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【SELFの本棚】#016 だから僕たちは、組織を変えていける (斎藤徹著)

最近、感染症の拡大で人間関係がギクシャクしてきたと、最近話した経営者友達から立て続けに聞きました。自分の会社も心当たりあります。人間関係性が悪くなると効率も悪くなるし、離職率も高まるので、良いことなどありません。

でも「じゃあ、どうするか?チーム一丸になって会社を理想に方向に持っていくのか。」ということに対して今までの組織制度の本はなかなか答えてくれません。

今回紹介の「だから僕たちは、組織を変えていける」は、その疑問に答えてくれる1冊でなかなか心に沁みました。

Googleによって行われた組織の生産性に関する大規模調査「プロジェクト・アリストテレス」では仕事の成功は「メンバー」ではなく、「場の状態」で決まること。そして、理想の場の状態は「心理的安全性」のあるチームと言われています。

経営者の中では大体ここまでは知ってるという方多いでしょう。ただ、その後の具体的な「どうすれば心理的に安全な場を作るか」となると急にぼやっとするんじゃ無いでしょうか(自分もそう)。もともと日本の社会では飲み会などでの「本音のコミュニケーション」的なものが担っていた部分があったかもしれませんが、これからは難しい部分も出てきます。そういった企業の人間関係の悪化にも影響しているように感じます。

今、組織の人間関係の悪さを感じてる方、具体的にどう組織を作るに悩んでる方、どういうコミュニケーションを部下と取るべきか考えている方に具体的な手立てを示してくれます。そんな方はぜひ、お手にとって読んでみてください。

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