サビ管と施設管理者を分ける!
障害者グループホームにおいて、多くの施設ではサービス管理責任者と施設の管理者を同じポジションで運営していますよね。
確かに人件費を考えれば当然です。
しかし、サービス管理責任者と施設管理者は、役割も違えば必要なスキルも違うのです。
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。
花粉症がすごいです・・・
やっぱり飛んでますよね・・特に昨日が最悪でした。
なんとかアレジオンで耐えております。
ああ、本当に春が嫌い。
さて、今日は簡単ですが、『サービス管理責任者と施設管理者の役割分担』についてお話します。
名プレイヤーが名監督になれないように、施設管理者に必要な能力というのは、サービス管理責任者が持っているわけではないのです。
ですから、そこは考えを切り分けて、サービス管理責任者の役割と施設管理者の役割を明確にし、それぞれを採用したほうが、施設運営はうまくいくのでは?
と考えます。
人件費を考えると、たしかに負担したくないところですが、昨今、サービス管理責任者の暴走具合を考えると、役割分担は必須です。
私が考えるサービス管理責任者の役割では、やはりサービス管理責任者しかできない「個別支援計画書の作成や確認、押印」のみとし、あとは現場に任せるのです。
これだけに人件費を払えない!という場合は、正社員からパートへの雇用形態チェンジを行います。
老人ホームで言えば、ケアマネジャーみたいな役割です。
ケアマネジャーが施設管理者を兼務しているところなど、あまり聞いたことありません。
ここで大切なのが、雇用形態チェンジだからというわけではなく、経営者が現場との関係性をどのくらい強固にしてきたか?ということです。
現場を放置し、現場に任せていた場合、きっと現場職員による「帝国」が築かれており、経営者ですら、介入できない状態になってしまいます。
大切なのは、現場とのコミュニケーションです。
弊社では、こういった現場の施設運営や個々の役割を整理し、適材適所に人材を配置するなど、現場の想いをくみ取りながら、ご支援しています。
現場を整理することは、重要です。
お困りの方はぜひご相談ください。