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サインの内部的な分け方

一つの星座は30度あるので、同じ星座に惑星があってもやはり度数によってある程度の差が出ます。その特質を使ったものが12区分帯(ドデカテモリィ)で、30度を12で割って、2.5度ずつにサインを分割してそれぞれに特徴を持たせたものです。
一つのサインの初期の度数(ひとけた)だと幼児的な段階なので、サインの力が純粋というか、新鮮で衝動的な面があります。ところが、27度以降ぐらいになるともう、次のサインの影響を受けるのは、自分のサインからは抜けだそうとしたり、飽きているということが根本にあります。また、前半の15度ではサインの性質を身につけると言うことに集中していますが、後半の15度はサインの性質を使うことに興味が移行します。人間の人生でも中年期に当たる時期は最も「働き盛り」と言われる時期であり、度数で言えば20度~25度ぐらいを指します。尚、15度という真ん中の度数は、対極サインの星座の影響を、ドデカテモリィで受けますから、たとえば蟹座15度の太陽だと、内輪で盛り上がりたいのに、対極の山羊座の影響を受けますので、社会性やビジネスに興味を持ちたがり、負荷が過剰になるためにサインの力が一旦落ち込むと言われています。ですからこの付近に度数を持つ惑星は、そのサインらしさが損なわれますので、複雑な出方をします。

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