見出し画像

「駅弁の日」にちなんで「おにぎり駅弁」など企画やイベントも

4月10日は「駅弁の日」ということで、この日を記念して駅弁絡みのイベントがいろんなところで起こっています。

そもそもなぜ「4月10日」なのかというと、4月が行楽シーズン(卒業旅行、花見、5月のGWなども含めてだと思いますが)で普段よりも駅弁が売れやすいことと、「弁当」の「とう」から10日になったそうです。駅弁が日本で初めて売り出されたのは1885年の7月らしいのですが、7月ではなく4月になった理由は7月だと夏の時期で弁当が傷みやすいからなのだとか。

さらには「弁当」の「弁」の字が「4」と「十」の組み合わせから出来ているように見えなくもないことから「4月10日」だというのですが……ちょっとこのあたりは無理やりっぽくもありますね。まぁいろんな理由から4月10日が「駅弁の日」なわけです。


広島駅、新山口駅での「駅弁祭」

この「駅弁の日」絡みのイベントとして、まずは広島駅(広島県)と新山口駅(山口県)で「駅弁祭」が行われます。こちらは全国の駅弁34種類を販売し、鉄道や駅弁の歴史について紹介するパネル展示などもあるそうです。

広島のほうは既に終了しているようなのですが、新山口駅の「駅弁祭」は4月14日~16日に開催とのこと。近くにお住みの方や出張などでお立ち寄りの際には見てみるのも良いのではないでしょうか。


おにぎり駅弁企画2023

駅弁業者26社が「駅弁の日」を記念して各社それぞれが開発した「おにぎり駅弁」を販売するようです。

駅弁のはじまりは、おにぎり2個とたくあんを竹の皮で包んだものだったと言われています。それにちなんでの「おにぎり駅弁」。これまでの駅弁であっても良さそうなのになぜかあまり見なかったものですね。

「おにぎりとあと少しのおかずがあればいいのになぁ」と思いつつ、コンビニで売っているようなおにぎりをいくつかとお茶を買って、電車に乗ったことのある人もいらっしゃるのではないでしょうか。そう、いざ「駅弁」でおにぎりのものを探してみてもけっこう無いものなのです。日本人にとって馴染み深いものであるはずなのに、です。

今回販売される「おにぎり弁当」はまさにそういったニーズに応えるもの。期間限定となってはしまいますが、この機会に各社が出す「おにぎり弁当」を楽しんでみるのも良いと思います。大きさは各社でまちまちですが、子供にとっては多分これくらいがちょうどいい弁当の量ですよね。

またこの「おにぎり駅弁」には各地の観光名所を紹介した「駅弁カード」が付いてくるようです。この「駅弁カード」をコンプリートするために、日本各地を巡ってみるのも良いですね。


「駅弁」は旅行などでの電車移動の供。「新幹線に乗って駅弁を食べる」ということは、今では海外の人からも注目されている“日本の楽しみ”の一つなのです。

買ってきて家で食べることもできますが、やっぱり「駅弁」は電車移動中に食べて楽しみたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?