オランダの安楽死法について


先日図書館で借りた本シャボネット・あかね著「安楽死を選ぶ」オランダ「よき死」の探検家たち、の感想です。

面白くて一気読みしました。

私はずっと日本にいるので安楽死を選ぶなんて考えたこともなかったですが、この本に出てくる安楽死を選んだ当事者の安らかで自己決定した死を知って孤独で苦しいという死の印象がガラッと変わりました。

そしてその死の選択を尊重し受け入れて見守った周りの愛する家族や友人達もまた幸福そうでした。

安全に苦しまずに死ぬ方法があって、いざとなったらその選択肢もあるとわかると自殺を急がなくなる人たちも一定数いるそうです。

読み進めると安楽死法とは一つに権利という気がして私はとても心地よく読むことができました。

そしてますます安楽死について知りたくなりました。なぜなら私もいつか必ず死ぬからです。

安楽死法に興味がある方にオススメの本です。

もしあなたが、過酷な治療を一年続けても余命3年もないことが確実だったら、それでも治療を続けますか?または違法でなく安全に苦しまない死を日程も含めて選べるとしたら、どっちを選びますか?

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