経営理念の作り方「その理念はお飾りか?」
皆さんは、もちろん生きていれば病院に受診したことはあるとおもいますが、その際、壁に掛けられた「経営理念」について見たことはありますか??
私は、弊社では病院コンサルタントとして病院経営を支援していた時期もあり、よく経営理念と病院で働く院長や理事長の”考え方”について、その乖離を不思議に思うことがあります。
何を言いたいかというと、経営理念を掲げても、それが実効性の無いただのお飾りだということです。
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。
昨日のWBCも良かったですね。オーストラリアに快勝です。
さすが、大谷翔平、そしてヌートバーですね。
うちの子供は、大谷翔平を見てそして、ヌートバーのファンになったようです。
何事も、小さな可能性をつかむためにも全力で取り組む姿勢は、私も刺激を受けました。
コンサルタントとして、全力で課題解決に取り組む大切さを、改めて認識しました。
さて、本日は『理念の作り方』についてお話します。
医療・介護・福祉事業を経営する場合、『理念』というのはとても重要になってきます。
もちろん、理念がなくても組織は運営できますが、同じ方向性で運営していくならば、やはり「考え方の一致」というのは欠かせません。
理念の示すところは、悩み、苦しみ、迷ったときに初心に立ち返り、改めて自分たちの進むべき道を照らしてくれるのです。
そういった意味では、私も自分のコンサルティング事業について”芯”がぶれずにやってこれたのは、やはり理念のおかげだと思っています。
そんな理念ですが、多くの医療機関、事業所では”ただのお飾り”になっているところも少なくありません。
また、理念を知らない従業員も多くいるでしょう。
理念の重要性を理解し、理念を考え方の柱とすることは、自分たちの行動や考え方を律するものになりますから、改めて組織内で理解を深めることをすべきだと思います。
さて、そんな理念ですが、現状存在しないという事業所もあると思います。
理念が存在しない事業所について、ある程度の従業員数がいれば、統率を図るため、方向性を一致させる、認識を共有するためには必要でしょう。
私の考えでは、「理念」というのは組織の代表の考え方を反映させるのが一般的です。
代表者がどうして、この事業を始めようとおもったのか、何を大切にしていきたいのか、こういった『想い』が理念として反映されます。
もう一つの方法は、従業員と一緒に理念を考え、つくることです。
一緒に理念をつくることで、理念をつくった張本人たちが理念を意識して行動することにも繋がりますので、「共同作業」という意味でも良いかとおもいます。
ここで有名企業の理念を紹介したいと思います。
1.日本航空 JALの理念
JALグループは、全社員の物心両面の幸福を追求し、
一、お客さまに最高のサービスを提供します。
一、企業価値を高め、社会の進歩発展に貢献します。
2.ユニクロ
「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントを掲げ、本当に良い服を創造し、世界中のお客様に良い服を着る喜びを提供することで人々の暮らしの充実に貢献するとともに、社会との調和ある発展を遂げることを使命としています。
3.ソフトバンク
情報革命で人々を幸せに
ソフトバンク株式会社および子会社は、ソフトバンクグループ共通の経営理念である「情報革命で人々を幸せに」という考え方の下、創業以来一貫して、情報革命を通じた人類と社会への貢献を推進しています。
この3つですが、私の肌感として体現しようとして努力されているのが本当に良く分かります。
ただのお飾りではない経営理念をぜひ作ってみてください。
弊社ではこれまで30社以上の『営業』『人材』『組織強化』の3つをご支援しております。
【クライアント例】
・総合病院、総合診療クリニック、訪問診療クリニック
・有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、デイサービス
・訪問看護ステーション、訪問医療マッサージ、訪問介護ステーション
・障害者グループホーム、就労継続支援B型・A型事業所
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