見出し画像

ガンプラ供給の一助となるか!? バンダイホビーセンター新工場発表

「ガンプラ」。言わずと知れた「ガンダムのプラモデル」の略です。

そのガンプラが思うように手に入れられなくなってからもう何年になるか。全く買えないわけではないけれど、人気商品であればかなりの競争率でネット販売での予約などは瞬時に締め切られてしまうほどです。

まぁ僕個人はそんなにしょっちゅうガンプラを買ったりするわけではないのでまだ良いのですが、同じ職場のガンプラ好きの人たちにとっては由々しき事態のようで……。

お昼休み毎にスマホをいじりながら「買えない!」「カートには入ったが駄目だった!」などと言っている悲喜こもごもな姿を見ていると、「もう少しどうにからならないか」と思ってしまいます。

と、そんな感じで令和の現在ではプラチナチケット並に手に入れづらくなったガンプラですが、ファンにとっては“朗報”と言えるかもしれないニュースがバンダイから発表されていました。

それが「バンダイホビーセンター」の新工場が2025年の夏頃から稼働を開始する、というものです。


こちらの新工場はプラモデルの生産体制を確保することを目的として作られるもので、2026年の本格稼働開始時には2023年時点での約35%の増産を見越しているそうです。

……いや、ま、確かにちょっとまだまだ先の話のようには聞こえてしまいます。しかも「2倍」とかじゃなくて35%アップ……。とは言っても今よりは良い生産体制になるのは間違いないわけで。やっぱり多少なりとも期待してしまいますよね。

できれば、ガンプラの「売り方」の方ももう少しなんとかしていただければ……。「ネット予約で早いもの勝ち」じゃ、転売ヤーはいなくならんのですよ。あとは特定の場所(主に福岡)での限定販売とか……。まぁこのあたりも、ガンプラ自体の供給が増えれば変わってくるんでしょうか。

ともかく、バンダイホビーセンターの今後には要注目ですね。


さて、このバンダイホビーセンターの新工場、単にプラモを増産するためだけの施設ではありません。なんとこちらではものづくりなどを学ぶことのできる見学コースも設置されるそうです。

これは子供たちの社会科見学の場としてもかなり有用ではないでしょうか。

これまでもバンダイは、エントリーグレードのガンプラを小学校に寄付するなどして、小学生にプラモ作りを実際に体験してもらうという試みなどを行ってきました。

今度は実際に模型作りの現場を見ることができるというのですから、これをきっかけに将来的に模型商品を作る側を目指そうという少年少女も出てきそうですね。

もちろんこういった施設見学は大人であっても楽しめるはず。ここを目当てに静岡へ旅行する人も増えそうですね。ホビーショーを見に行くついでにここを訪れる、というプランも良いでしょう。

「ホビーのまち静岡」として、今後さらに国内外に向けてアピールしていけそうです。


バンダイホビーセンター新工場のニュース、いかがでしたでしょうか。

一番の希望はやっぱり、ガンプラがこれまでよりも手に入れやすくなること。それも本当に欲しい人が、ですね。

実質の稼働はまだもうちょっと先の話ではありますが、ぜひともファンを喜ばせてほしいものです。


今回はこのへんで。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?