スマホをタッチするより早く僕らはそれをタッチしていた 2.26、3DSの発売日
先日2月26日は「ニンテンドー3DSが発売された日」だったそうです。2011年のことらしくて、今から13年前ですね(※本記事執筆時、2024年)。思ったより経っていないな、という印象です。感覚的なものですが、もーっと昔からあるような気がするんですよね、3DS。
今回はその「3DSが発売された日」にちなんで、3DSの思い出を話していこうと思います。
3DS遍歴
ではまずは僕と3DSとの付き合いがどれくらいになるかですが、僕はこの3DSのシリーズを都合2回ほど買っています。
やっぱり3DS
一度目はアクアブルーの「ニンテンドー3DS」。発売日に出たカラーで、最も基本的な3DSと言えるのではないでしょうか。持っている人は多かったような記憶があります。今思うと薄くてコンパクトでかなり良かったですね。
買った理由は至極単純。「モンハンをやるため」でした。
それまでモンハンは同じ携帯機でもPSPのほうで出ていたのですが、「モンスターハンター3G」からニンテンドー3DSのほうへ急にシフトしたんですよね。昔っからモンハンを好きで遊んでいた者としては、「ならば3DSを買うしかあるまい!」とアッサリ購入を決めたのでした。
やはりハードを買う理由はそこに“遊びたいゲームがあるかどうか”。これに尽きますよね。
それからもモンハンが出るたびに買い続けていたため、3DSはほぼ「モンハン専用機」として使っていたのでした。
デカ過ぎ?いや、ちょうど良い!
次に買ったのは「NEWニンテンドー3DS LL」のメタリックブルーカラー。通常の3DSを使っている頃から「もっとでかい画面でプレイしたい!」と思っていたので、「LL」のNEWが出たタイミングで買い替えたのでした。
メタリックブルーとは言ってもメタリックなのは外側だけで、パカッと開くと“スモークダークブルー”といった色合いでしたね。これはかなり気に入っていました。
実は買う前は「LLってデカ過ぎるんじゃ……?」と心配をしていたのですが、買ってみてすぐにそんな心配は杞憂だと分かりました。いや、これくらいがちょうど良い!なんたって画面がでかい!見やすい!
通常の「3DS」の画面はやっぱりちょっと小さかったですね。タッチするにしても指だと変なとこが反応しちゃったり、とか。
まぁ結局は「LL」でもモンハンばっかりやっていたんですけどね(笑)。
そして使われないアノ機能……
こんな感じでよく遊んでいた3DSではあるのですが……実は最初からある“アノ機能”はほぼ使いませんでした。というより、ゲームでは全く使っていません。もう皆さんお分かりですね。
そう、「3D映像」機能です。
いやこれね……使わないですよ。たぶんほとんどの人が使ってないんじゃないかな~。ハードの名前が「3DS」なのに、ですよ。アイデンティティが失われていますよね。
買ってすぐだとか、たま~に使って
「お~なんか立体に見える。面白い面白い!……さ、戻そ」
こんな感じでしたよ。
この機能はほんとに要りませんでしたよ、任天堂さん。後々、「2DS」なんていうものまで出ましたしね。
まぁ任天堂も全部が全部うまくはいかないですよね。Switchのジャイロ機能だって、「スプラトゥーン」が無かったらほぼ“いらない子”だったんじゃないかな。
画面をタッチして操作するのは画期的だった
今でこそ携帯電話はスマホが主流となり、画面を指やペンでタッチして操作するデバイスというのは当たり前のようになってきました。ですが「3DS」、さらに言えばその前の「DS」の時点ではけっこう画期的だったのです。
最初は「せいぜいあのタッチ機能を使うのは一部のゲームだけで、普通のアクションゲームなんかでは操作の途中でいちいちタッチするようなことはしないだろう」なんて思っていたのですが、モンハンなどやっていてもしょっちゅうあの画面をタッチしていましたね。
ゲームを遊びやすくするよう、よく考えられていたと思います。
今、壊してしまうと……
まぁ今3DSで遊んでいる人はほとんどいないとは思うのですが、もし故障してしまった場合はどうなるのでしょうか。
今現在、任天堂では3DS系の修理はほぼ受け付けておりません(※一部受け付けているものも部品が無くなり次第終了)。
もし壊れてしまって直したい場合は、公式以外の修理業者に頼むしかないのです。あとは新しいものに買い替えるか。どちらにしても持っているものは大事に使いたいですね。
今はSwitch一つでモニターに映して遊ぶことも、携帯機として遊ぶことも、両方できるようになりました。それはそれで良いハードなのですが、やはり純粋な携帯型のゲーム機としては3DSの存在はかなり大きかったと思います。
今後任天堂から携帯型のゲーム機が発売されるかどうかは分かりませんが、数ある携帯ゲーム機の中でもいち時代を築いた「3DS」は、これからも遊んだ人の記憶に残り続けていくでしょうね。