【5月期】ファミコン40周年記念サイト 歴史?戦略?シミュレーションの世界
さぁ今月も振り返りの日がやってきました。おなじみ「ファミコン40周年記念サイト」を見返していきたいと思います……と、このくだりもあと何度できるのでしょうか。
一応、昨年の7月15日から「一年間にわたって“ファミコン40周年”を盛り上げていく」という任天堂の宣言のもとで開始された「ファミコン40周年記念サイト」の企画なので、6月で終わりなのか、それともきっちり7月15日までやってくれるのでしょうか……。まぁとりあえずここでは最後のときまでしっかり見守っていきたいと思います。
ではやっていきましょう。5月の「ファミコン40周年記念サイト」の振り返りです。
ファミコン国民投票【2024年5月期】
この1ヵ月で行われた投票では、なかなか“暑苦しい”ゲームがランク入りしてきた印象がありますね。
第39回「シミュレーションゲーム」といえば?(投票期間:4/11~4/17)
ファミコンウォーズ
ファイエーエムブレム 暗黒竜と光の剣
信長の野望 全国版
この令和の時代、シミュレーションゲームというと「〇〇シミュレーター」という現実の世界でも実際にできることをゲームで体験するタイプのものが主流になっていますね。しかし、昔はやはり「戦略シミュレーション」や「歴史シミュレーション」といったものこそがシミュレーションゲームでした。
4位以下にランクインしたものも、もちろんそういったゲームがほとんどです。中でも5位に入ったナムコの「キングオブキングス」は個人的にはかなり思い入れがありますね。なんとこれ、開発したのはあの(ペルソナで有名な)アトラスなんですよね。いやー、どおりでなんかBGMが良いと思ったんだよなー。
第40回「ストーリーがよかった」といえば?(投票期間:4/18~4/24)
ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…
ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち
MOTHER
ストーリーがどうとかっていう話になると、やはりRPGがほとんどになってしまいますね。そんな中でいくつかの推理アドベンチャーゲームもランクインしています。
5位に入った「北海道連鎖殺人オホーツクに消ゆ」。こちらは今年の夏にリメイク作品が発売される予定となっていますね。全編フルボイスとなり、声優からタレントさんまでいろいろな方がキャスティングされて話題となっています。この令和の時代にコマンド選択式のアドベンチャーゲームがどこまで受け入れられるのか、も注目したいところですね。
第41回「必殺技がよかった」といえば?(投票期間:4/25~5/1)
キン肉マン マッスルタッグマッチ
熱血高校 ドッジボール部
キャプテン翼Ⅱ スーパーストライカー
「必殺技」というと真っ先に思い浮かぶのは格闘ゲームになるのではないかと思うのですが、ファミコン時代はハードの性能的に格闘ゲームができるようなものではなかったので、必然的にそれら以外のものがランクインしてきますね。ファミコン最後期に発売された「ジョイメカファイト」が最も格闘ゲームっぽいゲームでしたでしょうか。
2位に入った「熱血高校ドッジボール部」。これは元々アーケードに出たものですが、ファミコン版ではグラフィック的には本家に及ばないものの、ゲーム自体はなかなか頑張っていて面白いものになっていたと思います。
第42回「〇〇くん/〇〇ちゃん」といえば?(投票期間:5/2~5/8)
熱血硬派くにおくん
忍者じゃじゃ丸くん
忍者ハットリくん 忍者は修行でござるの巻
「〇〇くん」という名前のついたゲーム、実はけっこう少ないんですよね(「〇〇ちゃん」はさらに少ない)。5月の「子供の日」に合わせてこのようなテーマにしたのだと思うのですが、ちょっと……ハズしちゃったかもしれませんね。
シリーズとして複数本出ている「くにおくん」と「忍者くん」が目立ったかな、というところですね。
コバヤシ玩具店【2024年5月期】
前回言っていた通り、動画企画「コバヤシ玩具店」のほうは一足早く最終回を迎えてしまいました。
ま、正直……あまり面白くなかったですね。この企画は。なんかこう、「いつもただダラダラやっているな」という感じだったんですよね。せっかくYoutubeを利用した動画企画でやるのであれば、もっとしっかりテーマを決めてやったほうが良かったように思います。
ファミコン時代のクリエーター、もしくは今でも存在しているゲーム会社から誰かを呼んで、当時を振り返りながらゲームを見てみたり話をしたりするとか……ベタですけど、そういう方がずっと良かったのではないかなと思います。
まぁともかく……お疲れ様でした。
ファミコン全国一斉クイズ【2024年5月期】
第10回ファミコン全国一斉クイズは予定通り先日行われました。今回は「知っている人」と「知らない人」がはっきり分かれるような結果になっていましたね。なかなか難しかったのではないかと思います。
当時ファミコンを遊んでいた人でも全てのゲームに触れられていたわけではないですからね。そういう意味で新規の発見があった人もいたのではないでしょうか。
さて次回は6月2日(日)。ん~ちょっとサイクルが早まった気がしますね。そろそろ終わりだから、でしょうか。
ファミコン年表
今までこれといって触れてこなかった「ファミコン年表」ですが、ゲーム毎に何かしらネタが書いてあったんですね。これがなかなか懐かしく面白い。
ここに載せるゲームはもっともっと数を増やしてほしいですね。そうすればデータベースとしての価値も出てくると思います。
今回は以上になります。
6月はニンテンドーダイレクトが配信されますね。
「Switch後継機に関する発表はない」
ということでしたが、では一体どんな情報が出てくるのか。
Switch後継機の仕様が分かるまではうかつにSwitch向けゲームを買うわけにもいかなくなるので(互換性がはっきりしないので)、今後の新作ゲーム情報を出してもイマイチな感じになりそうなのですが、どうなんでしょうかね。
そして、「ファミコン40周年記念」のフィナーレはどんな感じになるのでしょうか。「ファミコン世界大会」の発売も決定してはいますが、もうワンアクションくらい何かあってほしいな、と個人的には思っています。
では、今回はこのへんで。
それでは、また。