栃木県壬生町にガンダムのマンホールが 「おもちゃのまち」って?
栃木県壬生町に「ガンダム」デザインのマンホールのフタが設置されたというニュースが出ていました。
最近ではこのようなデザイン性のあるマンホールのフタを設置することによって、町興しのようなことになるケースも増えてきましたね。しかしなぜ栃木県壬生町なのでしょうか?ガンダム関連といえばバンダイ。そしてバンダイの一番のお膝下というと静岡というイメージがあるのですが……。
それにはこの壬生町が「おもちゃのまち」と呼ばれることに理由があったのです。ということで今回はこの「おもちゃのまち」壬生町についてちょっと調べてみました。
壬生町が「おもちゃのまち」と呼ばれる理由
僕はこの壬生町について恥ずかしながら全く知らなかったのですが、どうやらこの「おもちゃのまち」というのは俗称などではなく、正式な地名とのことでした。「栃木県下都賀郡壬生町おもちゃのまち〇丁目」といった感じで、住所として実在するのです。
では、なぜここが「おもちゃのまち」と呼ばれているか。
それを調べるために「おもちゃのまちサイト」というところを見てみたのですが、ここの「おもちゃのまちとは?」というページを開いても、地図が出てくるだけで何の解説もありません。
仕方ないのでさらに調べてみたところ、バンダイミュージアムのページにその答えがありました。
ここによると、かつてこの壬生町にはバンダイやポピー(バンダイグループの玩具メーカー)の工場が立ち並び、大量のおもちゃが生産されていたとのこと。現代では工場はなくなっていますが、バンダイミュージアムをはじめおもちゃ博物館などのおもちゃに関する施設が、この壬生町にはあるそうです。
東武鉄道宇都宮線には「おもちゃのまち駅」もあるそうです。
なるほど、おもちゃが作られていた町だったんですね。
今回のガンダムのフタも、バンダイナムコグループが地域の活性化のために寄贈したそうで、デザインはガンダムとジオングの2種類があり、役場のロビーにもレプリカを展示しているということらしいです。
バンダイミュージアムの展示してあるたくさんのおもちゃを見るついでに、こちらのマンホールのフタも写真に収める、というのも良いですね。