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初代ガンダムが放送開始された日 大人になってみて改めて分かるガンダムの良さ
多くのクリエイターに影響を与え、当時プラモデルで社会現象にもなった作品、その初代「機動戦士ガンダム」が放送を開始した日が4月7日なのだそうです。
1979年の4月7日放送開始。ガンダムにおける「宇宙世紀0079」という時代設定は、この1979年の「79」からきてるんですかね。
当時TVアニメといえば約1年間、4クール52話分放送するのがほとんどでした。そんな中でこの初代ガンダムが放送された回数は、全43話。そう、なんと打ち切りだったそうなのです。今聞くと信じられないですね。
それくらい初代ガンダムのイメージとしては、
当時話題になったすごい作品
プラモデルが売れまくったのもその人気から
TV版をまとめた劇場版3部作も大ヒット
というものなのです。
打ち切りになった理由としては「子供にはちょっと話が難しかった」というのが主な理由らしいです。これには「たしかに」と思います。
僕も初めて初代ガンダムを見たのは子供の頃だったのですが、ぶっちゃけ話はほとんど理解できてませんでした。単純な正義と悪という対立ではなく“戦争”というものを描いており、そこに関わる若者なりの苦悩やさまざまな心情などといった部分はよく分からなかったのです。本当はそういったところにこそ、ガンダムという作品の面白さがあるのですけどね。
子供のときはもう単純に「モビルスーツかっこいい!」でした。プラモデルもいくつか買ってもらったり、お年玉で買ったりしました。300円だったなぁ、あの頃のガンプラ。
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それから数年後、夏に帰省した折に大学に行った友達のところへ遊びに行くと、再放送を録画したっぽい「ガンダムTV作品のビデオ」が。そこで友達と暇つぶしに見た初代ガンダム。そのときに衝撃を受けます。
「ガンダムってこんなに面白かったのか!」
と。
大人になってから改めて見てみると違いますねぇ。
昔の作品ですから、後年と比べると絵がしょぼかったり、音がクリアじゃなかったりといったところはあります。でもそういったところは関係なく、“物語としての面白さを感じられる作品”がそこにはあるのです。
今年(2022年)は「ククルス・ドアンの島」という初代ガンダムの中でもコアなファンに有名なエピソードの一つが劇場版として公開されます。
タイミングとしてはちょうど良いのです。
僕のように子供のときにガンダムを見て話はよく分からなかった人、あるいは新しいガンダムしか知らなくて古い作品だと思って初代ガンダムを避けていた人、この機会に改めて見てみるのも良いのではないでしょうか。
初代ガンダムで使われているBGM群は、何か分からないけどクセになりますよ(笑)。