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「ヒーローの日」 日本のヒーロー像などについて
本日1月16日は「ヒ(1)ーロ(6)ーの日」。そう、例によって日付の語呂合わせによる記念日です。ちなみに「ヒーローの日」があるなら「ヒロインの日」もあるのか?と思い調べてみたのですが、特にそんなような日は作られていないようなので、男女同じに今日が「ヒーロー・ヒロインの日」ということなのかもしれません。
こちらは株式会社電通が制定、2018年に日本記念日協会に認定されたそうです。まだ全然新しいですね。ちょうどその頃というと「スパイダーマン」や「アイアンマン」などのアメコミヒーローが「アベンジャーズ」として日本人にもより広く浸透し始めていた頃かと思います。電通が関わっているということから考えても、映画などの宣伝にも良いからという理由で制定されたような気がしますね。
実際今日のツイッターを見てみると、マーベル・スタジオやUSJなどがアメコミヒーロー関連についてツイートをしているのが見受けられました。
日本でいうと最近では「ご当地ヒーロー」というのが一般化してきており、だいたい各県に少なくとも1体もしくは1グループのヒーローがいるくらいになってますね。公認・非公認も合わせると「〇〇市のヒーローはこれ」「これが〇〇町のヒーロー」というくらいかなり細かいところまで設定されている県もあるようです。
ご当地ヒーロー「シージェッター海斗」が絵馬奉納 石ノ森萬画館来場者が夢や目標記す(河北新報)#Yahooニュースhttps://t.co/IQkI5470gh
— 雨風 (@amekaze2010) January 15, 2023
アニメや漫画の主人公もいわゆる「ヒーロー」なわけですが、日本人にとってみるとあまり「ヒーロー」という呼び方はピンとこないですよね。これは日本の漫画作品で取り扱っているジャンルが多種多様に渡っている影響かなと思います。
必ずしも正義の味方が悪者を倒すというストーリーのものばかりではなく、学園ものもあればスポーツものあり、山やキャンプを題材にするものもあれば、学生がなんとなく生きているようなものがそのまま漫画になっているものまである。そこまでになってしまうと「ヒーロー」感のない主人公というのもたくさん生まれてきますからね。
日本人にとっての「ヒーロー」のイメージは、やっぱり戦隊ものや「ウルトラマン」など、特撮系の作品に強くあるのではないかと思います。僕自身は子供の頃のものしか記憶にないのですが、2022年も戦隊ものや仮面ライダー作品はあったようですね。
なんとなく「アメコミヒーローなら大人向け」「仮面ライダーや戦隊ものなら子供向け(一部の大人には需要がある面もありますが…)」のような分け方ができてしまっているのが気になります。日本のヒーローが「大人が見るものに耐えるものではない」と言われている感じで「えぇ……」となってしまいますね。
日本のヒーローはあえて子供向けに作られているのであって、本気で作ればアメコミに負けるものではない!というようなところもぜひ日本の特撮業界に見せてほしいなと思う、そんな「ヒーローの日」でした。
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