LaughにLoveを
もう一週間経ってしまった。
SixTONESが先日5月1日に結成6周年を迎えたということで。遅ればせながら本当に!おめでとうございます!!!!!!
普通なら節目は5年目、10年目…なんだろうけど、Sixにちなんだ6周年も大事な節目。
当日告知されたカウントダウンYouTube生配信。
約30分のトークの中で語られたのは彼らが歩んできた歴史。結成から約5年でようやくデビューというだけでも苦労を感じずにはいられないけど、それ以上に過酷な出来事や葛藤があった6人。それでも、何度も壊れそうになりながら乗り越えてきてくれた。
彼らが言う「いろんなことがあって〜」は、10代の少年が背負うにはあまりに大きな人生を揺るがすレベルの出来事だったり、ジャニーズという特殊な環境であるが故に生まれる試練であったり「いろんなこと」というオブラートに包まないと口にできないものが多い。ぼやかした言葉の裏には、鮮烈で重たい過去がある。
一方で、楽しかった思い出を「覚えてる!」「そんなことあったね」と語り合う姿を見て、私はそれをリアルタイムでは知らないけれど、その先にある未来を一緒に見ている今を幸せだと思えた。
一緒にカウントダウンをし、5月1日の0時になった瞬間。画面の中で笑う6人を見て私も笑顔になった。ほんの数ヶ月前に好きになったばかりだけど、記念すべき瞬間に立ち会えたことが嬉しくてたまらなかった。
ここまで諦めなかったSixTONESにも、支え続けた先輩team SixTONESにも心から敬意を称したい。本当にありがとうございます。
めでたい話に水を指すようだけれど。
飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を集めている彼らは間違いなくどんどん大きくなっていく。原石というには既に輝きを放ちすぎな彼らだけど、もっと磨かれていくのだと思う。道程はまだまだ長く続いている。
けれど、同じジャニーズの先輩たちが、当たり前に在り続けると思っていた存在が失くなったことも目の当たりにしている。
永遠はない。
いろんな沼に落ち、最も深く浸かっていた場所で終わりの瞬間を目にしたからこそ、間違いなく言える。最後の日はいつか来る。
だからこそ出来る限り長く、この6人が誰一人欠けることなく笑っていてくれますように。
配信の終盤にメンバーから挨拶があった。
全員が感謝と決意と愛に溢れたコメントをしていたのだけど、中でも樹ちゃんの言葉が印象的。
「アイドルの定義っていわれたら実は意外と答えられなかったりするんですけど。んー、でも、多分、アバウトな答えでいうと、みんなが僕たちを応援してくれるから僕たちはアイドルでいれて。みんながいなかったら、僕たちはただの、仲の良い6人が好きな音楽をやってるだけの集まりになるんですよ。それを、アイドルって肩書きを持たせてくれて、輝きをくれるのは皆さんで。(中略) みんなに頑張る理由をもらえてるように、僕たちもみんなに頑張る理由をあげれたらなと思ってますので」
https://youtu.be/sFjvjaWQQ10
(メンバー挨拶は40:10あたりから)
この樹ちゃんの言葉を聞いて、涙が止まらなくなってしまった。
様々な界隈に足を突っ込んできたので「応援してくれるみんなのおかげで続けてこれた」とか「こんな大きな会場で演れるのはみんなのおかげ」という言葉はたくさん聞いてきた。勿論、その言葉に嘘はないと思う。主体はステージの上にいる彼、彼女らであって、私たちはいつもその足元を支え、歩み続ける姿から放つ輝きを与えてもらう。偶像が偶像として存在するから崇拝できる。
でも、樹ちゃんは“自分たちが与えてもらう側だ”と語った。もしこの視点をもっていたとしても、言葉にしてくれる人はそう居ないと思う。それを樹ちゃんは躊躇いなく、真っ直ぐな目で伝えてくれた。衝撃的ですらあった。一週間たった今でも、この時に抱いた感情を自分の中で言語化できずにいる。泣いてしまった理由もわからない。でも、言語化できないからこそ涙になって出てきたのかもしれない。インターネットの片隅で好きだと呟いている私みたいな存在をも肯定してくれる言葉だと思った。
樹ちゃん、ありがとう。
未だ休職中で足踏み状態、引きこもりに近い私だけど、SixTONESのおかげで笑う時間がすごく増えた。下を向く時間が減った。動き出すまでにはまだ少しかかりそうだけど、走り続ける6人を追いかけるために頑張りたいなって思えてる。ラフにラブを伝えていけるように。