『ガンプラ』生産強化の方針はガンプラ不足の光となるか
「ガンプラ(ガンダムのプラモデル)が買えない」
そんな声が普通に聞かれるようになって1年くらい経ったでしょうか。
当初は「巣ごもり需要で…」とか「海外需要が増えてそっちへ流しているんじゃ…」なんていう意見もあったのですが、結局のところ問題の大部分を占めているのは“転売”のようです。
昨年だけでも、転売による問題や店側のいろんな対応などがかなりの数報じられてきました。もうこれガンプラだけの問題でも無いと思うんですけどね。
まぁ転売のことについてはまたいずれ機会があれば書くとして……今回はガンプラです。
先日、バンダイナムコホールディングスから「ガンプラの生産体制を強化する」ということが発表されました。
また、直接ガンプラに関わるかどうかは分かりませんが、バンダイホビーセンターのある静岡県では、製造業に関する求人が増えてきているようです。
結果が出てくるのはまだまだこれからでしょうけれど、ガンプラの生産が増えて欲しい人にちゃんと行き渡るようになってくると良いですね。
玩具店、模型店などのガンプラコーナーも以前と比べるとかなり縮小してしまっているようです。たまにSNSなどでガラガラになった棚の写真が出ていますが、ああいうの見ると寂しくなりますね。
「売れるから無い」とも言えるのですが、買っているのは主に“転売ヤー”と呼ばれる人なんですよね。ガンダムが好きな人、ガンプラを作りたい人が買えているわけではないんです。
なんとか以前のような“正常な”状況に戻ってほしいものです。
現在のガンプラ事情については、以下の動画の方が丁寧にまとめられていると感じました。もしご興味がおありでしたら視聴してみてください。
サムネだと転売のことだけ言っているように見えますが、世界市場などにも目を向けてしっかりと考察されていると思います。
僕はしょっちゅうガンプラを作るようなことは無いのですが、一ガンダムファンとして、この「ガンプラ買えない問題」はいつも気になっておりました。
今後も動向は見ていきたいと思います。
それでは、また。