「植物学の日」の由来になった人物は、NHKの朝ドラの主人公
4月24日は「植物学の日」です。「植物の日」ではなく「植物“学”の日」と聞いて「な~んか難しそうな記念日だなぁ」と思われる方が大半ではないでしょうか。どんなものでも「〇〇学」というふうに学術的なことになると堅苦しさを感じてしまうものです。
実際この「植物学の日」も、これまでほとんど気にされることのない記念日だったと思います。特にこの時期はみんなの心が4月末から始まるGWに向いてしまっているので、「植物学の日?そんなの知らなかった」という声が多く聞こえそうですね。
しかしながら、今年に限ってはこの「植物学の日」はそれなりに意味のある日になっています。それは、この「植物学の日」の由来となった牧野富太郎さんのことを描いた朝ドラがNHKで放送中だからです。
……といっても僕自身はこのドラマを見ていないので、あまり大きなことを言えるわけでもないのですが。主演は神木隆之介さんだそうです。それなら内容うんぬんに関わらずある程度売れそうですね。
で、件の「植物学の日」というのは、この植物学者である牧野富太郎さんの功績を讃え、同氏の誕生日を記念日として制定されたそうです。
また記念日だけではなく牧野博士の死後には、博士の業績を記念した建物として「高知県立牧野植物園」も作られました。
(※高知県は牧野博士が生まれた地です。)
この植物園では4月24日を「マキノの日」としており、この日は入園料が無料になるそうです。
平日なうえ月末前の月曜日ということで、訪れることのできる人は相当限られると思いますが、園内にあるレストランでは特別メニューなども用意されているようです。お近くにお住みの方でお時間のある方は、ぜひ行ってみてください。
「植物学の日」という記念日を知ることもなければ、「牧野富太郎さん」という人が日本の植物学に貢献した人だということも知らないままこれまで生きていました。もっとも、こういうことは他にもたくさんあると思いますけどね。
やはり自分が普段興味を持っていない分野のことというのは、なかなか分からないものです。
朝ドラもいいきっかけになりますね。