「君が代」 歌詞&歴史
君が代を歌う機会があり、歌詞は知ってるけど、
意味がちょっとわからない言葉があったので歴史と共に調べてみた
出典
一番近いのは「古今集」賀の巻頭にある
「我が君は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで(343番)
これは題知らず・読人知らずの歌
年賀に天皇の長寿を讃美・祝福したものと考えられる
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江戸時代
我が君は ==> より広義的、客観的な「君が代は」が広く流布
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明治維新後、外交儀礼の場で国家が必要になってくる
薩摩歩兵隊長を勤めていた大山弥助(巌)は自ら愛称していた薩摩琵琶の
「蓬莱山」という曲の一部である「君が代」を推薦
これが「君が代」が国歌となる道筋となる
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明治3年(1870)
この歌詞にイギリス陸軍の軍楽隊長フェンライトが曲をつけたのが
最初の「君が代」
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明治13年(1880)
歌詞と曲がしっくりこないので雅楽課が日本古来の旋律をもとにまとめ、
演奏するこれが現在の「君が代」の始まり
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きちんと国家として制定されないまま長く運用された
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最終的に「君が代」が国歌として制定されたのは
平成11年(1999) 8月(公布日の8/13 が「君が代」記念日
※歌詞が一番しかない君が代は世界で最も短い国家の一つといわれている
※参照
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/11583
*君が代が正式に国歌として制定されたのが私が大人になってからというのがびっくり!めちゃ最近。
【歌詞の意味】
さざれ石→小さな細かい石
巌→高く突き出た大きな岩
全体の意味
「男性と女性が共に支えているこの世は
千年も幾千年もの間
小さな砂がさざれ石のように(一人一人の個性を大事に)
やがて大きな盤石となって(協力しあって)
苔が生じるほど長い間栄えていきますように」
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