60歳以上が扱いづらい2つの理由とは?
年齢で人を判断することはないが、おおよそ、この論理は当たっていると思います。
年齢で人を評価し、そして年齢だけで判断することは差別に近いかもしれません。しかし、医療・介護・福祉業界において、60歳を超えた人を扱いづらいと感じる人が多いのは、周知の事実なのです。
もちろん、60歳を超えた人の中でも、いや70歳、80歳を超えた人でも、優秀で成果を出し続けられる人材が多いのも事実です。
ですから、一概に言えないことでもありますが、とにかく老害になりつつあることも理解しなければなりません。
人材不足の昨今、若手人材だけではなく、60歳を超えた人材も活用すべきというのが、本来の弊社の考え方です。
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。
昨日から、専門職大学院の入学準備を進めています。
まったく気づかなかったのですが、事前課題というものがあるのですね。
昨日、数百文字で提出したのは、児童の権利条約の条文と第一部を呼んで、自分の考えをかくこと、あとは人が働く上で必要なモチベーションについて私見を述べることでした。
日々のブログのおかげでしょうか。
特に困ることなく30分ほどで終わってしまいましたが、何かを学んでいるという行為と実感が、高揚感を与えてくれますね。
さて、本日は『60歳を超える人材は扱いづらいのは事実』というテーマでお話をいたします。
注意したいのは、すべての60歳を超えた人材が、職場で活躍できないということではなく、あくまでもマネジメントする上で、40代以下と比べて労力を要するという意味で言っています。
私の経験上、60歳以上を方を採用し、教育するには本当に大変です。
一つ目の理由に、「価値観の大きなズレ」があります。
これは仕方ないことで、同じ30代であろうとも、生まれた故郷が日本か、アメリカかによって異なると同じで、同じ日本でも生まれた環境、育った環境により価値化の形成が変わってきます。
価値観のズレに関して、変えることのできない確固たる”マインド”である一方、自分の価値観を認識し、価値観を合わせたり、受け入れたりする努力ができるかどうか、これが60歳を超えると難しいという実感です。
二つ目の理由に、「人の話を聞かない」ことです。
これは60歳を超えた人だから、ということに限定した話ではありませんが、自分の経験がすべて正しいと思い込んでいる、テレビや雑誌、お友達の話を信用しているので、他者の意見を取り入れない傾向が強いです。
例え、日本人であっても指示や助言、指導に対して言っていることは表面上で理解していても、自分の考えと異なる意見であれば、無意識に反発し、受け入れないようになっているのです。
文字や文脈が読めないというのは、つまりこのことです。
日本人だから、ひらがなも漢字も読み書きできるのは当たり前ですが、文字を最後まで読まない、理解しようと努めないことが先行してしまいます。
1から10まで話を聞かなければ、理解できない内容でも、自分の経験と判断で、1から3までしか聞かずに、あとは経験則で判断します。
だから間違って理解し、話し合いにならないのです。
こういった傾向がどうしても60歳を超えた人材に多いと実感しています。
皆さんの職場ではいかがでしょうか?
優秀な60歳と無能な60歳、どの程度いらっしゃいますか??
【クライアント例】
・総合病院、総合診療クリニック、訪問診療クリニック
・有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、デイサービス
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