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大晦日を避けて行われた? それでもコミケは変わらない
年が明け、2025年となりました。明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
なんか時間が過ぎるのは早いもので、この年末年始の休みに入る前には「いやー、今回はけっこう長いこと休める。ヒャッホーッ」と思っていたのに、気付けばあと数日で休みが終わってしまいます。おかしいな……どこかに「時間泥棒」がいるとしか思えない……。
どうでしょう?皆さんは有意義な休みが過ごせました(過ごしている)でしょうか?
何はともあれ、2025年も良い年になればいいなと思います。
ところで、皆さんは年末にあったコミケ(105)は見ましたでしょうか。ちなみにここで言う「見た」とは、必ずしも現地へ行って「参加した」ということだけではありません。ライブ配信などを「見た」でも良いですし、いろんなメディアで特集している現地の様子やコスプレ写真を「見た」でも良いです。ネット通販で同人誌を「買った」という人もいるかもしれませんね。
ネットを通していろいろと自己表現をする場が出来た昨今、「昔ほどコミケは盛り上がっていないんじゃないの?」という人もいますが、なんのなんの。
今回のコミケ(105)の来場者数は2日合わせて約30万人だったそうです。
なお、昨年の同シーズンのコミケ(103)の来場者は27万人とのことですので、3万人程度増えたことになりますね。これは海外からの参加者が増えたことにも起因しているそうです。
もちろん日本人の参加者も多く、「年齢層が上がってきている」と言われるコミケですが、そんなことは決してなく10代・20代の若い人(場合によっては親子での参加)の人数も多かったそうですので、今後も日本の「オタク文化」の衰退を心配する必要は無さそうですね。
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むしろ人数が増えたことによる“別の問題”を心配しなければいけないかもしれませんね。いわゆるモラルの低下とでも言いますか……コミケのルールをきちんと守れない人や、コミケという場を何か別のもののように捉えている人が出てきているようです。
(コスプレイヤーをナンパ、もしくは変なスカウトのために訪れる人が増えているのだとか。なんかちょっと……イヤですね。)
まぁ大多数の人はそんなことはなく、これまで通り様々な形(同人誌・コスプレなど)で自分を表現することを楽しんでいることと思います。現地へまで行く人というのはやはり熱量が違いますね。それは現地のレポートを見ているだけでも分かります。
【コミケC105】冬コミ会場からライブ配信【DAY1】(ニコニコニュースチャンネルより)
【コミケC105】冬コミ会場からライブ配信【DAY2】(ニコニコニュースチャンネルより)
時事ネタのコスプレをする人なんかもいて、コミケを見れば2024年に流行ったことやタイムリーに今現在流行っているジャンル(ゲーム・漫画など)を知ることもできて、下手な流行語大賞なんかよりもよほどこちらの方が“その時代”を顕しているような気がしますね。
またその逆に“時代にまったく捉われない”こともコミケの特徴でして。「今の時代にこんな同人誌出る!?」という出会いがあるのもコミケの良いところですね。「昔好きだったあの漫画の同人誌が売ってた!」という発見をした方もいたのではないでしょうか。
何はともかくいろんな楽しみ方ができるのがコミケなわけです。
今年は31日を避けての開催となったコミケですが、それでも変わらずに多くの人の“熱”が動きました。令和も7年目となります(←早いな……)が、今後も日本の夏と冬の風物詩、コミケは続いていくことでしょう。
参加者も含め、多くの方の協力あって成り立っているイベントですが、これからも引き続き開催されていってほしいと思います。
今回はこのへんで。
それでは、また。