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6歳までが未来を創る
愛着や子どもの能力や発達を勉強し、6歳までが重要な時期であるなと私は考えています。6歳までで、その後のおおよその子育てが決まるとも思っています。なぜ6歳か?その理由を書いていこうと思います。
1.脳波が催眠状態
2歳までの脳波は、催眠状態。そして2歳〜6歳までの脳波は、半催眠状態と言われています。私たち人間は言葉をもってしまったため、周りの大人が発する言葉の催眠にかかってしまう状態だということです。例えば、「うるさい!ほんと、うるさい子!」と、何回も言われていたら、「ぼく、うるさい子なんでちゅね。かしこまりました。うるさくなりまーちゅ」と、脳は催眠にかかってくれます。
ほんと手がかかる子!と思いきや、催眠のせいだったかもしれません。日本人は昔から、言葉を大切にする文化がありました。言霊といい、言葉には魂が宿ると。それがいつしか、荒々しい言葉や意味がわからない言葉などへと変化し、言葉を大切に発する人は減ったかのように感じます。
実は、言葉を丁寧に発するだけで子育てはぐんと楽しいものになっていくのです。
2.愛着の基盤作り
愛着とは、子どもとお母さんの絆のことなどを言います。子どもからお母さんへ示す行動を愛着行動と言ったりします。この愛着ですが、生まれたあとすぐからが大事で、6歳までにだいたい基盤が出来上がってくると考えています。
私は、この愛着はとても大事だと考えていて、なぜなら人間の土台となるからです。愛着形成がしっかりされていると、生きていくなかで欠かせない「安心感」という安全装置をしっかりと持っていることになるので、人生を切り開いていく力となります。
この愛着形成がしっかりできていなかった子ども達にたくさん会ってきました。みんな、生き辛さを抱えて苦しんでいたりします。ただ、本人達はなぜこんなに苦しかったり辛かったりするのかわかりません。
そして不思議なことに、この愛着形成が安定しているかどうかで、学力にも影響があることが分かりました。
生まれてから6歳までの愛着形成がしっかりされていると、子どもは自立し人生を切り開いていくので、その後の子育ての楽さが全く違ってきます。
3、まとめ
6歳までが子どもの未来を創っていく上でポイントとなるのが、「言葉」と「愛着」になります。これは、多くの人が忘れている「人間の育て方」の大切なポイントともなります。汚い言葉が悪いとか偏った意見を言っているのではなく、人間として生まれたのならば絶対話す言葉は重要になる。ということです。そして、あまり言われていない愛着ですが、私はこれこそが子育てを楽しくし、子どもの能力が勝ってにどんどん伸びる最高の魔法だと思っているのです。