストと云うのは、権力の監視が使命なので、保守やリベラルって区分けが無いんだろう。

作品内でもRKBの記者が云ってたな・・・

でも作品内でもキツく描かれていたが、政権に媚び諂う○売のような新聞社もあるから困ったもんだ。

個人的に望月衣塑子さんは、云い方は悪いが、とてもがさつな女性な気がした。

まあ、がさつだからこそ、周りの空気は読まず、取材相手に喰ってかかれるんだろう。

自分として仕事としては、もっとも相手にしたく無い女性でもあるかな?

ただプライベートな面が、作品では子供さんとの電話のやり取りくらいしか描かれて無かったので分からないが、裏の顔はちょっと興味はあったりする(^○^)

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