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武學

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武学に関するメモ
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2021年11月の記事一覧

系(枠・箱)の外に出る

メルマガの申し込みページがあまりにも貧相だったので、内容を作り変えているうちに、どうしても書きたくなった内容が出てきたので、noteに投稿することにしました。 「時間がないけど、書きたい!」という衝動だけで書いているので、あまり綺麗な文章ではないかもしれませんが、ご了承ください。 あと、とても怪しい話なので、興味がない人は読まないでくださいw さて、メルマガの申し込みページの内容を考えている時に、何について書きたくなったかというと、僕たち人間の今の在り方について。 家庭

ゼロとは、脱力することではない

ゼロの状態というと、脱力するというイメージを持たれることが多いですが、実は違う。 立っている状態から歩き始めるときにアイドリング状態からエンジンをふかす感じで歩き始めると相手に悟られてしまう。 エンジンの回転数が低い状態から、ぐ〜っとエンジンの回転数が上がってくるので、その変化を感じて、悟られてしまう。 でも、立っている時も歩いている時と同じエンジンの回転数を維持したままにして、回転数を変えずにさりげなくクラッチを繋いで歩き始めると変化が伝わらないので、相手に悟られない

武学は、相手よりも強くなるのではなく、弱くなる稽古

これも、僕が武学を学び始めてから、衝撃を受けた師匠からの言葉の一つです。 だって、「バチバチ体術やってますやん!」「武術って強くなるためのものじゃないんですか?」って思っていたのですが、やればやるほど、自分のことを繊細に感じ取ってコントロールすることの大切や、相手の情報を繊細に感じ取ることの大切が必要だと感じるようになりました。 確かに、格闘技など腕力を使って闘うものは、年をとると共に若者に勝てなくなりますもんね。逆に武術などは、ひょろひょろのおじいちゃん(達人)にはどん