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文脈を読めない部下への対処法
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。
昨日、とある福祉会社の代表と星乃珈琲に行きまして、カレーライスを食べました。皆さん、すこぶる美味しいカレーを食べたことはありますか?
私は食レポできませんが、見た目から輝くルーと、牛肉の美味しい出汁を感じた味わい深いカレーでした。
ああいうのを、自分でも作りたいとチャレンジしますが、中々、難しいものですね・・
さて、今日は「文脈を読めない部下の対処法」ということでお話していきます。
弊社も今後、営業・人事・組織強化部門において、セミナーを開始することとしました。その中のひとつのテーマでも上げている「文脈を読めない部下」についてです。
つまりこれは、文字は読めるけど、文の意味を理解せず、自分の気持ちが先走って聞いていることに対する回答が的外れということです。
こういうことです。
部下に対して「A」なのか? それとも「B」なのか? と聞いているのに
「C」です。と回答が来ることです。
これが最も分かりやすいのかなと思います。
伝え方とは、本当に難しいものです。実はこれ、私も経験ありまして、どうしても伝えたい気持ちが先走ってしまい、また自分の頭の中でいろいろと考えてしまい、最終的に変な回答をしてしまうのですね。
自分で書いていて耳が痛いですよ。本当に。
これの責任範囲はどこにあるのか。
まず、質問する側に70%の責任があります。つまり経営者や上司がこれにあたりますね。そして30%は部下にあります。理解しようとしなければならない部下にも責任があります。
経営者や上司は、例のとおりに部下が回答しやすいように「A」なのか「B」なのかとシンプルに質問を投げる必要があります。なかなか、ここまでシンプルにはいきませんが、それでも最大限の努力が必要です。
それでも「C」や「D」という回答が来ることもありますよね、そこはあきらめずに「A」か「B」か?と引き下がらずに行きましょう。
部下からすると、AとBのどちらかではない場合もあります。それこそ、問題の本質を伝える必要があるため、Cという回答が適切だと思っているのです。
その場合は、なぜ「AかB」と聞いているのに「C」と回答するのか?聞くといいでしょう。医療・介護・福祉の場合、訪問看護ステーションや訪問医療マッサージ、障害者グループホーム等の運営であれば、多くの経営者が現場に入ることもありますので、そこまで心に余裕がないこともあります。
しかし、そこは人材を育てる意味でも、経営者という器という意味でも、根気よく心穏やかに対応することをおすすめします。
それでも、中々難しい!という方は、弊社が行っている『組織の知恵』にご相談ください。
組織の知恵では、組織強化に必要な管理職・一般社員向けの研修を事業所の課題に合わせてメニューをカスタマイズしております。
いかがでしたでしょうか。
文脈を読めない部下はたくさんいます。特に医療・介護・福祉業界では当たり前のことかもしれません。それでも、部下が答えやすいように質問を投げるのは上司の責任の範囲といったところでしょうか。
根気よく、育てていきましょう。