成果を出すための”2つ+1つの要素”
まずよく言われる『成果』とはなんでしょうか。
それは、決して数字で表されるものだけではありません。目に見えない成果というのも存在するのです。
まず成果の指標を定義しましょう。そしてそれ以外に考えられる目に見えない成果も定義しましょう。組織として重要な成果、個人として重要な成果、その二つの成果を出すために必要な要素は、実は本当にシンプルなのです。
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。
最近は暖かいですね。昼間も10℃前後で、過ごしやすいなと思います。
ただし、これから花粉という鬼のような季節がやってきます。
インフルエンザや風邪が流行っている中で、どうしても誤解されてしまいますよね。
できる限りの対策を取って、仕事に臨みたいと思います。
さて、本日は『成果を出すための必要な要素』についてお話します。
冒頭でもお話したとおり、『成果』というのはかなりざっくりしています。組織が求めている成果とは何か?
まず、これをしっかりと定義しましょう。
成果とは何ですか? こう聞かれたときにちゃんと説明できることが重要です。
一般的には、成果と言われれば売上などの数字を求められることが多いですが、医療・介護・福祉に関していえば、数字とは無関係の場合もありますよね。
例えば、介護施設の職員です。
介護施設が職員に求める『成果』とはなんでしょうか。これは決して数字で表せるものではないですね。
おそらくは、「必要業務」+「質の高い介護」これが求める成果です。
ミスなく、事故なく、入居者にあった適切なケアを行います。ただし、適切なケアに関しては、その時々に応じて変化するものなので、状況に応じたケアという解釈ができます。
訪問看護ステーションではどうでしょうか。
こちらは、「1日あたりの訪問件数」+「質の高い看護」ですよね。
訪問看護に関しては、1件あたりの売上が明確なので、職員の負担と売上の双方を考慮して、1日あたりの訪問件数を数値化して成果とすることができます。
このように、成果の定義というのは、事業形態により様々です。
それではここから本題です。
この『成果』を出すために必要な”要素”についてシンプルに解説します。
成果を出すために、組織が、あるいは経営者が考えて配備しなければならないのは、2つ+1つです。
1つ目:「何をやるか、決まっていること」
2つ目:「能力的に実行できる人がいること」
+α :「ちゃんとやること」
この2つ+1つが重要なのです。
まず、何をやるか、これが決まっていなければいけません。これは当然です。
そして、それを実行できる能力、理解力、行動力が必要です。
さらには、その人が余計な自己感情に流されずに、与えられたことを着実に進めることです。
このシンプルな要素がそろえば、あとは時間の問題です。
求める成果に着実に近づいていきます。
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