「40代男の顔の皮脂が寝起きに臭いのはなぜか?」
こんにちは!化粧品メーカーで働いている名倉潔です。
旦那様の顔の臭いを気にされている奥様方も多いので、
油臭い男性の顔に関係しているのが皮脂であることと、
30代、40代のメンズの顔に関する特徴を探ってみます。
季節に関わらず男性の顔には寝起きから脂分が出て、
自分では感じにくい油の臭いにも包まれていますが、
顔の脂分の臭いを少しでも予防できたらいいですよね。
年齢と共に失われやすいのが清潔感かもしれません。
男性に比べると女性は臭いに敏感な方が多いですから、
自分のためだけではなく女性への気遣いも大事でしょう。
◆男性の枕やシーツの臭いは顔の脂の臭い?
一般的に、男性の方が女性より皮脂腺が多いために、
男の毛穴から出る脂分が汗と共に枕やシーツに着いたり、
スキンケアが不十分なため顔の臭いが強くなります。
後頭部や耳の裏付近からの臭いも枕やシーツに着きやすく、
顔の脂分の臭いと混じり合って独特の脂臭を発するのです。
加齢臭とは違う脂っぽい独特な汗の臭いのような感じです。
動物性脂肪の多い食品が好物な方は皮脂が大量に出やすく、
睡眠不足でも正常な皮膚の働きを妨げてしまうでしょうし、
日常のストレスによっても皮脂の分泌量が増えるのです。
◆男の顔の皮脂量は夜より朝の方が多い?
30代、40代の男性の皮脂量は女性の2倍以上ですが、
それは、肌の水分不足や男性ホルモンの影響もあり、
日頃のスキンケアや顔の手入れの仕方にも関係します。
特に、顔の中でも小鼻周りは脂分が滲み出てきやすく、
寝ている間に、臭いの素になる皮脂が分泌されてしまい、
水やお湯だけの洗顔では、寝起きの顔が臭いと感じます。
また、夜の顔のべたつきと、朝の顔のべたつきを比べると、
夜は、毛穴から出た脂分と汚れや汗が混じった感じですが、
朝は、寝ている間に毛穴から出た脂分をしっかり感じます。
◆鼻や額などのTゾーンを中心に皮脂の分泌量が多い?
顔のテカリをもたらす主な原因は汗と皮脂ですが、
皮脂の分泌量は、男性では20~40歳代にかけて多く、
その後は加齢と共に少しずつ減少していきます。
そして、Tゾーンは皮脂腺や汗腺が多いこともあり、
皮脂や汗などに、ほこりや汚れが付きやすいために、
毛穴が汚れで詰まればニキビもできてしまいます。
また、毛穴の開きなどはテカリを悪化させますし、
特に、鼻と鼻周りは毛穴の開きが目立つ部分でもあり、
毛穴に溜まった皮脂や汚れが酸化すると黒ずみます。
◆顔の臭いに加えて気を付けたい頭皮の臭い
頭皮の脂臭は加齢と共に粘性を増していくようで、
20代では頭皮脂にも流動性があるケースが多いが、
40代からはラードのような状態になる人もいます。
そして、そのような状態になるとニオイを蓄積し、
毎日すっきり洗い流すことを怠ってしまう男性は、
顔と頭からのW脂臭で人に不快感を与えがちです。
そして、シャンプーをする際には髪だけではなく、
頭皮もマッサージするように2度洗いすることで、
抜け毛や臭いの原因になる頭の皮脂も取りましょう。
◆まとめ
・男の毛穴から出る脂分が汗と共に枕やシーツに着きます。
・寝ている間にも臭いの素になる皮脂が分泌されています。
・Tゾーンは皮脂腺や汗腺が多くほこりや汚れが付きやすい場所です。
・顔と頭からのW脂臭が強いほど人に不快感を与えがちです。
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名倉 潔