優先順位の決め方とは?仕事編
日頃から、医療・介護・福祉施設で現場職員として勤務する場合に、あまり物事の優先順位を意識することは少ないと思います。
優先順位の決め方は、その組織、あるいは経営者の意向が大きく反映しますので、一概に自分の価値観で優先順位を決めることが、正解ではありません。
実際、自分の中での優先順位と上司や経営者、組織が定める優先順位は全く異なる場合があります。
またそれは、自分の役割やポジションによっても異なることから、何を優先にすべきか、もう一度再考すると良いかもしれません。
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おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本でございます。
今日から子供たちは新年度がスタートとなります。
待ちに待ったクラス替え、そして何やら「漢字」の勉強を楽しみにしているようです。
私も、昔はクラス替えはとても楽しみでした。ちょっと学校でかわいい子と一緒になりたい!と願いつつも、その願いは小学校を卒業するまで叶いませんでしたが・・・
そんなこんなで、子供たちには楽しい小学校生活を送ってもらいたいですね。
それでは続きを!
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さて、本日は『物事の優先順位の決め方』についてお話します。
これは結構難しいですね。何を優先にすべきかというのは、その時々で変化するものですから、仕事と生活、そしてプライベートの三つに分けると考えやすいかもしれません。
おおよそ、皆さんが困ってしまうのが、仕事だと思います。
今回は、「仕事」における優先順位の決め方について、簡単に説明します。
まず、優先順位の決め方フレームワークとして、有名な『第二領域』というものを使用します。
これは、有名な著書で『7つの習慣』の中で記載されている内容です。
ここには、第一領域、第二領域、第三領域、第四領域という4つブロックを描きます。
・第一領域 緊急であり、かつ重要なもの
・第二領域 緊急ではない、かつ重要なもの
・第三領域 緊急であり、かつ重要でないもの
・第四領域 緊急ではない、かつ重要でもない
これら4つの領域に、仕事のタスクを書き込んでいきます。
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優先すべき内容を整理する!
第一領域に入る内容としては、日々の業務があるでしょう。利用者の介護、支援、看護、通常の業務は、常に緊急であり、そして重要となります。
第三領域に入る内容は、緊急であり、かつ重要でないものです。つまり急ぎだけど、まったく重要ではない仕事です。突然の営業電話、突然の訪問、意味のない会議、決められているけど、重要ではないことです。
第四領域は、急いでもいない、重要でもない仕事。ただ時間だけをつぶしているような、そんな仕事です。これは真っ先に排除するべきでしょうね。
最後に、第二領域です。これは、現時点では急いでいないけども、継続することで近い将来大きな成果をもたらす可能性のある仕事です。逆に言うと、これをやらなければ、後に大きな失敗などが発生していまいます。
マニュアル作成、人材育成、勉強会、資格の勉強、人事面談など、こういった地道に努力を積み重ねる内容となります。
優先すべきは、もちろん、第一領域ですが、第三領域と第四領域をいかにして減らし、第二領域に時間を割けるか、ということが重要となります。
ぜひご活用ください。
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【クライアント例】
・総合病院、総合診療クリニック、訪問診療クリニック
・有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、デイサービス
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