競技かるた「名人位・クイーン位決定戦」が熱かった!
昨日、競技かるたの大きな試合『第68期名人位・第66期クイーン位決定戦』が行われました。
Youtubeでの配信も行われ、僕も試合の全模様とまではいかなかったのですが、クイーン戦の1試合目と名人戦の3・4試合目はライブ配信で見ることが出来ました。
競技かるたについては、僕は自分でやったことはないですし、常日ごろからその動向を追っているわけではないので、名人がどれだけのタイトルを取ってきた人であるとか、挑戦者がどんなプレイスタイルの人であるとかはまったく分かりません。
でも、競技かるたの日本一を決めるこの『名人位・クイーン位決定戦』はとても楽しめました。
ルールについてはアニメ「ちはやふる」を見て覚えていたので、解説者さんの話す用語についても理解できたのが大きかったと思います。
特に名人が決定する名人戦の4回戦目は見ていてかなり熱かったです。競技かるたの試合の場はとても静かな場であるはずなのですが、競っているお二人や周りにいる方の熱意みたいなものが伝わってくるようでした。
一瞬一瞬が勝負を分けるものなので、見ているこちらも息をするのも忘れるほどの緊張感。当事者の方達は1日に3試合以上はこれに取り組むので、その疲労は相当なものだったと思います。
競技かるたをする人たちはすごいですね。
Youtubeのライブ配信を見ていて気付いたのが、外国の方のコメントが多かったこと。漫画・アニメ「ちはやふる」の影響もあるのだとは思いますが、外国の方にも日本の競技かるたに興味を持っていらっしゃる方がけっこういるということなんですね。
運営元のかるた協会の方も、英語のコメントで試合内容を説明されておられました。
日本人ですら取っつき難さを感じる「百人一首」というものに外国の方が興味を示してくれるのは、日本人としては少し嬉しくなりますね。
SNS上では、競技かるたというものはまだまだ認知度が低く協賛(スポンサー)も付きづらいという話が出ていました。それでも今回の名人位・クイーン位決定戦ではいくつかの企業の名が出ており、じわじわとではあるけれどその波が広がりつつあるのだそうです。
将棋の世界では、若い藤井聡太さんの活躍もありTVのニュース等でもよく取り上げられていますよね。競技かるたもいずれそれくらい日本人に認知されるものだと良いなと思います。
競技かるたを知らないという方、ぜひこの機会にYoutubeで動画を見たり、「ちはやふる」を見たりしてみてください。最初はよく分からなくても、見ているうちに少しずつ面白く感じられるかもしれませんので。
今回はこのへんで。
それでは、また。
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