「PlayStation Showcase 2023」公開 個人的にはちょっと微妙……
本日朝5時(!)から約2時間にわたって、プレイステーション向けに今後発売予定のゲームなどの情報を紹介する「PlayStation Showcase 2023」がYoutubeにて配信されました。
全編英語となっていますが、特にゲームの説明などはなく映像による紹介のため見る分にはほぼ困らないと思います。最初の1時間くらいはただの待機映像ですので、50分くらいの位置から再生してみてください。
いろいろと発表はあったものの既に公開済のタイトルも多く、また国内産のゲームよりは海外の、いわゆる“洋ゲー”に分類されるようなものが多かった印象があり、特に「心躍る」ようなことはありませんでした。
新作として発表されたゲームも「なんかどっかで見たことあるなぁ」と感じるものが多く、ちょっと微妙でした。個人的には少し前に公開された「INDIE Live Expo」のほうがよっぽど魅力的に映りましたね。
それでは、今回の配信の中から気になる部分だけをピックアップして取り上げたいと思います。
「風の旅人」?「スプラトゥーン」?
「SWORD OF THE SEA」というゲームが砂の上を移動するようなアクションゲームが出ていましたが、昔発売された「風の旅人」感がすごかったです。一応こちらのゲームでは、砂だけじゃなく水が広がるような場面もあったので、そこらへんでどう差別化を図れるか、というところでしょうか。
スクウェア・エニックスが新作の多人数対戦型シューティングゲームを発表したのですが、これがどう見ても……「スプラトゥーン」。
ちょっとバタくさいキャラデザインといい、カラフルな色で陣地を表現することといい、ほぼそのまんまですね。一応、インクと泡という違いはありますが……。
まぁこれだけ堂々と出すのですから、権利関係はクリアするのだと思いますが。「FOAMSTARS」というタイトルもいまいちキャッチ―では無いし、う~んこれはどうですかね。
なんで「パラセール」ばっかり?
「Towers of Aghasba」というオープンワールドのゲームが発表されていました。グラフィックのレベルもかなりのものですし、なんとなく面白そうにも見えます。映像だけなのでゲーム内容まで判断はできなかったのですが。
ではどういうところが気になったかというと、空中での移動方法。
ゼルダの「ブレワイ」以降、色んなゲームでこれ見ます。特にオープンワールドでのゲームでこの傾向が強いです。
なんかもうこれ見ただけで「またか……」という気になるんですよね。手持ち出来る物で空中を移動する手段となると、こうするしかないんですかねぇ。
せっかくの面白そうなゲームなのに、この1点だけでちょっと残念な気持ちになっちゃうので、ゲーム開発の際には何か少しでもオリジナリティのあるものを考えてほしいなという気持ちになります。
携帯ゲーム機ではなく、外から家へつなぐもの
スマホよりちょっと大きめの液晶画面にPS5のコントローラーをつけたようなデザインの「Project Q」というものが発表されました。おそらくは事前情報で「PS VITA2」だとか噂されていたものだと思います。
これは単体で遊べる携帯ゲーム機ではありません。家に置いてあるPS5にリモートでつないで、外から遊べるようにするための機械です。PS5本体を持っていないと意味がないのです。
どうでしょう、これ。なんか持ち歩くには不便そうなデザインというか……外でやる人はあまりいなそうですね。
まぁニンテンドースイッチも携帯する機能はあっても、外で遊ぶというよりは家の中でテレビのない部屋やベッドの上で遊ぶために携帯機能を使う人が多いと聞いていますので、おそらくは似たような使い方をされるのですかね。
PS5の操作感をそのまま引き継ぐもの、というデザインだと思いますがちょっとこれは無いですね。重量的にも。
個人的に気になったところは以上です。
「ドラゴンズドグマ2」など期待したいタイトルもいくつかありましたが、やっぱり全体を通してみると微妙感のほうが多い配信だったかと思います。
皆さんはどう感じられたでしょうか。感想などがあればぜひお聞かせください。