見出し画像

オートバイ・パーフェクトスキル「白バイ隊員直伝!最高の走行術と車両操作」 感想

白バイ隊員ならではの高度な操作方法が、実践的かつわかりやすく書かれており、「なるほど!」と感じる内容が多かったです。
章ごとに分かれているため、オートバイの基本操作から高度な運転技術まで、段階的に学べる構成になっています。私が個人的に特に心を動かされたのは、コーナリングやブレーキングの部分。今までの自分の乗り方がいかに感覚頼りだったか、痛感しました!
この本の中で心を動かされたのは「コーナリング技術」の章でした。コーナリング時の「ワイドイン・クローズアウト」の軌道取りや、「適切なリーンアングル」の重要性が詳しく解説されており、物理学的な背景までしっかりカバーされています。私は今まで、なんとなく感覚でコーナーを曲がっていましたが、具体的な理論を知ると「そうだったのか!」と腑に落ちました。

特に印象に残ったのは、「リーンアングルが大きすぎるとタイヤのグリップを失う危険性がある」という指摘です。これまでは「かっこいい」姿勢を目指して、無駄に傾けてしまうことが多かったのですが、実はこれが安全性を損ねていた可能性があると知って反省しました。また、「タイヤの限界を理解し、適度に傾ける」ことが最重要というアドバイスが心に刺さり、早速次回のライディングで試してみようと思いました!

また、ブレーキングに関する「トレイルブレーキング」のテクニックも驚きでした。コーナー進入時に軽くブレーキを引き続けることで、車体の安定性を高めながらスムーズに曲がる方法ですが、これまではブレーキを完全に離していたため、曲がり始めで不安定さを感じることがありました。これを読むと、「ブレーキングにもこんなに奥が深いんだ!」と感動しましたね。


この本を読んで、オートバイの運転がただの「移動手段」ではなく、一つの「スキル」や「アート」だと再認識しました。また、技術的な向上だけでなく、常に安全を意識することの重要性も改めて感じました。

いいなと思ったら応援しよう!