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「温泉むすめの日」って何? それは思ったよりすごいプロジェクト

まさかの記念日ネタ3連続となってしまい、むしろ書いているこっちが驚くほどなのですが、ツイッターで見かけたトレンドワード「温泉むすめの日」というのがどうしても気になったのでちょっと調べてみました。

まず、「温泉むすめ」って何?

「温泉むすめの日」というけれど、まず「温泉むすめ」って何ですのん?ということで調べてみると、Wikiによると以下のようなことでした。

温泉むすめ
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株式会社エンバウンドによる、日本及び台湾の温泉地をモチーフにした地域活性クロスメディアプロジェクト。
各地の温泉地をキャラクター化し、アニメーションや漫画、ゲームなどのメディアミックスが展開されている。2023年2月時点でのキャラクター127人中、地域の公認を受け現地でのコラボレーションなどを行っているのは18人。

Wikipediaより

なぜ日本だけでなく台湾の温泉地も入っているのかちょっとよく分かりませんが、まぁ要はよくある「擬人化プロジェクト」のようなものですね。地域の名産品や名所を擬人化してハッキリと目に見えるキャラクターにすることで、分かりやすくその地域のウリを伝えていく、ということなのでしょう。
(※一応設定によると「温泉むすめ」は神様ということらしですが。)

公式Webサイトもあるので、そちらもぜひ見てみてください。あなたの町の温泉地もいつの間にか「温泉むすめ」になっているかもしれません。


で、「温泉むすめの日」っていうのは?

さて肝心の「温泉むすめの日」ですが、3月15日にプロジェクトが本格的に活動を始めたということでこの日に決まったようです。制定したのはプロジェクトの運営を行う株式会社エンバウンド。2020年には日本記念日協会により認定されたのだとか。てっきりファンや公式が言っているだけの“話のネタ記念日”かと思ったら、ちゃんとした記念日だったようですね。

この「温泉むすめ」のプロジェクトは温泉地や地域の魅力を伝え、現地への来訪を促進することを目的としており、「温泉むすめの日」はそのことをより多くの人に知ってもらうためのものだそうです。

ちなみに運営会社のエンバウンドは内閣府から「クールジャパン」の企業20社に選ばれたり、活動実績を認められて「観光庁後援」のプロジェクトになったりしているそうです。

なんか、「萌えキャラで観光客集めよう」っていう感じかと思ったら、予想以上にしっかりしたプロジェクトだったようですね。う~む……。


温泉地へ行くときには探してみよう

「温泉むすめの日」に合わせ、いろんな地域からツイートしている人が見られます。


春になって暖かくなってきたこともあり、旅行に出かける方もこれから多くなってくるのではないでしょうか。旅館に泊まって温泉に浸かってゆっくり、という方もいらっしゃるかと思います。

そこで見る温泉地はもしかしたら「温泉むすめ」のいる温泉地かもしれません。せっかくなのでただ温泉巡りをするだけでなく、「温泉むすめ」のいるところかどうか探してみてはいかがでしょうか。スタンプラリーなんかもあるようなので、またちょっと旅が面白くなるかもしれません。

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