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『木を見て森を見ず』の全体把握力の重要性!

今となっては当たり前の視点ですが、意外とできていない『木を見て、森を見ず』


これは様々な場面で言えることだと思いますが、つまり”視野の狭さ”や”考えの幼稚さ”を表しています。

仕事をする上で、自分の足元だけ、自分の目の前のやることだけに集中していて他が全く見えない、なぜこの仕事をしているのか?


どうして、この仕事が必要なのか?


少し視野と考えを広げて働くことが、”職場でできる人間とそうでない人間の違い”なのではないでしょうか。





おはようござます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。


先日、とある仕事の依頼をいただきました。上場している企業さんで、製造業です。


これまで建築、警備、葬儀、飲食、美容と、医療・介護・福祉以外にも様々ご支援してきましたが、製造はなかったですね。


課題は、売上低迷とその原因である営業担当の離職増加です。


こうなると、会社のカルチャーと組織図から改革しなければならず、小手先の人員補充にはなんの意味もありません。


またも難しい依頼ですが、熱意ある社長の依頼は断らないのがモットーです。




さて、本日は『木を見て、森を見ず』についてお話していきます。


実は、この考え方はどんな場面でも利用できるのがすごいところです。また言い方によっては、目の前の仕事に集中していることを証明してしまうような内容でもあるので、

ケースバイケースかなとも思いますが・・・


ただ基本的には、何か行動を起こすときには、まずは全体像を把握することが重要です。

まずひとつ、事例としてお話するならば、コンサルタントとして仕事をする上で、クライアントの課題解決の支援をする分けですが、

クライアント、つまり経営者が認識している課題だけを言われたときに、そこだけを取り組むことはあり得ません。


言ったことだけをやってくれ!とクレームが来そうですが、そうではなく、まずは課題の原因を把握するために、やはり組織という身体全体の健康診断を行うのです。


これが『森を見る』です。

そして、森を見てから再度、改めて『木を見る』のです。


そうすることで、課題の捉え方が変わり、どこから支援するべきなのか把握できるのです。

 



二つ目の事例として、自分が組織で仕事をすることを考えてみます。組織は役割りの集まりですから、自分は何のために雇われたのか?

どんなミッションを達成する必要があるのかを考えますよね。


介護職員であれば、1日1日の介護サービスをの提供を行うわけですが、ただ目の前の仕事をスケジュール通りに行っていくだけでは不十分なのです。

つまりこれが『木を見ているだけ』なのです。


そうではなく、介護施設で提供する介護サービスを行うのは、確かに自分ではあるものの、介護施設全体としての目的を理解し、介護施設が地域で果たすべき役割は何か?

組織として、施設が経営する上で重要なことは何か?


この視点が『森を見る』です。


そして、今日一日、あるいは週間単位で全体のスケジュールを把握すること、そこに視点をもってくることが『林を見る』です。

森を見る→林を見る→木を見る


この視点力がとても重要なのです。


これが、よく言われる経営者目線を持て。ということです。

ただ、私から言わせれば経営者視点は、当事者しか持てないので、せめて森→林→木という視点を持つことくらいは、何をするにも必要だと思います。






弊社ではこれまで30社以上の『営業』『人材』『組織強化』の3つをご支援しております。

【クライアント例】

・総合病院、総合診療クリニック、訪問診療クリニック

・有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、デイサービス

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