【ディープかごしま】#015 おでんの掌(つかさ)
霧島市国分の市街地にある、霧島市民のソウルフード「おでんの掌(つかさ)」さん。老舗中の老舗で、実は数年前に惜しまれながら閉店したのですが、嬉しいことにまたお店を再開し、今まで通りの味、今まで通りの雰囲気で営業なさっています。
メニューはこちら。
おでんのダシは鶏ガラ(と昆布)。たっぷりの鶏ガラを寸胴でグツグツ煮込んで旨味たっぷりの出汁をとってらっしゃいます。テイクアウトしたものを冷蔵庫に入れておくと、煮汁がプルプルのゼリー状になっているほど。
カウンター席と、4人ほど座れる座敷のテーブル席が3つなのですが、なんと自宅からタッパーやお鍋を持っていけば、その容器におでんを入れてテイクアウトできるのです。もう、ずっと昔から。
↑「とんこつ」鹿児島県民にとってのとんこつは、ラーメンじゃなくてこれ。豚の軟骨やスペアリブなどの骨つきの塊肉を味噌で甘く炊いた料理。
↑こちらが「裏メニュー」たまごかけご飯。
すでに味がついた状態で提供されます。ご注文の際は普通にメニューの紙に自分で卵かけご飯の欄を増やして書けば持ってきてくださいます。
ごはんやおにぎりも。らっきょうも隠れた人気メニューです。おいしい。
おでんはこんな感じで大皿で届きます。これとは別に急須におでんのスープも持ってきてくれるので、白ごはんを頼んで、それにスープをかけてお茶漬けのように食べるのもなかなかです。
私のおすすめはもやし(大豆の豆もやし)と、春菊。
からあげ。4本入りですが、店員さんにいえば「6本入り」も作ってくれます。
注文しすぎて食べきれなかったら、店員さんがこのように包んでくださいます。
KKBさんの動画に、仕込みの様子なども丁寧に紹介されていましたので是非ご覧ください。
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