関係宮(3・7・11宮)の最初の宮にあたり、双子座のナチュラルハウスであるところから、
知性、コミュニケーション能力、兄弟姉妹、近所、近距離旅行、通信、初等教育などを示します。一般的に奇数の宮は外に向かい、偶数の宮は内に向かいます。
つまり、1宮はアセンダントつまり、「個」の主張の場所ですが、2宮では肉体を所有物として捉えますので、幼児は自分自身の手や足、顔などを「もの」として捉えるのが2宮ですが、それを外界にどのように適応させるかということを学ぶのが3宮なのです。2宮で「いい声」を持っている子が、「声を出して歌う」という表現を外界に向けることで「楽しい」と感じることができますので、それが3宮なのです。純粋な好奇心によって成り立つ行動で、非常に幼いものです。対極の9宮における「何のためにそうするのか」といった哲学はまだないため、ある意味無謀で軽薄な行動になってしまう恐れがあります。
子供が何にでも興味を持ち、走り回る姿を思い浮かべるといいでしょう。
インド占星学では、8宮を寿命と捉え、同じ数だけ数えると3宮になりますので、3宮は寿命の「本質」を示す宮だと言われます(その12宮に当たる2宮が「寿命を失う」という意味合いで「死」を誘発する宮にあたります)。その考え方から、3宮は前世の癖やカルマ、才能などを観るのに有効な宮だと言えます。
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