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何を恐れる!?経営者よ、社内コミュニケーションを強化せよ!

昨今、ひとつの法人が様々な医療・介護・福祉事業を総合的に運営する例は少なくありませんよね。

例えば、総合病院が訪問看護ステーションや特別養護老人ホーム、老人保健施設を同時運営するのは、むしろ経営戦略や地域戦略としては当然考えられることです。

しかし極まれに、同じ法人であるにもかかわらず、同じような障害事業、介護事業を運営しているのに、完全にコミュニケーションを分断しようとする経営者に出会います。

こういった無知で無謀な行為は、あらゆる機会損失をしていることに気づいていないのです。

そこで働く人材も、とてもかわいそうですね。


おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。

大学院に通い始めて数日ですが、いくつか発見をしました。

一つには、私の様に知識や知見を学びたいと思っている人は、明確な目的を持っているということ。

もう一つは、なんとなく受験し、目的もわからずとりあえず、何か見つかるだろうと、いわゆる自分探しに来ている人がいるということです。

これは、大学院のレベルを表しているのか、それとも大体こういうものなのでしょうか。

ん~~難しいところですね・・


さて、本日は『横のつながりを恐れるな!経営者よ!』についてお話します。

こういった経営者は、法人内はもちろんのこと、法人外との連携も何か無駄のことであるかように考えているのですが、それは経営者のレベルが低いの一言に尽きます。

社内で複数事業を運営しており、横のつながりを強化することで、お互いのスキル向上、考え方の共有、スムーズな人事異動、視野の広がり、売上共有など様々なメリットがあります。

しかしながら、横の連携を嫌う経営者の考えは、常にネガティブなのです。

何か悪い事が共有されるのではないか、噂が広がるのではないか等、意味不明な憶測をします。

これは、自分が経営する事業において、何か悪いことをしている証拠ですよね?(笑)

後ろめたいことがあるから、社内コミュニケーションを分断したがるのです。

むしろ、コミュニケーションを分断してしまうことが、多くのデメリットを生むことに気づいていません。


社内コミュニケーションを分断するデメリットをご紹介しましょう。

1.事業間連携がとれないことで、サービス提供ができない。

2.サービス提供してもクレームが生じてしまう。

3.結果、売上が上がらない。

4.人事異動ができない。結果として人件費が上がる。

5.視野が広がらない、思考停止に陥ってしまう。

6.孤独感から、思い切った仕事ができない。

7.ルールや意思の統一が計れない。

このように、様々なデメリットがあります。

経営者は、もう少し多角的視点から、物事を考えるべきですね。

さて、では横の連携や、社内連携を強化するためにやるべきことをお伝えしましょう。

それは、社内全体会議です。

まずは方向性の統一、そして社内ルールの統一が重要です。

医療・介護・福祉事業の中で、それぞれシフトがあり、多くの人が集まるのはとても大変ですが、それでも、無理して実行してください。

そこが、重要な出発点となります。


【クライアント例】
・総合病院、総合診療クリニック、訪問診療クリニック
・有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、デイサービス
・訪問看護ステーション、訪問医療マッサージ、訪問介護ステーション
・障害者グループホーム、就労継続支援B型・A型事業所

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